天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

最上川・・・

2020年07月31日 18時37分20秒 | 日記
 芭蕉は、奥の細道の途中、大石田で行われた句会で、
 「五月雨を 集て涼し 最上川」の句を詠み、
 これを「五月雨を 集めて早し 最上川」に直しています。
 「涼し」から「早し」と一語直しただけで、
 最上川の荒々しさが表されているように感じます。

 その最上川で、6月28日から29日にかけての大雨で、
 大石田町などで、4か所の氾濫が起こり、甚大な被害を出しています。
 被害に遭われた方は大変だろうと思います。
 幸い人命にかかわる被害は出ていないようですが、
 それは適切な避難誘導などが行われたからなのでしょう。

 最近、梅雨末期には大雨が降り、大きな被害が出る事が多くなっています。
 今年は、九州の熊本県を中心に、大きな被害が出ましたが、
 2回も甚大な被害が出るのも珍しいような気がします。

 35年以上前に最上川下りの船に乗った事があります。
 丁度、朝の連続テレビドラマの「おしん」が放送されていた頃です。
 3月でしたので、雪解けの水が多くて、船がかなり揺れた覚えがあります。
 その時、荒々しい川だと思いました。

 昨年6月、山形県の庄内町にある清河八郎記念館に行きました。
 庄内町は、氾濫が起きた地点からは下流になりますが、
 列車の中から、雄大な最上川の流れを見ました。
 最上川は、古から明治時代にかけ、経済と文化の大動脈でした。
 荘内藩は藩境に5つの番所を設置していましたが、
 最上川の清川口の番所では、往来する船の監視を行っていました。
 芭蕉が船下りをして上陸したのもこの辺です。
 この番所が復元されていますが、時間がなかったので見学はしませんでしたが。

 大石田出身の日本画家で小松均がいます。
 1928年(昭和2年)から京都近郊の大原に住み、
 大原の風景を題材にした作品を多数残して「大原の画仙」と呼ばれていました。
 1989年に亡くなっていますが、1969年(昭和44年)からは
 故郷の最上川を題材とした作品を数多く残しました。
 「雪の最上川」や「栗の花咲く最上川」などの作品があり、
 雄大な最上川を繊細に描いていて、
 最初に観たのは、もう40年近く前ですが感動した覚えがあります。
 その後、余り小松の作品を観る機会がないので、
 改めて観ると別の感想があるかも知れませんが。

 最上川と聞いて思い出す事を書いてみました。
 日本の多くの河川の中では、親しみを感じている川の1つです。
 被災された方の生活が、一日も早く取り戻せる事を祈っております。

 明日と明後日、所用により日記などを休ませて頂きます。
 お含み置き下さい。
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無策・・・

2020年07月30日 19時38分46秒 | 日記
 新型コロナウイルの感染拡大の勢いが止まりません。
 全国で唯一、新型コロナウイルスの感染者が確認されていなかった岩手県で
 昨日、初めて2人の感染者が確認されました。
 全国の1日の感染確認も初めて1千人を超え、1264人になったと報じられています。
 大阪、愛知、福岡、京都、沖縄、岐阜、三重、栃木、徳島の
 9府県で過去最多を更新しています。
 ちなみに、栃木県は16人でした。

 そして、東京都では、今日は366人の感染が確認されたとの事です。
 東京都では、毎週木曜日に感染者数が大幅に増える傾向があるようです。
 PCR検査の検体採取から感染確認まで、3日程度かかっているとの事で、
 週末の休みが明けて医療機関が開き、検査の検体採取が多くなる月曜の分が、
 木曜の発表分に主に反映されるため、木曜日の感染者の数が多くなるようです。
 今日の全国の感染者もこれから集計されるでしょうから、
 今日も最高を記録するかも知れません。

 僕は、さすがにこれだけ感染者が急増している状況では、
 政府は何らかの方針を出すのではないかと思っていました。
 昨日は、GOTOキャンペーン事業の開始時期について、
 新型コロナ感染症対策分科会の尾身会長が、
 政府に対し、判断に時間をかけるよう
 事前に分科会として提言していたことを明らかにしました。
 こうした発言自体が、何らかの動きの前兆かと思ったのですが、
 どうも違ったようです。

 菅義偉官房長官は今日の記者会見で、
 新型コロナウイルスの緊急事態宣言再発令について、
 「現時点で宣言を再び発出して、社会経済活動を全面的に縮小させる状況ではない」と
 述べたと報じられています。
 理由について
 「60歳以上の感染者や重症者が少ないなどの点で、4月の宣言当時とは異なる」と
 説明したとの事で、同時に
 「引き続き状況を注視し、
  効果的な感染防止対策を講じながら社会経済活動と両立を図る」と強調したようです。
 早い話、国は何もしませんと言っているのと同じように感じます。
 この感染者の増加に対して、余りにも無策なのではないかと言う気がします。
 感染拡大に対する政策が思い浮かばないのでしょうか?

 新型コロナウイルス対策に関しては、
 これまでの政府の対応が後手となっているとの指摘が依然からありました。
 今の状況では、今回も後手になるような気がしています。
 根っこにあるのが、GOTOキャンペーンのような気がしますが、どうなのでしょう?

 東京都医師会では、特別措置法の改正が必要だと訴え、国会の開会を要望していますし、
 野党4党も臨時国会の開会を求めています。
 与党側はこうした動きに対し、どのように対応するでしょうか?

 ともかく、国はあてにならない感じですから、
 各都道府県知事に頑張ってもらう以外ないのかも知れません。

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鬼怒川温泉・・・

2020年07月29日 17時31分40秒 | 日記
 昨日は、日光市の鬼怒川温泉の少し先に行って来ました。
 鬼怒川温泉は、以前は藤原町でしたが、合併で日光市になっています。
 鬼怒川温泉と書くと、温泉にでも入って飲んで来たのだろうと思われそうですが、
 そうではなくて、6月に役員を引き受けたある団体の定例の会議でした。
 その団体の事務所が鬼怒川温泉の少し先にあります。
 我が家からだと車で下道を通って1時間10分程度です。
 これから月に1度位は行く事になりそうです。

 本当は、昨日は役員の歓送迎会を行う予定でした。
 新参者の僕が口を出すのも躊躇われますので、黙って聞いていましたが、
 やはり新型コロナウイルスで大騒ぎになっているので、
 騒ぎが収まるまで延期と言う事になりました。
 特に、鬼怒川温泉のラーメン居酒屋がクラスターになりましたので、
 止むを得ないところでしょうね。

 その居酒屋は従業員6人とその同居の家族4人の10名の感染が判明しています。
 最初は80代の従業員の感染が判明し、
 その後濃厚接触者として従業員の検査を実施して判明し、
 さらにその濃厚接触者を検査した結果なのだと思います。
 家族の内の3人は小学生と中学生で、
 通っていた学校は臨時休業の措置を取っています。

 従業員6人の内、50代と80代の2人を除き4人が70代です。
 かなり年齢の高い従業員のいる店だと思いました。
 従業員の年齢が高いのは、鄙びた温泉街の店とのイメージになります。
 そんな事から、どんな店なのだろうと思うのは自然の流れです。
 店名は地元のマスコミでは公表していますので、場所を調べるのは簡単です。
 今日の目的地への道を少し外れるだけで店の前に行けますので、
 会議の前にチョッと店の前を通ってみました。
 意外と大きな店でした。
 1階だけでなく2階もあるような感じで、色々なポスターが貼ってあって、
 流行っている店のような感じもしました。
 地元の方の話によると、その近くで夜開いている店はそこ位だとの事です。
 ネットで調べると、8月一杯は休業すると出ていました。

 最初の方がどのような経過で感染したのかは明らかになっていません。
 従業員の感染が多い事を考えると
 3密を避けるような配慮がされていたかどうかは気になります。
 しかし、その頃日光市では、かなり離れた場所の若い女性の感染者1名でしたから、
 厳密に3密を避ける措置を講じていなくても仕方ないような気もしました。
 あるいは、客として来た観光客が持ち込んだものなのかも知れません。
 お店も被害者なのだろうと思っています。
 ともかく、年齢の高い方が多いので、重症化せずに全快されれば良いと思います。

 ネットで調べた感じでは、餃子も評判が良さそうです。
 上記のように定期的に鬼怒川温泉の近くに行く事になりましたので、
 無事にお店が再開されたら、立ち寄って食べて来ても良いかなと思っています。

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ちぐはぐ・・・

2020年07月27日 17時50分06秒 | 日記
 昨日、西村康稔経済再生担当大臣は記者会見で、
 各企業が社員のテレワーク率7割を目指すよう
 近く経済界に要請する考えを明らかにしました。
 飲み会を含め、大人数の会合を控えるのも求めるとの事です。

 それでいながら、
 東京都を除外したGOTOキャンペーンを改めるつもりはなさそうです。
 仕事は会社に行かずに家でやって、
 空いた時間にはどんどん旅行に行けと言うのですから、ちぐはぐなように感じました。

 テレワークは、中小企業が多い製造や建設現場、流通業界、福祉現場などでは、
 導入する事が難しいのは、既に多くの指摘がある通りです。
 テレワークが出来るのは事務職や営業職などに限るような気がします。
 そして、多くの事務職を抱えるのが、官公庁です。
 果たして、霞が関の各省庁は7割のテレワークを実施するのでしょうか?

 大人数の会合も控えるとの事ですが、
 延期されていた国税庁の集団形式での新任職員研修が、
 埼玉県や大阪府など全国4カ所で再開したとのニュースが一昨日報じられました。
 同庁は感染対策に全力を挙げているとの事ですが、
 研修生からは
 「クラスターが発生する危険を冒してまで、集合で実施する必要があるのか」と
 疑問の声が出ているとの事です。
 国税庁を所管する財務省の麻生大臣は、
 7月16日、ホテルニューオータニで1000人規模の政治資金パーティーを開いています。
 3密を防ぐため、ホテル内で3会場に分散させ、オンライン中継も行い、
 従来の立食を止めて着席に変更し、飲食物も出さなかったとの事ですが、
 トップがそんな事だから、末端組織もそれにならったのでしょうか?

 麻生財務大臣のその上、安倍総理大臣は、
 この4連休、1勤3休だったと報じられています。
 小池都知事は4連休中の不要不急の外出自粛を要請していますので、
 真面目にこれを守ったようです。
 安倍総理は通常国会閉会後、1カ月以上記者会見も開いておらず、
 新規感染者が全国的に増加している深刻な状況についても、説明していません。
 24日に、報道陣の問い掛けに短く答えただけとの事です。
 コロナ対応の個別の説明は、菅義偉官房長官や西村康稔経済再生担当大臣に、
 大混乱の「GOTOキャンペーン」も、赤羽一嘉国交大臣に丸投げ状態です。
 総理が出て来ても、余計イライラするだけなのかも知れませんが、
 国難と自ら言っている事態に対し、前面に出ない事が一番ちぐはぐのような気がします。

 明日は所用により日記等を休ませて頂きます。
 お含み置き下さい。

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犬の卒倒・・・

2020年07月26日 17時27分45秒 | 日記
 同じような事を繰り返し話す人がいます。
 高齢者に多いかも知れませんが、昔の職場にもそんな感じの人がいました。
 もちろん高齢者ではありません。
 そう言う人を、よく犬の卒倒と言っていました。
 意味がお分かりになるでしょうか?
 ワンパターンです。

 少し前の事になりますが、宇都宮市内を流れる田川の堤防の上を歩いていました。
 女性が犬のリードを引いて散歩させていました。
 中型犬位の大きさの犬ですが、少しよろよろした感じでした。
 その前の方に、その女性のご主人らしい、
 小型犬を2匹ほど連れて散歩をしている男性がいました。
 女性の連れた犬が突然倒れ、動かなくなりました。
 犬は、走った後のように、舌を出して息を弾ませているだけで、
 特に痛いとか苦しいとか言う訳でもありませんでした。
 女性が立たせようとしましたが、立ちません。
 その内、気が付いて前を歩いていた男性が戻って来ました。
 女性だけならば、声を掛けますが、その必要もないかと思い、そのまま通り過ぎました。
 その時、これが正に犬の卒倒かと思いました。

 3日ほど前の事です。
 雨の止んでいる間にと思い、やはり田川の河川敷の遊歩道を歩いていました。
 ふと見ると対岸の遊歩道を僕と同じ方向に歩いている女性がいました。
 大体、遊歩道を歩いている女性は僕より年上の方が多いのですが、
 珍しく30代か40代位の感じの女性です。
 手提げ袋のような物を持っているので、買い物の帰りのようにも見えました。
 荷物を持って散歩もないでしょうから、
 遊歩道を普段の通路として使っているのかも知れません。
 遊歩道だと、橋の下を通りますから、交通量の多い道路を渡る必要もありませんし、
 信号のある交差点に回る必要もありません。
 僕と同じ位のスピードでしたが、河川の形状から対岸の方が短くなっています。
 もちろんズット見ていた訳ではありません。
 前方を見ていた時に、アッと言う声が聞こえました。
 歩いていた女性が濡れた所で足を滑らせて転倒したようです。
 僕の気が付いた時には、既に立ち上がっていて、
 ハンカチらしき物でズボンのお尻などを拭いていました。
 本来ならば駆け寄って大丈夫ですかと声を掛けるべきところですが、
 対岸には渡れませんから、どうにもなりません。
 僕の前を歩いていたのならば、何ぞ物語が始まったかも知れないと残念な気がしました。

 昨夜の事です。
 パソコンでチョッと調べものをしていました。
 僕は、掘り炬燵の上にパソコンを置いています。
 もちろん今は炬燵の布団を掛けていません。
 コーヒーを淹れようと思い、立ち上がって歩こうとしました。
 いつもそうしているのですが、
 昨夜はどうした事かパソコンのコードに足を引っかけて転んでしまいました。
 咄嗟に手をつきましたのですが、幸い何ともありませんでした。
 手のつき方によっては、手を痛めることもあります。
 何事もなくて良かったです。

 高齢者の転倒事故は、家の中が多いとの事ですので、
 十分気を付けねばと思いました。

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4連休・・・

2020年07月24日 17時47分29秒 | 日記
 昨日から4連休になっています。
 今日はスポーツの日です。
 東京オリンピックが予定通り行われていたならば、今日が開会式だったからでしょう。
 昨日はその前日なので、特別に海の日になっていました。
 何故開会式前日を休みにしたのか良く分かりません。
 オリンピックが延期になっても、祝日を動かす訳にも行かなかったのでしょう、
 そのまま休日になっています。

 今日の宇都宮の天気は、朝は晴れていましたが、
 お昼前にからは曇って来ました。
 湿度は高かったですが、それほどの蒸し暑さではありませんでした。
 予定通り開会式が行われていたらどうだったろうと考えていました。
 九州地方は、先日の豪雨に続き今日も大雨が降っているようです。
 とても開会式を見るどころではなかったかも知れません。

 我が家の近くに、宇都宮市の名物餃子の店が5軒ほど並んだ餃子通りがあります。
 通りの名称は2年ほど前に、市役所が勝手に付けた名前です。
 近くに住む僕としては、どうも気に入らないのですが、どうしようもありません。
 餃子の店、これまでも3連休となると、長蛇の列が出来ていました。
 昨日今日、やはり多くの人で賑わっていました。
 別に毎日観察している訳ではないのですが、
 家から出掛けると嫌でも目に入ってしまいます。
 漠然とした印象なのですが、若い人が多いように感じました。
 普段の3連休は家族連れや中高年のグループも見掛けるのですが、
 ここ2日間は、少ないような感じです。

 緊急事態宣言以来、餃子店もテイクアウトだけにしていた時もありましたし、
 店内での飲食を再開しても、間隔を空けるため、客席数を減らしているようです。
 行列も間隔を空けていますので、
 見た目ほど人は来ていないのではないかと、言っていた人がいました。
 実際はどうなのでしょう?

 何度も書きましたが、僕は屋外ではマスクをしていません。
 しかし、この2日間、餃子通りを通る時はマスクをするようにしています。
 都会から来た感じの若い人が多く、声高に話している人も多いからです。
 別に満員電車のような混雑ではありませんから、
 しなくても大丈夫かなとは思うのですが、念のためです。

 全国の観光地も同じような状況なのではないかと思います。
 この4連休が、
 新型コロナウイルスをまき散らす事がなければ良いがと思っています。

 明日は所用により、日記などは休ませて頂きます。
 お含み置き下さい。

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第二波・・・

2020年07月23日 17時52分42秒 | 日記
 東京都では今日366人の新型コロナウイルスの感染者が判明したと
 報じられています。
 これまでも、200人台の感染者が判明していますが、
 また1つステージが上がったような感じがしています。
 全国的にどうなるでしょうか?

 新型コロナウイルスの感染者は昨日、全国で新たに795人が確認され、
 これまでの1日当たり最も多かった4月11日の694人を101人上回りました。
 大阪府で121人となって過去最多を更新するなど都市部を中心に増加が目立っています。
 これは完全に第二波なのだと思います。

 これに対し、昨日開催された政府の政策分科会の尾身茂会長は、
 分科会後の記者会見で、
 「単に感染者の数だけでなく、医療体制が逼迫する予兆があれば第二波だ」との
 見解を示したと報じられています。
 尾身会長のような斯界の権威の発言を、全く素人の僕が言うのもどうかと思いますが、
 これは間違いだと思います。
 第二波とは、感染者数の発生状況を指すのであり、
 医療体制の問題は緊急事態宣言を出すかどうかの問題で別の次元です。
 尾身会長がその辺を分からないとは思えないので、
 政府筋から言わされているのでしょう。
 第二波を認めると改めて緊急事態宣言を出さざるを得ず、
 暴挙ともいうようなごり押しをして始めたGOTOキャンペーンなど、
 経済再生の政策が全て頓挫すると官邸では恐れているのかなと思っています。

 新型コロナウイルスに対する安倍政権の政策は、間違いだらけだと思っています。
 最初の全国の学校の一斉休業は、保護者などの影響を全く考えない愚策でした。
 そして愚劣なアベノマスクです。
 緊急事態宣言も地域の状況を踏まえないで全国一斉に出してしまい、
 これによって、日本の景気を一気に冷やしてしまいました。
 アベノミクスの失敗を隠したとの説もありますが。
 持続化給付金の問題も、電通などに丸投げして、余分な経費を掛けています。
 更にここに来てのGOTOキャンペーンです。
 これは税金を使って感染を増やす可能性のある愚策ですし、
 救済すべき旅行関係業者に制度を明確に説明できず、混乱させているだけです。

 毎日新聞が報じるところによると、
 茨城県は昨日、新型コロナウイルス感染症対策協議会を開き、
 感染が再拡大する第二波の感染者数は、
 県内で最大670人に上るとの試算を明らかにしたとの事です。
 試算結果は第一波の感染者数の約4倍に上るとの事です。
 県協議会は、国が提供した推計ツールで計算したとの事です。
 この推計ツールを初めて知りました。
 どこがどのようにして作成したのか分かりませんが、
 このようなツールがあるのならば、
 国でも、推計してみて、今後の対策を立てた方が良いと思いました。

 ここに来て、東京都と政府の対立が気になります。
 菅義偉官房長官は昨日の記者会見で、
 東京都の小池百合子知事が23日からの4連休に不要不急の外出を控えるよう
 都民に呼びかける方針を示したことに対して、
 感染防止策をとった上での外出は容認すべきだとの見解を示しました。
 4連休の外出を巡って、政府と都から異なるメッセージが発せられ、
 都民の方は、どうしたら良いのかと思ってしまうでしょうね。

 ここ数日の感染者の判明状況からすると、増加が顕著なのは都市部です。
 これ以上感染者を増やさないためには、都市部の対策が必要です。
 どのような対策があるのか、僕はよく分かりませんが、
 今もって3密を避けるだけでは、知恵がないような気がします。
 各県では、県民による県内観光の振興を目的とした施策など
 地域の実情を踏まえた対策に取り組んでいる所が多いようです。
 ですから、全国一律の緊急事態宣言を出すべきではないと思っています。
 政府は、第二波と認めた上で、実効性のある対策を講じて欲しいと思います。

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マスク・・・

2020年07月22日 17時40分57秒 | 日記
 少し前に、ある事を頼まれていたのですが、忘れてしまっていました。
 昨日、催促を受けて、大慌てで片付けていたので、疲れてしまい、
 日記などは休んでしまいました。

 今日は、気温はそれほど高くないのにも関わらず、湿度が高く、不快な感じでした。
 マスクをすると余計不快になります。
 以前にも書いたように、僕は屋外を歩いている時にはマスクはしません。
 店などの建物に入る時にマスクをするだけですが、それでも嫌だなと思っています。
 昨日も湿度が高かったです。
 午前中、ある会議に出ていましたが、僕と同様に建物内に入ってマスクをした人が、
 メガネが曇って困っていました。
 僕は、もう1年以上メガネをしていませんので、その点では助かっています。

 街中を歩きながら、マスクをする人が少し少なくなったなぁと感じています。
 やはりこの湿度で、マスクをしづらくなっている人も多いのでしょうね。
 テレビなどでは、感染予防と同時に、
 マスクをする事による熱中症予防にも気を付けるようPRしています。
 言う方は楽でしょうが、実際の場面では判断に迷う場合もあるかも知れません。
 昨日の会議などのように長時間マスクをしなくてはならない時には、
 お茶などを飲むようにしています。
 その際には、マスクを下げられますし熱中症予防にもなるでしょう。
 普段よりは、ゆっくり飲むようにしています。

 先日の元の上司のお別れの会の時にも書きましたが、
 久し振りに会う人には、僕が分からない時があるようです。
 特にメガネをしなくなりましたので、余計かも知れません。
 不審な素振りの方には、マスクを外して挨拶をしました。
 本当は、マスクをしたまま挨拶をするのは、失礼な事のような気がしますが、
 今は、マスクをしたままが普通になってしまったようにも感じています。

 昨日、街中を歩いていた時の事です。
 やはり久しぶりに会う女性とすれ違いました。
 その人はマスクをしています。
 瞬間的には、知り合いだと思ったのですが、向こうは分からないようです。
 久し振りなので、懐かしくてUターンして後を歩きました。
 背格好や歩き方など、知り合いだと確信をしました。
 追い抜きながら横顔を見てもその方だと思ったので、名前を呼びました。
 その人が立ち止まったので、正面から顔の上半分をよく見たら、別人でした。
 丁寧にお詫びしました。
 マスクをすると、色々面倒な事があるものだと思いながら帰って来ました。

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栃木県の感染状況・・・

2020年07月20日 18時18分21秒 | 日記
 今月14日、新型コロナウイルスの感染者が103人になり、
 100人を超えた事は、15日に書きました。
 その時点で更に増えるだろうとは思っていましたが、
 昨日は1日にこれまでの最高となる9人の感染が判明しました。
 その結果、昨日現在の時点で133人になってしまいました。

 これだけ増えたのは、小山市で開催された集会の参加者が感染し、
 クラスターになった事が大きいようです。
 参加者ばかりでなく、家族への感染が起きているようで、
 昨日の時点で茨城県在住者も含めて14人になっていると報じられています。
 12日に開催されたこの集会が何であるのか公表されていません。
 20人程度が出席し2時間程度の集会だったようです。
 昨日判明した9人の内、6人がこの関係者との事です。

 また宇都宮市内の美容室でもクラスターが発生して、
 現在5人の感染が判明したとの事で、
 県内では、宇都宮市内のキャバクラ店を含めて、3つ目のクラスターになりました。

 今日、お昼を食べに行く途中で、知り合いに行き会いました。
 彼は、栃木県内の新型コロナウイルス感染症対策の中心にいる人です。
 何となく疲れた感じがしたので、大変だなぁと言いましたが、
 その彼は、自分よりも濃厚接触者などの調査に当たっている
 現場の方が大変だと言っていました。
 また、帰り道で、本来ならば今日は休みの団体に勤めている人と行き会いました。
 休みではないのかと訊いたら、新型コロナウイルスの関連で仕事があって、
 出勤になってしまったと言っていました。
 感染症とは直接関係のない団体なのですが、
 対策を検討するよう指示があったとの事でした。
 新型コロナウイルスを巡って、多くの人がご苦労されているのでしょう。
 全国では、かなりの人数になるのだと思います。
 医療従事者への応援だけではなく、
 こうした人達にも声援を送らねばならないなぁと思いながら帰って来ました。

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東京オリンピック・・・

2020年07月19日 17時28分54秒 | 日記
 新型コロナウイルスによる感染症がなければ、
 今頃は東京オリンピックの開会を控えて、賑やかだったでしょうね。
 あるいは、それを見越して企画されたのかも知れませんが、
 昨夜、NHKBSで、市川崑監督の映画「東京オリンピック」が放送されました。
 ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

 僕は、オリンピック直後に学校で連れられて観た記憶があるのですが、
 多分、中学生になってからだったような気がします。
 テレビでこの映画を観るのは2回目だと思います。
 調べてみたら、2008年7月21日にやはりNHKのBSで放送されていました。
 この時の放送では、チャドの陸上競技選手が孤独な選手村生活を送るシーンが
 なかったような気がしますので、短縮版だったのかも知れません。
 昨夜は、放送時間が約3時間ありましたので、完全版だったと思います。

 12年ぶりに観た「東京オリンピック」でしたが、
 亀倉雄策のポスターのような太陽のシーンから始まり、
 各国を巡って来た聖火が日本に入り、各地で多くの人がこれを迎えたシーンや、
 富士山の大写しの前を走って行く聖火など素晴らしいと思いました。
 そして開会式のシーン、陸上競技を中心とした各競技を、
 アップを多用して選手の細かい表情を描くとともに、
 スローモーションを使って、選手の筋肉の躍動感、足元なども撮っていて、
 いずれも素晴らしい映像だと思いました。

 また、勝者ばかりでなく、敗者にもスポットを当てています。
 マラソンで、水分補給のため、
 立ち止まってジュースを3杯も飲む選手がいました。
 途中でリタイアした選手や、
 マラソンの終わった後の選手達の傷ついた足を克明に撮っていました。

 更に、観客や競技に出場しない人々の姿も撮っていて、
 皇太子妃だった美智子妃殿下の姿もあり、本当に綺麗な人だと思いました。
 1964年(昭和39年)の東京の街と人々の様子が良く撮れていました。
 中心部には、都電が走っていました。
 自転車競技の行われた八王子郊外では、藁屋根の農家がありました。
 沿道に応援に出た女性は割烹着姿でした。
 また当時は、成績発表の時に、
 「これは〇〇新記録でございます」と言っているのに気が付きました。
 丁寧な言葉遣いだったのだと思いました。

 この映画が出来た時に、当時オリンピック担当大臣だった河野一郎が、
 これは記録映画ではないとクレームをつけた騒動がありました。
 確かに種目は陸上競技に偏っているかなとは思いましたが、
 オリンピックと当時の日本を実によく記録した映画だと思いました。

 東京オリンピックの行われた時、僕は小学校6年でした。
 授業中もテレビを見せてもらった記憶がありますが、
 運良く抽選に当たって、国立競技場に陸上競技を見に行く事ができました。
 聖火台の近くのかなり高い所で観ていました。
 映画にもシーンがありましたが、男子1万メートル決勝を見ました。
 優勝したアメリカのミルズ選手のラストスパートは目に焼きついています。
 3周位、周回遅れになりながら、最後まで走ったセイロンのカルナナンダ選手に、
 直接拍手を送りました。
 カルナナンダ選手については、後に「ゼッケン67」と言うタイトルで、
 小学校の教科書にも載っています。

 当時、美人との評判の高かった女子800mの優勝者、
 イギリスのアン・パッカー選手が本当に綺麗だった事を確認できました^^
 観ていると次々と選手の名前が頭に浮かびました。
 聖火の最終走者だった坂井義則、マラソンで銅メダルを取った円谷幸吉、
 80mハードルの依田郁子など、既に鬼籍に入られた選手の姿も観ました。

 今年開催予定だった東京オリンピックは、来年に延期されました。
 先日、その競技日程などが発表されました。
 来年実施出来るでしょうか?
 僕は無理だと思っています。
 日本国内で感染症が終息するのかも微妙な感じですし、
 世界中で終息する可能性はほとんどないと思っていますが、
 果たしてどうなるでしょうか?

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