入国停止・・・

　トランプ大統領は27日、
　アメリカからイスラム過激派テロリストを締め出すために、
　新しい入国審査制度の導入を命令しました。
　今回の内容は、アメリカの難民受け入れ事業を120日間停止するとともに、
　受入れ規模を大幅に縮小します。
　また、その内シリア難民は無期限受け入れ停止します。
　そして、イラク、シリア、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンなどの
　紛争地域を懸念地域に指定し、該当地域からの入国を90日間停止するとしています。

　この命令が出てから、アメリカ国内はもとより、世界中で反対の声が上がっています。
　また、アメリカの空港では、準備が整っていなかった事もあるようですが、
　混乱しているようで、拘束された人も出ています。
　特に永住権者は、当初入国停止の対象とされ、
　それが一転して入国が認められた事などもあり、余計混乱したような気がします。

　こうした中、ニューヨーク連邦裁判所は大統領令の一部執行停止を命じるなど、
　アメリカの司法当局は、反対の立場を取っているようで、
　29日、カリフォルニア、ニューヨークなど15州の司法長官は、
　大統領令を非難する共同声明を出していますし、
　司法省のサリー・イェイツ長官代理は30日、
　大統領令に従わないよう同省に通知しました。
　これに対し、トランプ大統領はイェイツ長官代理を罷免しました。

　今回の大統領令については、共和党内部からも批判が出ています。
　トランプ大統領への抗議デモには収束の兆しが見られず、
　今後さらに激化していくことが予想されます。
　今回の大統領令で、
　移民が多く従事するＩＴ企業を中心に国外に出るのを停める動きがあるように、
　経済にも影響が出始めています。

　こうした状況の中で、トランプ大統領が政権を維持できるか、
　疑問の声が上がっています。
　トランプ大統領は就任の際の支持率が、歴代大統領の最低だった事もあって、
　１年持たないのではないかとの声もあります。
　共和党の内部では、トランプ大統領を辞めさせて、
　マイク・ペンス副大統領を昇格させるような話もあるとの事です。

　これからどうなるのでしょうか？
　トランプ大統領には、影響を把握して対策を講じる能力がない感じがします。
　彼の目標は大統領になる事だけで、
　大統領になって政治を行う哲学も能力もないとの声もありますが、
　僕もそんな感じがします。
　

暖かい一日・・・

　今日は全国的に暖かな一日でした。
　宇都宮でも、朝起きた時から寒くはありませんでした。
　南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、
　太平洋側を中心に気温が20度近くまで上がるなど、
　各地で4月並みの暖かさとなっているとの事です。
　立春前ですが、春が来たような感じでした。
　宇都宮の最高気温は、17.2度だったとの事です。
　栃木県内でも小山市や真岡市で観測史上最高の気温を記録しました。

　しかし、夕方からは風が冷たくなって、寒くなりました。
　これから冬に逆戻りするとの事です。

　昨日から、目がウルウルしています。
　クシャミも出ますし、鼻水も少し出ます。
　どうも花粉が飛んでいるような感じがします。
　職場で花粉症の人に聞いたところ、やはり花粉が飛んでいるようだとの事です。
　Yahooの花粉情報のサイトでは、まだ飛散前となっていましたが、
　この暖かさで飛び出したのかも知れません。

　昨日のネットのニュースでは、
　気象情報会社ウェザーニューズの話として、
　関東や九州の早いところでは２月初めから飛散が始まる見通しとの事で、
　全国平均の飛散量は、昨年の4.4倍になるとの事です。
　もっともこれは、昨年が少なかったからで、例年との比較では、1.2倍だそうですが。

　一昨年から、僕も花粉症と認めざるを得ない状況になっています。
　昨年の薬や目薬が残っていますので、しばらくはこれで凌ごうかと思います。

野焼き・・・

　今日も昨日に続いて暖かな一日になりました。
　今日は何も予定がなかったので、
　午前中、お袋の所に顔を出してから墓参りに行って来ました。
　今月は月命日に行っていません。
　用事もあったし、寒かった事もありました。
　今日行かないと怒られてしまうかなと思った次第です。

　霊園の近くに行ったら、何か靄のようなものを見掛けました。
　その時はまだ曇りだったのですが、まさか春霞には早いと思いました。
　そして、すぐに霊園の周囲の田圃で野焼きをやっていて、その煙だと分かりました。
　地区で申し合わせでもしたのでしょう、多くの所でやっていました。

　野焼きは、以前は春の風物詩でした。
　それが世界最強の毒薬と呼ばれるダイオキシンの発生原因として、
　廃棄物の屋外焼却などが挙げられ、
　2001年（平成13年）の廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正で、
　特別な場合を除いて禁止されました。
　特別な場合としては、
　風俗慣習上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却や、
　農業、林業又は漁業を営むために
　やむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却などがあります。
　したがって、野焼きは慣習上でも農業のためでもあるので、
　行っても差支えありませんが、法律の改正直後は自粛した地域もありました。

　そして、東日本大震災の福島第一原発の事故の後は、
　放射能の事が懸念されて、やはり野焼きを自粛した地区がありました。
　３年ほど前に、さくら市に行った時も、野焼きを見ましたが、
　原発事故以来初めてだとの話を聞きました。

　霊園は小高い丘の上にあります。
　丘の上から野焼きが見えましたが、煙がたなびいて、良い風景だと思いました。
　カメラを持って行かなかったのが残念でした。

　霊園では、梅も咲き出していました。
　もう少しで春ですね。

日光の山・・・

　昨夜は、仕事の関係の知り合いの母上のお通夜があり、
　那珂川町まで行って来ました。
　昨日は昼過ぎから暖かくなったので助かりました。
　宇都宮からは車で１時間位です。
　帰りが８時過ぎになってしまい、日記を書く余力がありませんでした。

　今日は旧今市市（現日光市）で行事があったので行って来ました。
　午後１時からでしたので、少し早目の午前11時に家を出ました。
　宇都宮市内を抜けるのに混んでいたため時間が掛かってしまいました。
　途中、日光街道を進んでいる内に、日光の山が綺麗に見えて来ました。
　雪が積もった男体山や女峰山などが、青空に映えてとても綺麗でした。
　今市が近付くにしたがって、より鮮やかに見えて来て迫力がありました。
　カメラを持って来れば良かったとも思ったのですが、残念です。

　12時に、知り合いに教わったラーメン屋さんに入りました。
　人気のお店のようで、混んでいて、少し待ちましたが、
　麺もスープもチャーシューも美味しかったです＾＾

　今市の市街は、日陰はまだ雪が融けていませんでした。
　しかし、車を降りても暖かで助かりました。

　行事が終わって帰って来ましたが、
　途中までは順調に来たのに、宇都宮市内が混んでいて時間が掛かってしまいました。
　通常50分位なのですが、１時間15分ほどでした。
　どうも、行きも帰りもルートの選択を誤ったような感じです。
　しかし、綺麗な日光の山を見られたので、良しとすべきでしょうね。

観世音菩薩坐像・・・

　昨日は、色々片付け物などがあり、疲れてしまったため、日記は休みました。

　今日のネットのニュースを見ていたら、
　2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国内に運び込まれた
　長崎県指定文化財「観世音菩薩坐像」の所有権を主張する韓国の浮石寺が、
　仏像を保管している韓国政府に対して引き渡しを求めた訴訟で、
　大田地方裁判所は今日、原告側の主張を全面的に認め、
　韓国政府に対して
　仏像を浮石寺側に引き渡すよう命じる判決を言い渡したとの記事がありました。

　この窃盗事件の際、対馬市内で２体の仏像が韓国内に持ち込まれ、
　内１体は2015年７月に返還されましたが、
　観世音菩薩坐像については、韓国政府が保管していました。
　像内にあった記録物に高麗時代の1330年を示す年号や
　「高麗国瑞州浮石寺」などと記されている事から、
　14世紀に朝鮮半島などに出没していた海賊、倭寇によって略奪された可能性が高いと
　浮石寺の主張に沿った判決になっているようです。

　文化財の返還問題は、かなり厄介な問題です。
　1972年に発効した文化財不法輸出入等禁止条約は、
　文化財の不法な搬出を禁ずる国際的な取り決めですが、
　1972年以前に移転していた文化財の扱いや、正当な入手経路であったかどうかなど、
　それぞれ返還を要求する方と求められている方の主張に隔たりがある事が多く、
　例えば、イギリスの大英博物館が所蔵するロゼッタ・ストーンや、
　ドイツの新博物館が所蔵するネフェルティティの胸像、
　アメリカのメトロポリタン美術館が所蔵するハトシェプストの胸像などは、
　それぞれエジプトから返還請求が出ていますが、結論は出ていないようです。

　観世音菩薩は、慈悲の心により、世間の人々の救いを求める声を聞くと
　ただちにそこへ行って救済すると言われている仏です。
　日本と韓国の両方の意見を聞いて、妥当な結論を出してくれると良いですね。

ＴＰＰ・・・

　これまで、ＴＰＰについて何度か書いて来ました。
　多分、これが最後になると思います。

　昨日、アメリカのトランプ大統領は、
　環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）から「永久に離脱する」とした
　大統領令に署名しました。
　この事は、再交渉などの可能性を完全に打ち消した事になる訳ですが、
　安倍総理は、今日の参議院本会議でも、
　「ＴＰＰ協定が持つ戦略的、経済的意義についても
　　腰を据えて理解を求めていきたい。」と述べるなど、
　まだ未練たっぷりな感じです。
　トランプ氏が大統領選に勝った時から、
　ＴＰＰは無理なのが分かっていたと思うのですが、
　これまでの間、日本政府は何を考えて来たのでしょうか？

　今後、日本との貿易協定は
　２国間の自由貿易協定（ＦＴＡ）になる可能性が高そうです。
　そうした事を見越して、愚直にＴＰＰを繰り返す事で、
　ＴＰＰが発射台である事を示そうとしているのかも知れません。
　しかし、そもそも発効していない協定を発射台にするのは
　無理があるように思います。

　ニュージーランドやオーストラリアでは、
　アメリカ抜きのＴＰＰを模索する動きがあるようですが、
　萩生田光一官房副長官は今日の記者会見で、
　「今は考えていない」と否定しています。
　何か矛盾するような気もします。

　いずれにしても、ＴＰＰ交渉は密室の中で行われ、
　国民に知らされないで協定案が出来てしまったものです。
　日本の国民生活に色々心配な点がありましたから、
　一旦白紙に戻るのは良い事のような気がします。
　
　トランプ大統領は、同じ昨日、
　「日本との自動車貿易は不公平だ」と主張し、
　是正を求める考えも示唆しています。
　いずれは２国間交渉になるのでしょうね。
　その時、政府が国民のサイドに立って、
　毅然とした態度で臨めるかどうかですね。
　交渉の次第では、
　これまでの対アメリカ従属の方針を変更する位の
　意気込みが必要な気がしますが、
　どうなるでしょうか？

曜変天目余話・・・

　昨年12月20日、テレビ東京の人気番組「何でも鑑定団」に曜変天目が出品され、
　中島誠之助さんが、国宝級と絶賛して2500万円の鑑定をしました。
　その時は、見て素晴らしいと思ったのですが、
　今日のネットのニュースによると、
　この鑑定に、曜変天目を研究している陶芸家から疑義の指摘が出ているとの事です。
　詳細は下記の通りで、週刊ポストに掲載された記事のようです。
　http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170123-00000007-pseven-ent

　実物を見ないで疑義を指摘するのは、いかがかと思いますが、
　上記の記事を見る限り、実物を見るまでもないとの事のようです。

　テレビ東京は、この指摘にどのように答えるのでしょうね？
　黙殺するのでしょうか？
　今後、どのように展開するのか興味を感じます。

　以前の日記を書いた後、これまで中国にはないとされて来た曜変天目ですが、
　中国浙江省で破片ではあるが発掘されているとの話を聞きました。
　2009年末に杭州市内の工事現場から曜変天目の陶片が発見されていたとの事です。
　出土した陶片は全体の３分の２ほどが残っています。
　中国の浙江省と栃木県は、友好県省の協定を結んでいます。
　考古学の分野でも交流があり、浙江省から栃木県に研修に来ていた人がいて、
　その人が、遺跡発掘中にこの破片を発見したとの事です。
　曜変天目に関して、色々と勉強になりました。

稀勢の里・・・

　昨日は午後から仕事でした。
　予想よりも帰りが遅くなり、色々やる事がありました。
　さらに、今日も仕事だったのですが、その資料を忘れてしまい、
　夜職場に取りに行った事もあったので、日記を書く余力がありませんでした。

　今日も昼過ぎから仕事でした。
　夕方５時位まで掛かってしまったのですが、
　ギリギリで大相撲の千秋楽、稀勢の里対白鵬の取り組みは見られました。
　結果はご承知の通り、白鵬の攻めを凌いですくい投げで稀勢の里が勝ちました。
　稀勢の里は昨日優勝を決めていますが、14勝１敗で今場所を終えました。
　僕は、今場所は横綱２人が途中休場し、大関もカド番がいたりして、
　この成績は出来過ぎかなとも思いましたが、
　相撲協会は、やはり日本人横綱へのこだわりがあったのでしょう。
　優勝が決まった段階で、横綱昇進を決めたような感じでした。

　稀勢の里は、これまで、何度か優勝のチャンスもありましたし、
　横綱昇進の可能性もありましたが、上手く生かせずにここまで来ました。
　これまでの経過を見て来て、精神的に弱いのではないかと思っていたのですが、
　今場所は見違えるような感じがしました。

　これまで優勝した、大関琴奨菊は優勝した後横綱挑戦しましたが、それに失敗し、
　今場所では、大関を陥落することになりました。
　大関豪栄道も優勝後の成績が振るわず、
　カド番に追い込まれましたが、かろうじて大関に留まる事が出来ました。
　それだけ横綱・大関は厳しいものなのかも知れませんね。

　日本出身横綱の誕生は、1998年（平成10年）夏場所後に、
　三代目若乃花が昇格して以来、19年ぶりとなります。
　白鵬、鶴竜、日馬富士の３横綱には、力の陰りが見えているような感じがします。
　稀勢の里が横綱になって、久しぶりの日本人横綱として頑張り、
　大相撲が更に面白くなれば良いと思います。
　

トランプ新大統領・・・

　日本時間の明日未明、アメリカではトランプ氏が大統領に就任します。
　朝日新聞の報じるところによると、
　アメリカメディアなどが調査した就任直前の支持率は40％にとどまり、
　歴史的な低さを記録しているとの事です。
　就任式の聴衆は70万～90万人とされ、
　８年前のオバマ大統領の就任時に記録した過去最高の180万人から
　大幅に減りそうだとの事です。
　また、就任式を欠席することを表明した民主党議員が約60人になったほか、
　就任日やその前後に約100団体がデモを予定しているとの事です。

　８年前のオバマ大統領の誕生の時には、
　初の黒人大統領であり、平和への意欲の強さから、明るい未来を感じましたが、
　今回のトランプ新大統領は、過激な言動を繰り返し、
　極端な排外主義やアメリカ第一主義など、
　これからの先行きに不安を感じさせます。

　アメリカの大統領は、弾劾裁判によって罷免されます。
　下院の過半数で可決して訴追された後上院で弾劾裁判を行う事になっていますが、
　これまで弾劾で辞めさせられた大統領はいません。
　しかし、第17代大統領アンドリュー・ジョンソンと
　第42代のビル・クリントン元大統領は、
　ともに、下院では弾劾の訴追がされましたが、
　上院で３分の２に達せず罷免を免れています。
　第37代大統領のリチャード・ニクソンは、ウォーターゲート事件で、
　弾劾裁判の前に辞任しています。
　こんな事を調べたくなるほど、トランプ新大統領は批判が多いような気がします。

　戦後の日本は、一貫してアメリカ従属の政治が行われて来ました。
　自民党の政治家ばかりでなく、各省庁の官僚もそのように考えているような気がします。
　株式市場も、アメリカの株が上がれば日本も上がりましたが、
　トランプ新大統領の経済政策によっては、別の動きが出て来る可能性もあると思います。
　また、沖縄のアメリカ軍基地の問題など、
　トランプ新大統領の出方によっては、
　アメリカ従属の日本の方針を見直すチャンスになるような気もします。

　いずれにしても、就任演説でどのような事を言うのか、
　先ずは、その辺から確認しないといけないのでしょうね。

千葉市へ・・・

　一昨日は、洗濯をしてアイロン掛けなどもあり、
　夕飯は鍋にしてビールなどを飲んでしまった事もあったので、日記を休みました。
　昨日は、用事があって千葉市に行って来たため、やはり日記を休みました。

　千葉市の用事は、早く終わりましたので、少し街の中を歩いて来ました。
　最初に行ったのが、中央区区役所と同じ建物の中にある、
　旧川崎銀行千葉支店です。
　ここは、建物を保存するため、鞘堂のように完全に別の建物で覆いました。
　銀行の建物は、現在は「さや堂ホール」と名付けられて、
　各種イベントに使われているようです。
　貴重な建物の残し方としては、１つのアイディアだと思います。

　そこから千葉神社に行きました。
　元々は妙見菩薩を祀る寺院でしたが、明治時代の神仏分離により神社となったもので、
　現在でも妙見様の本宮と称しています。
　1990年（平成２年）の平成の大造営により建設された拝殿が、
　２階建ての重層構造になっているのが珍しいので行ってみたいと思いました。
　昨日は、余り人がいなかったので、２階で参拝している人はいませんでしたが。
　その他、多くの摂社も立派な社屋を持っていて、規模の大きな神社でした。

　そこから千葉港のポートタワーに行きました。
　何とかと煙は高い所に昇りたがると言いますが、
　やはり高い建物があれば昇ってみたくなります。
　高さ113ｍの４階の展望室からの眺めは素晴らしかったですね。
　２階のプロムナードは、恋人の聖地に認定されているそうですが、
　小父さん１人で行ってみても面白くも何ともありません。

　一応そんな事で写真を撮って来て、アップしましたので、
　宜しければご覧下さい。
　http://photozou.jp/photo/album/2882708