天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

佐野眞一さん・・・

2022年09月29日 18時35分32秒 | 日記
 ノンフィクション作家の佐野眞一さんが去る26日、
 肺がんのために亡くなったとの報道がありました。
 75歳だったとの事です。
 佐野さんと言えば、1997年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した
 「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」が代表作だと思います。
 ご承知かと思いますが、宮本常一は民俗学者です。
 民俗学が好きな僕は、宮本常一の著作を何冊か読んでいます。
 そんな事から、もう何年も前になりますが、この本を読んでいます。
 渋沢敬三は渋沢栄一の孫になります。
 渋沢家の嫡男である父親の篤二が病気の為に廃嫡となり、
 栄一は敬三を後継者に指名します。
 その後、日銀総裁や大蔵大臣なども務めますが、
 一方において民俗学にも造詣が深く、多くの民俗学者の研究を支援していました。
 「旅する巨人」は、宮本の足跡を辿りながら、
 二人の民俗学への傾倒を描いたものだったと思います。
 佐野さんは、他にも宮本常一を主題とした作品があります。

 佐野さんの著作では、もう一つ「東電OL殺人事件」が印象に残っています。
 1997年(平成9年)3月9日、東京電力のエリート社員の女性が、
 渋谷区円山町にあるアパートで殺害された事件です。
 この女性は、昼間は東電のエリート社員として働き、
 夜は円山町で娼婦となっていた事からセンセーショナルな話題になりました。
 この事件は、ネパール人男性が逮捕され、
 一審で無罪でしたが、二審で有罪となり、
 2003年10月に最高裁で有罪が確定し、無期懲役となって服役しました。
 2005年3月、このネパール人男性は再審請求を行い、
 DNA鑑定などで無罪となり釈放されました。
 したがって、東電OL殺人事件は未解決事件となっています。

 佐野さんは2000年に「東電OL殺人事件」を著し、
 冤罪の可能性を強く指摘していました。
 その後、佐野さんは2001年に「東電OL殺人症候群」を著し、
 その後の状況を綴っています。

 僕は両方を読みましたが、佐野さんの筆致は、
 情熱的と言うか、情緒的と言うか、
 ルポルタージュとしてはどうかなぁと言う感じがしました。
 しかし、この作品が、ネパール人男性の無罪に大きな力になったようで、
 彼は佐野さんを神様と呼んでいたとの事です。

 佐野さんと言うと、他人の作品からの盗用が多いと言われていました。
 その状況を指摘したネットの記事を読むと、
 佐野さんは著作権そのものの観念が乏しかったのかとも思いました。

 丹念な調査を行って著していた事は間違いありませんが、
 創作の対象について感情移入が強かったルポライターだったような気がします。

 なお、明日は所用により、日記などを休ませて頂きますので、
 お含み置き下さい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京オリンピック・・・

2022年09月28日 20時39分32秒 | 日記
 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、
 東京地検特捜部は、大会組織委員会理事だった高橋治之容疑者が
 大手広告会社「大広」側から賄賂を受け取っていた疑いが強まったとして、
 受託収賄容疑で再逮捕しました。
 こうした罪を小出しにして何度も逮捕を繰り返し、
 長期の拘禁を行う事は、人権問題となっています。
 カルロス・ゴーン被告の事件の際も
 国際的な基準に合致していないとの批判がありましたが、
 地検特捜部はどこ吹く風なのでしょうか。

 それは、ともかくとして、高橋容疑者は、
 スポンサー選定などで便宜を図った謝礼などとして、
 紳士服大手「AOKIホールディングス」側から5100万円を、
 深見容疑者と共謀して出版大手「KADOKAWA」側から
 計約7600万円を受け取ったとされています。
 実際に有罪かどうかは裁判所が判断する事ですが、
 贈収賄事件の場合、職務権限など微妙な点がありますので、
 必ずしも犯罪とされるかどうかは分からないような気がします。

 しかし、金銭の授受があった事は間違いないような気がします。
 関係する子会社にコンサルタント料として支払われていたようです。
 コンサルタント料と言うと思い出すのが
 東京オリンピックの招致を巡り、フランス当局が
 招致委員会の理事長だった日本オリンピック委員会竹田恒和会長の
 訴追に向けた手続きに入ったと報じられたのは2年前ですが、
 その結果は、まだ出ていません。
 しかし、この時も、よく分からない会社にコンサルタント料として、
 約2億3千万円が支払われています。
 東京オリンピックは、コンサルタント料の名目で
 得体の知れない札束が飛び交ったオリンピックだったような感じがしています。

 昨日の安倍晋三の国葬で、
 どなたかが、東京オリンピックを1年延期したのは、
 安倍晋三の英断だったと言う趣旨の発言をしていましたが、
 果たしてどうなのでしょうか?
 オリンピックの中止は、コンサルタント料を受け取ってしまった高橋容疑者には
 絶対に避けたかった事だったような気がします。
 そのため、高橋容疑者の出身母体である電通などを通じて、
 延期を働きかけたのではないかと思いますが、どうでしょうか?
 多くの中止は困る人たちがいた事は確かだと思います。

 今回の大広の発覚で捜査は終わりなのでしょうか?
 それとも更に広がるのか、あるいは政界への捜査もあるのでしょうか?
 ともかく、やはり東京オリンピックは大失敗でしたし、
 札幌オリンピックなどは、もっての外と言う感じがしています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国葬・・・

2022年09月27日 18時34分28秒 | 日記
 今日、午後2時から安倍晋三の国葬が行われました。
 世論調査では、国葬に反対する人が過半数を示していましたが、
 岸田総理としては、一度決めた事を撤回は出来なかったのでしょう。
 強行する形になった感じがしています。

 今日は、午前中用事がありましたが、昼過ぎには家に戻りました。
 特に用事があった訳でもないので、
 午後2時少し前からの放送を見ていました。
 反対する方の中には、目が汚れるから見ないと言う人もいるかも知れませんが、
 ともかく、どんなものか、ある意味あらさがしをしたいとの思いもありました。

 国葬全体を見ていて、冗長だなぁとの感じがしました。
 岸田総理の式辞もそんな感じで空疎な気がしました。
 参列者が個々に献花する流れになっていましたが、
 午後5時を過ぎても終わらなかったようで、
 最後の方の参列者は退屈だったのではないかと思いました。

 国葬の始まる前、遺骨が防衛省に行きました。
 何故防衛省だけに行ったのか、納得がいきませんでした。
 確かに、安倍晋三は遅れてきた軍国少年のような感じがしましたし、
 これまでの日本の防衛秩序を破って来ました。
 この事は、防衛省の制服組の意向でもあったのでしょうから、
 防衛省に行くのも分からないでもありませんが、
 総理大臣の職は、防衛だけが任務ではありませんから、違和感がありました。
 それでなくても、国葬の会場では自衛隊の儀仗隊が遺骨の移動などを行い、
 何で、ここまで自衛隊が出るのかとの思いがしました。
 式典には軍服が良いとの思いなのかも知れませんが、
 その割に服装がダサかったですね。
 先日のエリザベス2世の国葬の
 イギリス軍人の鮮やかな服装と比べ物がありませんでした。

 葬儀の初めの方で、安倍晋三の生涯を振り返る映像が流れました。
 NHKの放送では、再三この映像は政府が作成したと言っていました。
 政府が制作したものですから、
 安倍晋三礼賛の映像になるのは止むを得ないのかも知れませんが、
 では、その映像を誰が所有していたのかは気になりました。
 多分、NHKが元の映像を提供し、編集にも係わったのではないかと思いました。
 まぁ国営放送と言えば国営放送ではありますが。

 葬儀会場には、メインとなる幅広い通路がありました。
 ところが、この通路は会場の入り口と直線で結ばれている訳ではなく、
 会場に入って直角に曲がって入るような構造になっていた感じでした。
 このため、安倍晋三の遺骨は出席者の裏側を通り
 カメラの足元を通ったように見えました。
 その後の意味不明の儀仗隊の一行も同様だったと思います。
 他に会場の設営が出来なかったのでしょうか?

 この他、色々言いたい事はありますが、
 国葬そのものは、一言で言ってしまうと、お粗末な感じがしました。
 これで2億円余りの経費が掛かったのかとの思いです。

 NHKの放送は、岩田明子さんが出てきたら見るのを止めようと思ったのですが、
 さすがに出しませんでしたね。
 反対の人にもそれなりの配慮をしたように感じました。
 民放も時々見ていました。
 CMを入れていましたが、それで良かった感じはしました。

 弔問外交を盛んに岸田総理は口にしていましたが、
 G7の首脳は誰も出席せず、首脳が出席したのは僅かな国でした。
 弔問外交は、葬儀に行ったらたまたま行き会ったので
 話をしたと言うもののような気がしています。
 初めから目的とするものではないような気がしますが、どうなのでしょう?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大谷(おおや)・・・

2022年09月26日 17時34分36秒 | 日記
 昨日は、台風一過で良い天気になりました。
 事前の予報では天気が悪かったのですが、
 青空が広がって爽やかな一日になりました。
 東京から墓参りに来てくれた人がいて、次男も来たので、
 3人で墓参りに行きました。
 お昼は何が良いか幾つか候補を挙げたのですが、
 結局はステーキ宮になりました。

 ステーキ宮は、1975年に宇都宮で創業したステーキハウスです。
 当初の1号店は栃木県庁の前にありました。
 「宮のたれ」と呼ばれる独自の和風ソースが人気の秘訣となり、
 1980年代から1990年代にかけて着々と店舗数を増やしましたが、
 2000年代初頭にあったBSE騒動を期に苦境に陥り、
 2006年にはコロワイドの傘下となって経営の立て直しを図りました。
 2019年12月現在では、愛知県に本社を置く株式会社アトムによって
 全国に144店舗で運営されているとの事ですが、
 宇都宮の住人にとっては馴染のあるステーキハウスです。

 食事をしている時に、東京から来た人が大谷に行った事がないと言うので、
 大谷を案内して来ました。
 僕も行くのは久しぶりです。
 大谷は大谷石で有名な石の産地です。
 大谷石は、古墳時代から石室などで使用されて来ました。
 1922年、フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルに大谷石が使用され、
 耐火性に優れているので有名になりました。
 第二次世界大戦中、大谷石地下採掘場の広大な空間は、
 陸軍糧秣廠・被服廠、航空機の組み立てなどに利用されていました。
 大谷石は、風雨に晒される野外では劣化が早い事などから、
 第二次世界大戦後はコンクリートに押され、斜陽産業となりました。
 1989年2月に昔の採掘場の跡地の地下空間が陥没する事故が起きています。
 現在は、厚さ2cm程度に薄くスライスする技術が開発されたほか、
 見た目の美しさが再評価されていて、
 宇都宮市では、石の里として観光の再開発を行っています。
 そのメイン施設が大谷資料館で、1979年3月にオープンされ、
 地下採掘場が公開されています。
 他には余りない地下空間で、僕は一見の価値があると思っています。
 また多くの映画などのロケ地にもなっています。

 昨日は、その大谷資料館から、
 弘法大師が彫ったとの伝承のある、大谷寺の磨崖仏を見て、
 更に戦後彫られた高さ27mの平和観音などを見て帰って来ました。
 家に着いたのが、夕方遅くなり、疲れてしまった事もあって、
 日記などを書く気力がなく、休ませて頂きました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恩師の言葉・・・

2022年09月24日 18時55分48秒 | 日記
 昨日発生した台風15号は、早くも温帯低気圧に変わりましたが、
 宇都宮は、朝から強い雨が降り続き、
 昼頃からは更に強くなって、雷も鳴り出しました。
 宇都宮市は大雨の警戒レベル3との事で、
 市の北部の方では避難指示が出たようです。
 携帯が五月蠅く鳴りましたし、テレビでも赤い文字が出ていました。
 僕の家の周囲は特に問題なく過ごしました。
 午後3時頃には雨は上がりました。

 少し前の事ですが、僕の恩師の訃報が新聞に載っていました。
 僕が高校の1年の時の担任の先生でした。
 現代国語の先生で、色黒で太っていましたので、酢豚とのニックネームでした。
 多分、先輩から伝わったニックネームだったと思います。
 高校卒業後、同窓会などで何度かお目に掛かった事がありますし、
 街中で行き会った事もありました。

 その先生の言葉で、特に印象に残っている言葉があります。
 多分、入学式終了後のホームルームだったと思うのですが、
 「愛情の深さは、接触の頻度に比例し、距離に反比例する」との言葉でした。
 男女共学だった中学を卒業し、泣く泣く男ばかりの高校に入ったばかりでしたので、
 「愛情」とか「接触」などの言葉に敏感に反応してしまいました。
 女の子がいないのに、どうやって接触するのだと思った覚えがあります。
 先生は、人間関係の築き方としておっしゃったのでしょうが、
 思春期だった僕には、男女の話としてきり理解できませんでした。
 当時の先生の年齢は30代後半で、
 教師としては脂が乗っていた頃だったと思います。
 多分、何か熱い思いで、そのように語られたのではないかと思います。

 その後、その先生が僕の母校に赴任する前、
 女子高にいて、そこの教え子と結婚したとの噂を聞きました。
 当時、その高校には他にも教え子と結婚したとの噂がある先生がいましたので、
 あり得る話かとは思ったのですが、
 その恩師はモテるような顔立ちではなかったので、不思議な感じもしました。
 あるいは接触の頻度を上げたのかなぁとも思ったのですが。

 とにかく印象に残る言葉でしたから、
 その後女性と付き合う時には、
 距離を置かず、なるべくマメに会うように心がけましたが、
 どうも余り成果が上がらずにここまで来てしまいました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風呂・・・

2022年09月23日 19時18分36秒 | 日記
 我が家の改修工事はまだ終わっていません。
 しかし、現段階で、建物の内部はだいぶ出来て来ました。
 外回りでコンクリートを打つ部分があるのですが、
 ここのところの天候不順で、出来ないでいます。
 いつになったら打てるのか、お天気次第という事になっています
 建物の内部も、まだ建具の取り付けや塗装などが残っているようですが、
 電気工事は終わり、給排水設備の工事も概ね終わったようです。

 そのため、ようやく風呂に入れるようになりました。
 以前の風呂は、FRP(繊維強化プラスチック)の浴槽で、
 床などはタイル張りでした。
 FRPの浴槽はかなりの重量があり、
 解体工事の時は、浴室から出すのが大変でした。
 今回、浴室はユニットバスにしました。
 ユニットバスは、工場などで予め成型される浴室のことです。
 今の浴室はユニットバスが多いようです。
 しばらく前に東京のメーカーのショールームで見て来ましたが、
 色々なオプションを付けられて便利になっていて感心しました。

 今月の上旬、メーカーから素材が届き、
 職人さん1人で、2日ほどで組み立ててしまいました。
 浴槽も僕が持ち上げられるほど軽いのに驚きました。
 組み立てた職人さんは埼玉県から来たとの事で、
 ビジネスホテルに1泊したと言っていました。
 折角、宇都宮に来たのだから餃子を食べたいと言うので、
 何カ所か教えてあげました。

 浴室関係の給排水設備の工事や電気工事が終わったので、
 昨夜から風呂に入れるようになりました。
 工務店の工程で配慮してくれたのかも知れません。

 新しい風呂は、以前と比べて明るくなりました。
 僕の醜い身体では恥ずかしい感じがしない訳でもありませんが、
 他に見る人もいないので、構わないです。
 浴室の内部にベンチが付いています。
 身体を洗浄する椅子は、これまで不安定で座ったり立ったりが不安定でしたが、
 安心な感じがしました。
 床はとても弾力性があり、滑り止めのような小さな突起が一面に付いています。
 これならば、転倒した時に大丈夫そうですし、
 冬なども冷たいタイルでなくて助かりそうです。

 そのような次第で、
 何回かお世話になったグランドスパに行かなくても済むようになりました。
 桧の風呂や露天風呂は気に入ってしまいました。
 とは言え、わざわざ車に乗って出掛けるのも面倒な気がしています。
 たまに気が向いた時に行く事にしようかと思っています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋彼岸・・・

2022年09月21日 19時16分08秒 | 日記
 一昨夜、宇都宮を台風14号が通過しました。
 夜、暑くて目が覚めた覚えがあります。
 昨日の朝も暑かったので、コーヒーをアイスにしました。
 ところが午後になって急に気温が下がりました。
 半袖のTシャツに半ズボンでいたのですが、
 長袖を引っ張り出して着ました。
 昨日は彼岸の入りでしたから、
 正に暑さ寒さも彼岸までだと思いました。

 お彼岸になったので、今日墓参りをしてきました。
 中日は霊園が混みますし、今年は天気が悪いとの予報です。
 弟も完全に退職したので、時間にゆとりがあります。
 そんな事から、今日行ってしまおうと言う事になりました。
 同じように考える人が多いのでしょう。
 霊園には結構人がいましたが、やはり高齢者が多い感じでした。
 高齢者マークの付いた車を何台も見ました。

 今日は朝から晴れました。
 台風一過と言いますが、そんな感じで久しぶりに青空が見られました。
 霊園の中は、台風で折れた木が道路に落ちていましたが、
 空気が綺麗な感じで、とても気持ちが良かったです。

 彼岸は、浄土思想でいう「極楽浄土」が西方にあり、
 1年の内で2度、昼と夜との長さが同じになる春分と秋分は、
 太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、
 遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりとの事です。
 それがやがて、祖先供養の行事へと趣旨が変わって定着しました。
 しかし、彼岸の行事はインドや中国の仏教にはないことから、
 日本独自のものとの事です。
 民俗学では、元は日本古来の土俗的な太陽信仰や祖霊信仰が
 起源だろうと推定されています。

 日本で初めて仏教行事としての彼岸会が行われたのは、
 806年(延暦25年)との事です。
 『日本後紀』に、
 「毎年春分と秋分を中心とした前後7日間、
 「金剛般若波羅蜜多経」を早良親王のために転読させた」とあります。
 早良親王(さわらしんのう)は、桓武天皇の同母弟で、
 皇太弟に立てられましたが、
 藤原種継の暗殺に関与した罪により廃され、絶食して没した人物です。
 その怨念を鎮めるために命じられたもので、
 これを命じた太政官符では以後恒例とするようにしていて、
 後に彼岸会になったとの事です。

 なお、明日も所用により、日記などを休ませて頂きますので、
 お含み置き下さい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHKのニュース・・・

2022年09月20日 18時48分14秒 | 日記
 昨日の日本時間午後7時、現地時間の午前11時、
 イギリスのエリザベス2世の国葬が行われました。
 NHKはBS1で、午後6時からエリザベス2世の国葬の生中継をやっていましたが、
 時間が丁度合ったと言う事もあったのでしょうか、
 NHKのニュースで、それなりに取り上げるのは止むを得ないかと思いました。
 ニュースの放送枠を45分延長していたのは、
 台風14号のニュースと合わせて報じるためで、
 両方報道するのだろうと思っていました。
 ところが、エリザベス2世の国葬がメインで、
 台風関連のニュースは付けたしのような感じがしました。
 正確に放送時間を計った訳ではありませんが。
 気象庁が「かつて経験したことのない危険が迫っている」と呼びかけた
 台風14号が、日本列島に上陸中でしたので、どうなのかと思いました。

 何故BSで放送しながら、地上波でも放送するのか分かりませんでした。
 しかも、エリザベス2世の過去の映像なども放送していましたし、
 イギリス支局の支局長なる人物が、
 葬儀の行われていたウエストミンスター寺院の外の様子を報じるに至って、
 これは不要不急の放送なのではないかと思いました。
 少なくとも台風関連ニュースに優先させるべきものなのかと思いました。

 どうも、NHKはエリザベス2世の国葬で、はしゃぎ過ぎたように感じました。
 総合テレビでは、ニュースの後、僕は観ませんでしたが、
 『生中継 エリザベス女王国葬~愛された96年の生涯~』を放送しています。
 更に、『ニュースウオッチ9』でも国葬の様子などを伝えたようです。
 
 確かに、ウエストミンスター寺院での葬儀は一見の価値のあるものと思います。
 テレビでエリザベス2世を追悼したいと言う人もいたかも知れません。
 しかし、ニュースの時間枠の中で、
 台風関連のニュースに優先させるものではないような気がしました。
 台風14号の勢力が衰えていたと言うのもあるかも知れませんが、
 ニュースの時間割は、台風の勢力とは関係なしに決められているようにも感じました。

 何故、こんなにエリザベス2世の国葬を取り上げるのか気になりました。
 NHKが政権に忖度している事は、以前から指摘されている事です。
 国葬と言うと、1週間後には安倍晋三の国葬があります。
 NHKは午後1時40分~同3時半に
 『「ニュース 安倍元首相 国葬」関連』として放送予定のようです。
 多分その他の時間帯のニュースでも取り上げるのでしょう。
 安倍晋三の過去の映像を使ったり関係者を出演させて、
 賞賛するような内容にするための下準備なのではないかと思いましたが、
 下衆の勘繰りが過ぎるでしょうか?
 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風14号・・・

2022年09月19日 19時19分44秒 | 日記
 昨夜、鹿児島県に上陸した台風14号は、
 上陸の際の気圧が935ヘクトパスカルで、
 過去4位、2000年以降では最も低い気圧だったとの事です。
 台風は、そのまま北上して九州を縦断し、
 福岡県から山口県に進み、中国地方の日本海沿いを進んでいるようです。
 台風の進行方向の右側は、風雨が激しいと言いますが、
 九州地方では、台風が入って抜けた鹿児島県と福岡県の外、
 宮崎県と大分県の被害が大きかったような感じがします。

 宇都宮では、今朝起きた時に蒸し暑い感じがしました。
 その後晴れ上がって青空が見えました。
 雨の降る前に買い物をしておこうと思って出掛けました。
 帰って来てすぐに雲が出て来て激しい雨が降りました。
 その後、雨が上がり曇りのままでしたが、
 夕方になって風が強くなって来ました。
 台風の強風域に入ったのかも知れません。

 台風は、この後明日の午前3時には、
 新潟県柏崎市の西40kmの地点に進む予報です。
 大型な台風だからなのでしょうか?
 直接進路に当たらない地域でも線状降水帯が発生するとの予報で、
 ほとんどの地域が影響を受ける事になる感じです。
 大きな被害が出なければ良いがと思っています。

 宇都宮に最も近付くのは、明け方近くのような感じです。
 宇都宮は、台風の進路の右側になります。
 台風はスピードを上げるとの事なので、
 それほどの風雨にはならないのではないかと思っていますが、
 果たしてどうなるでしょうか?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボーっと・・・

2022年09月18日 19時36分58秒 | 日記
 家の改修工事は、以前にも書きましたが大工さんがコロナに罹ってしまい、
 1週間ほど当初の予定よりは遅れていますが、
 その後は順調に進んでいます。
 大した工事ではないと思っていたのですが、
 多くの業種の職人さんが出入りしています。
 それだけ専門的な工事になっているのかも知れませんし、
 分業化が進んでいるのかも知れません。

 そのような次第で、工事が始まってから毎日何人かの職人さんが来ています。
 我が家は、1994年に全面的に建て替えました。
 あの時は住んでいる訳にもいかず、一旦近くに引っ越していました。
 もちろん、時々は現場を見に来ていましたが、
 勤めていた事もあり、そんなに頻繁に来ていた訳ではないので、
 工事の詳細は分かりませんでした。
 今回は、中心は1階部分なので、リビングなどのある2階で生活しています。
 風呂がなくて、洗濯機も外してありますので、
 風呂は1日置き位にグランドスパに行っていますし、
 洗濯は1週間に1度位コインランドリーに行っています。

 生活に変化があったのはそれくらいなのですが、
 ここのところ何となく疲れた感じがしていました。
 何故かと考えていて、
 これまで、一人で気を遣わずに過ごして来ましたが、
 職人さんの出入りがありますので、それが原因ではないかと思いました。
 工事が始まってから、大工さんのコロナ問題で少し進みが遅かったですが、
 大工さんが出て来てから本格稼働して、絶えず家の中で音がしています。
 もちろん夜は作業がある訳でもないのですが、
 毎日落ち着かない感じがしていました。
 先週の日曜日は、休みかと思ったら、電気屋さんが半日工事に来てくれました。

 今日と明日は、工事が入らない事になっています。
 ようやく静かな日が戻って来た感じがしました。
 やる事はまだ沢山ありますし、処分しないといけない物もあります。
 とは言え、急ぐ必要もないので、
 午前中買い物に出た他は、1日ボーっとしていました。

 大型で非常に強い台風14号は、九州を縦断しそうな予報です。
 これに伴い、鹿児島県や宮崎県、特別警報が出るほどの雨が降っていて、
 風もかなり強い感じです。
 台風の進路の地域では、既に避難されている方もいるでしょうし、
 怖い思いをされている方も多いかと思います。
 そうした方には申し訳ない感じもしますが。
 宇都宮は、お昼頃から雨が降っています。
 時々雨脚が強くなり、雷も少し鳴りました。
 こちらは、明後日がピークになりそうです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする