天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

この1年・・・

2022年12月31日 13時43分13秒 | 日記
 この1年色々ありました。
 昨年の元旦は長男の住まいに行って次男夫婦も含めて楽しく過ごしました。
 2日には、次男夫婦が来て泊まっていきました。
 次男の嫁さんは青山学院大学出身なので、
 箱根駅伝の優勝に喜んでいました。
 1月26日にお袋が他界しました。
 99歳でしたので、まぁ大往生なのでしょう。
 弟と一緒に看取る事が出来て良かったです。
 その後、色々な事務手続きでバタバタしていました。

 2月、ロシアがウクライナに侵攻しました。
 数多くの命が失われ、それが今以て続いています。
 改めて戦争の悲惨さや、国家とは何かと改めて考えさせられています。

 3月、埼玉県の高麗川に行き、高麗神社に行きました。
 この頃、足が痛くて、途中で予定を切り上げて帰って来ました。

 5月、日記には書きませんでしたが、
 次男の嫁さんが急逝しました。
 そのため、何度も上京することになりました。
 正月にも会いましたし、お袋の葬儀にも来てくれました。
 35歳、旅立つのには早過ぎる年齢でした。
 同じく、この月にブレックスが日本一になりました。
 今シーズンは、どうも調子が出ずに、今も成績は低迷しています。

 6月には、茨城県の桜川市に行って来ました。
 歴史のある良い神社が多いのに驚きました。

 7月に安倍晋三元総理大臣が殺害されました。
 もっと追求すべきことがあったように思っていましたが、
 多くの事が幕引きされた感じです。
 それに対して旧統一教会の問題が蓋を開けたような感じがしています。

 8月、お袋と次男の嫁さんの初盆が終わり、
 下旬から家の改修工事が始まりました。
 途中、大工さんがコロナに感染して工期が延びてしまいました。

 10月、家の工事が終わった事もあり、
 群馬県の舘林に行き、また三重県の伊勢神宮に行って来ました。

 11月、ネットの麻雀のコミュニティのオフ会で熱海に行って来ました。
 このオフ会も3年ぶりでした。
 また、静嘉堂文庫美術館が移転したのに併せて、
 同館の所蔵する曜変天目を見る事が出来ました。

 12月、無事に古希を迎えました。
 まだまだ気持ちは若いつもりなのですが、身体の衰えを感じています。
 なるべく現状が維持出来るようにしたいと思います。

 年末、
 次男がインフルエンザ、長男夫婦が新型コロナウイルスに感染しました。
 一時はどうなるかと思ったのですが、
 明日の元日には、家族4人顔を合わせられそうです。

 今年も、拙い日記でしたが
 多くのコメントなどを頂き、有難うございました。
 来年も続けるつもりですので、どうぞ引き続き宜しくお願いいたします。
 なお、正月3が日は、息子達も来ますので、日記は休ませて頂きます。
 末筆ながら、来るべき年の皆様のご健康とご多幸を祈念して、
 今年の日記を終わります。

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医療逼迫・・・

2022年12月30日 19時19分16秒 | 日記
 先週、次男に年末はいつ来るのか電話をしたら、
 電話に出ず、しばらくしてから
 「ごめんぐあいわるい」とのラインが入りました。
 慌てて改めて電話すると、
 体温計もなくて熱が分からないけど、かなり高熱のような感じでした。
 翌日、改めて様子を聞いたら、
 少し具合が良い時に薬局に行って体温計と薬を買って来て、
 39.4度だったとの事でした。
 薬を飲むと熱は下がるが、薬が切れると熱が上がるようで、辛そうでした。
 彼は一人暮らしですし、現在住んでいる北千住も引っ越したばかりで、
 どこに病院があるかも分からないような感じでした。
 とにかく、発熱外来のある病院を探すように言ったのですが、
 中々見付からず、
 結局、区役所に紹介された病院に電話して予約が取れたのが翌々日でした。
 診察を待つのも診察も会計も屋外だったとの事でした。
 何か余計悪くなってしまうような感じがしたのですが。
 結果的に彼は新型コロナではなかったとの事で、
 インフルエンザだったのでしょう。
 病院に行った辺りから快方に向かっていた感じでした。
 元旦には帰って来ると言っていました。

 次男の様子が分からないで心配していた辺りで長男から電話がありました。
 彼は新型コロナに感染してしまったとの事でした。
 抗体検査では陰性だったけどPCR検査で陽性になったようで、
 嫁さんにも感染させてしまって、二人とも高熱が出たとの事でした。
 陰性にならないと帰省出来ないとの事でしたが、
 味覚障害が出て、何を食べても味がしないとの事でした。
 病院に行くように言ったのですが、行っても仕方ないと言っていました。
 それよりも、年末忙しかったようで、
 リモートで仕事をしていて、かなり疲れたような感じでした。
 リモートはこのような場合にも使えるのですね。
 多分、この年末年始には帰れないような気がします。

 二人とも東京ですが、発熱した場合、病院で診察を受けるのも
 容易ではなさそうです。
 発熱外来も予約制で予約が簡単に取れないようで、
 とにかく診察を受けるまでに、時間が掛かりそうです。
 待っている間に、症状が悪化する人もいるような気がします。
 次男は新型コロナではありませんでしたが、
 長男夫婦が感染者にカウントされているのかどうかも分かりません。
 医療逼迫の状況を垣間見たような感じがしました。

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ステマ・・・

2022年12月29日 18時34分34秒 | 日記
 昨日は、家の中の片付けなどをしていて疲れたので、
 チョッと休憩とゴロッと横になったのが運の尽きで、寝てしまいました。
 起きたのが夕方で、午後7時からはバスケットの放送があった事もあり、
 結局日記などを休んでしまいました。

 そのバスケットの放送ですが、ブレックス対アルバルク東京の試合でした。
 とちぎテレビの実況中継があり、更にNHKBS1でも中継がありました。
 何も同じ試合を2局でやらなくても良いのではないかと思いましたが。
 試合は、主力の比江島選手が体調不良で出場出来ず、
 立ち上がりこそブレックスが快調に飛ばしましたが、すぐに逆転され、
 ブレックスの惨敗で終わりました。
 どうも今シーズンは波に乗れない感じです。

 消費者庁は27日、
 「ステルスマーケティングに関する検討会報告書」をまとめました。
 広告であるにもかかわらず広告であることを隠す
 「ステルスマーケティング」について、
 法律での規制に向けた準備を進めるとの事です。
 ステルスマーケティング(ステマ)については、
 業界団体による自主規制などで防止する取り組みが進められてきました。
 しかし、SNS等で誰もが情報を発信できる環境の中で、
 中立的な第三者のような体裁をとりながら、
 実際には事業者から金銭などの対価を提供されてその企業のPRを行う、
 ステマ問題が発生しているとの事です。
 消費庁では、景品表示法に基づき、規制の対象に加える方向との事で、
 消費者を守るためには、是非やって欲しいと思います。

 一方において、防衛省はステマの手法を用いて、
 世論操作を行おうとしている話を、
 今月16日に書きました。
 https://blog.goo.ne.jp/tennenkozi/d/20221216
 それは、防衛省がインターネットで影響力がある「インフルエンサー」が、
 無意識のうちに同省に有利な情報を発信するように仕向け、
 防衛政策への支持を広げ、
 有事で特定国への敵対心を醸成、
 国民の反戦・厭戦の機運を払拭したりする
 ネット空間でのトレンドづくりを目標としているとの事です。
 防衛省は入札に応じた企業に対し、
 「AIとSNSを使って、インフルエンサーを経由し世論工作をする」
 ための研究であるという説明をおこなっていたとの事です。

 消費者庁がステマを規制しようとしているのに、
 防衛省はステマを使って、世論操作を行おうとしているようで、
 同じ政府なのに、首を傾げたくなります。
 僕は、ステマは人を欺こうとするものであり、
 防衛省が、この手法を使う研究をしようとしている事は、
 かなり危ない話だと思っています。

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核融合・・・

2022年12月27日 19時06分35秒 | 日記
 50年近く前、僕が学生の頃にオイルショックがありました。
 その頃、盛んに言われていたのが、石油資源の枯渇の問題でした。
 30年位先には石油資源は枯渇してしまうと言われていましたが、
 全く枯渇しないで現在に至っています。
 新たな資源の発見や、採掘技術の開発などにより、
 最近は石油資源が枯渇するとの話題は余り聞かなくなりました。

 その50年位前だったと思いますが、
 石油資源の枯渇に対して、核融合の技術が開発されれば、
 エネルギー問題から解放されるとの話を聞いた事があります。
 そのころ、あと20年もすれば
 核融合の技術が開発されるだろうとの事でしたが、
 最近は余り核融合の話を聞かなくなりました。

 原子力発電所などで行われている核分裂は、
 重い原子核が分裂する現象ですが、
 その過程で多くの放射性廃棄物が発生し、
 長期にわたって放射能を放出し続けることから、
 安全に保管する必要があります。
 これに対し、核融合は、軽い原子核同士を強制的に結合させることで、
 大量のエネルギーを放出させるもので、
 太陽などの星も同じ現象で、エネルギーを生み出しています。
 核分裂と比較して、はるかに多くのエネルギーを生み出せ、
 放射性廃棄物の量は少量に抑えることができ、
 温室効果ガスが排出されず、気候変動への影響がありません。
 こうした事から、核融合はエネルギー生産の「聖杯」と言われています。
 しかしながら、原子核を結合させ、それを維持するには
 超高温・高圧の核融合炉が必要となり、
 その実現に技術的な面やコスト面などの
 解決しなければならない問題が山積しています。

 昨日、ネットのニュースを見ていたら、
 アメリカのエネルギー省が
 核融合技術で投入量を上回るエネルギーを出力させたと
 BBCニュースが報じていました。
 実験はカリフォルニア州のローレンス・リヴァモア国立研究所にある
 国立点火施設で行われたとの事です。
 ごく小さなカプセルに極少量の水素を投入し、
 192本の強力なレーザーを使って水素燃料を加熱・圧縮し、
 カプセルを太陽の中心温度よりも高い摂氏1億度まで加熱し、
 地球の大気圧の1000億倍以上に圧縮したとの事です。
 今回の実験でレーザーで2.05メガジュールのエネルギーを加え、
 3.15メガジュールの核融合エネルギーが出力されたと説明したと
 報じられています。
 核融合を起こすのに必要なプラズマ状態の維持が難しい問題で、
 これまでは、プラズマ状態を作り出すためのエネルギーの方が、
 そこから取り出すことの出来るエネルギーよりも小さいという状況でした。
 その意味では、今回の結果は、核融合に向けた大きな一歩だとの事ですが、
 ただ、複数の専門家は、
 核融合が一般家庭用の電力を供給できるようになるには
 まだ課題があるとの事です。

 久しぶりに核融合の話を聞きましたが、
 画期的と言う割には、まだこの程度の段階かとも思いました。
 核融合技術が完成すると、
 世界の様々なシステムを変えてしまう可能性があります。
 果たして生きている内に見られるでしょうか?

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タコの足・・・

2022年12月26日 18時47分20秒 | 日記
 タコは色々な料理で使われる身近な生物です。
 タコの足は8本と言うのが常識で、
 そこからタコ足配線なんて言う言葉もあります。
 また、タコは自らの足を食べると言われていて、
 「タコは身を喰う」は、資本や財産を食い減らす例えとして使われます。
 株の用語としては、タコ足配当と言う言葉もあり、
 企業が原資となる十分な利益がないにもかかわらず、
 過分な配当金を出すことをいいます。

 ネットのニュースを見ていて、
 24日付けの山陽新聞デジタルが、
 8本あるはずの足が数本欠けたタコが、
 岡山県近海のあちこちで水揚げされていると報じているのに
 興味を持ちました。
 原因ははっきりしないとの事ですが、
 タコの生態に詳しい東京海洋大の團重樹准教授は、
 地球温暖化などの影響で、餌のカニや貝が減っている一方、
 水温上昇などで天敵のハモやマダイが増えていることもあり、
 「安全なすみかを離れて餌を探しているうちに食べられたり、
  共食いしたりするのではないか」と推察しているとの事です。
 自分の足を食べるのも共食いと言うのですね。

 当然のことながら、8本あるべきタコの足が欠けていれば、
 商品価値は下がることは間違いなく、
 漁協の関係者は、
 「海の環境が変わったしわ寄せがタコに来ている。」と
 嘆いているとの事です。

 タコが自分の足を食べて平気なのは、
 足が無くなっても、再生能力があって生えて来るからのようです。
 ただし、1本失ったから1本生えて来るとは限らず、
 たまに2本以上に分かれて生えてくることもあるため、
 8本以上の足を持つタコも存在するとの事で、
 三重県の志摩マリンランドには96本の足を持ったタコがいたとの事です。
 画像もありましたが、不気味な感じですね。

 地球温暖化で、海も様々な影響を受けている話は聞きますが、
 タコも影響を受けているのですね。
 どんな生物も大変だなぁと思いました。

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人事異動・・・

2022年12月25日 19時01分34秒 | 日記
 ここのところ1か月の間に相次いで元の上司の訃報がありました。
 一人は、僕の幼稚園から高校までの同窓の友人の父親で、
 僕が就職して3年目の時に、人事課にいたWさんと言う方でした。
 僕の友人は、東京に出て有名な会社に就職し、今も役員で残っています。
 僕の事を小さい頃から知っていましたので、
 何かと気にかけてくれたのでしょう。
 出先機関が最初の職場だった僕を本庁のある課に異動させてくれました。
 新規採用職員は、3年か4年で異動するのが普通でしたが、
 僕の異動は本人も含めて周囲の驚きだったような記憶です。

 Wさんが僕を動かそうとした時に、それを了承してくれたのが
 当時僕のいた部署の人事を担当していたFさんでした。
 その経緯をWさんの奥さんと仲が良かったお袋経由で聞き、
 Fさんには感謝しないとダメだよと伝えられました。
 僕は、特にFさんにお礼を言った覚えはありませんが、
 何かお目に掛かる機会があれば、挨拶するようにしていました。
 そのFさんが先日亡くなったと新聞に載っていました。
 ともに90歳を超えていましたので、大往生なのだと思います。
 Wさんの通夜には、友達との関係もあり、
 お袋の時にも香典を頂いているので、行って線香を上げて来ました。
 Fさんの葬儀は行くべきではないと思い、家で冥福を祈るだけにしました。

 僕が現職でいた頃の最後の10年以上は、
 毎年今頃の時期は、来年度の人事異動が主な仕事の1つでした。
 僕は、人事課に席を置いた事がありませんので、
 もっぱら人事課にお願いに行ったり、
 無理な話を飲まされたりばかりでしたが。
 そうした経験から、
 上記のような経緯が何となく分かるような感じがしました。

 僕のいた部内に、次男の高校の同級生がいました。
 人事上、特に優遇したつもりはありませんが、
 顔を合わせる度に声を掛けたり激励したりしていました。
 そんな事も、何となくWさんの気持ちが分かるような気になっています。

 僕は、Wさんに動かされた職場に9年間在籍し、
 その後別の課に移動してから戻って、4年間いたので、
 計13年いた事になります。
 毎年、冬場は連日夜中まで仕事をして土日の休みもなく、
 家で夕飯を摂ったのは日曜の夜とクリスマスイブでした。
 若い頃には、
 「仕事で死ぬならば本望だろう」などと、
 今では信じられないような事を言う上司もいるなど、厳しい職場でしたが、
 それだけにやり甲斐もあり、面白い事がありました。
 あの時、Wさんがいなくて、Fさんが承諾しなければ、
 また別の景色を眺めたかも知れませんが、
 僕は、最高の環境で仕事が出来たと思っています。

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クリスマス寒波・・・

2022年12月24日 19時21分23秒 | 日記
 日本各地で大雪で大変な状況だと報じられています。
 日本付近には今シーズンこれまでの中で
 1番強い寒気が流れ込んでいるため、
 記録的な大雪となっている所があるとの事で、
 雪の峠は越えたものの、明日にかけて強い寒気の影響が続くとの事です。

 大雪に見舞われている方は、本当に大変だと思います。
 ホワイトクリスマスなどと、
 暢気な事を言っていられない状況かと思います。
 北海道では紋別市を中心に大規模な停電が発生し、
 自衛隊に災害派遣を要請したとの事ですし、
 愛媛県でも久万高原町でも停電が発生し、
 やはり、自衛隊に災害派遣要請を行っていると報じられています。
 愛知県などでも大雪になっているようで、
 名古屋市近郊に住んでいる知り合いが
 13cmの積雪だと教えてくれました。
 寒気が強いため雪雲は山を越えて、
 一部が太平洋側にも流れ込んだからなのでしょう。

 宇都宮市では、雪は降りませんでしたが、午前中風花が舞いました。
 僕は、基本的に雪の時は運転をしません。
 しかし、今日は車で行くつもりでしたし、
 行く場所が近く、短時間なので、車で出掛けました。
 雪はそれほどのことがなく、昼近くには雨になりました。
 しかし、昼過ぎには、上がって青空になりました。
 日差しは有難いものです、風が冷たかったのですが、
 少し暖かく感じました。

 宇都宮の天気予報では、雨の話がありませんでしたが、
 やはり、予測を上回る寒気が入って来ていたのかも知れません。
 
 今回の寒波、まさにクリスマス寒波になりました。
 これまでも、このような寒波はあったのかも知れませんが、
 年の内にこれだけ降るのは余り記憶にない感じがします。
 やはり異常気象なのでしょうか?
 
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原発政策・・・

2022年12月23日 19時29分30秒 | 日記
 岸田政権は、防衛問題に関して、
 敵基地攻撃能力などを認める政策を転換しようとしていますが、
 今度は原子力政策に関して、政策の大転換を図ろうとしています。
 昨日、政府は、
 原子力発電所の60年超運転や次世代型原発への建て替えを柱とする
 脱炭素社会の実現に向けた基本方針を決めました。
 2011年の東京電力福島第一原発事故後、
 政府が「想定していない」としてきた原発建設といった
 積極活用策を盛り込む内容になっています。

 この基本方針は、
 22日の脱炭素社会の実現に向けた産業転換などを議論する
 「グリーントランスフォーメーション(GX)実行会議」で決定しました。
 今回の決定は、東京電力福島第一原発事故の
 反省と教訓をなきものにしたと言わざるを得ないのでしょう。
 事故から11年9カ月がたった今も人が住めない地域が残り、
 少なくとも2万人以上が福島県外での避難生活を余儀なくされています。
 増高する防衛費の財源として、所得税の税額の2.1%を上乗せしていた
 復興特別所得税を使用する案も出ていました。
 岸田政権としては、福島の原発事故を忘れたいのかも知れません。

 ロシアのウクライナ侵攻による世界的なエネルギー問題により、
 電力需給が逼迫している事は間違いありませんし、
 地球温暖化対策として、脱炭素化が急がれている事も間違いありませんが、
 それを原子力発電と短絡に結び付けているような気がしてなりません。
 更にいうと、
 ウクライナの原発が攻撃を受け、破壊される虞がいまも続いています。
 現在の原発は、攻撃を受けた場合に守る方法がないとされています。
 日本が攻撃を受ける可能性があるからこそ、
 敵基地攻撃能力を備えようとしているのでしょうが、
 攻撃された場合甚大な被害を及ぼし守る術のない原発を
 何故、性急に政策の大転回をしようとしているのか、
 どうも支離滅裂のような気がします。

 電力逼迫の状況は緊急な課題であるのはわかりますが、
 再稼働には必要な手順があり、
 供給力が急に大きく増えるわけではありません。
 運転延長や建て替えは、効果がでても10年以上先の話です。
 実現性も不確かで、急いで決める根拠に乏しいような気がしますが、
 何故前のめりになって、
 今回方針を決めようとしているのか理解できません。
 更に、使用済み核燃料や放射性廃棄物の扱いは、
 地中深くに埋め、数万年以上隔離する必要があると言われていますが、
 立地など、依然として全く見通しが立っていません。
 今回の決定は、余りにも拙速な感じがします。

 原発は、国論を二分してきたテーマです。
 防衛の問題とともに、
 岸田総理は強引な方針転換が好きなのかも知れません。

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印象派との出会い・・・

2022年12月22日 17時36分29秒 | 日記
 昨日は、夕方日記を書いていて、
 パソコンが突然ブラックアウトしてしまいました。
 電源のコードが外れていたためのようで、解決はしたのですが、
 ほぼ出来上がっていた日記が復旧出来ず、やる気を無くしてしまい、
 日記を休んでしまいました。

 昨日は、県立美術館で開催されている
 「印象派との出会い」との展覧会に行って来ました。
 栃木県立美術館開館50周年記念として、
 ひろしま美術館のコレクションが展示されています。
 この年末、美術展どころではないと言うのもあるのですが、
 25日までなので、是が非でも観たいと思っていました。
 県立美術館は、駐車場も満杯近い混雑でした。
 会場は、東京のような混雑ではありませんが、
 1枚の絵にせいぜい3人という感じで、
 県立美術館としては、かなり混んでいる方だと思います。

 ひろしま美術館は、1978年11月3日に、
 広島銀行の創立100周年を記念して開館した美術館です。
 僕は1980年頃に1度行ったことがあります。
 仕事の合間でしたし、同行者もいたのでゆっくり観られませんでしたが、
 それまでイタリアのルネサンス期の絵が好きでしたが、
 ロートレックの絵を観て、
 フランスの絵も良いなぁと思った記憶があります。

 昨日は、ロートレックの絵は出ていませんでしたが、
 ドラクロワの「墓地のアラブ人」、
 クールベの「雪の中の鹿のたたかい」
 モネの「セーヌ河の朝」、
 ルノアールの「パリ トリニテ広場」、
 黒田清輝の「白き着物を着せる西洋夫人」、「洋燈と二児童」、
 ポール・シニャックの「ポンヌフ」
 岸田劉生の「支那服を着た妹照子像」、
 (有名な麗子には、照子という妹がいたそうです。)
 ユトリロの「モンモランシーの通り」、
 キスリングの「ルーマニアの女」などなど
 素晴らしい作品が沢山ありました。
 特に、大好きな岡鹿之助の「積雪」を観られたのが良かったです。
 更に、藤田嗣治の
 「裸婦と猫」、「受胎告知」、「三王礼拝」、「十字架降下」は
 迫力がありました。
 ひろしま美術館のコレクションは凄いなぁと思いました。

 常設展も少し観て来ました。
 馴染み深い作品が多かったのですが、
 田中一村の「白い花」は、
 県立美術館で一村を所蔵しているのに驚きました。
 船越桂の「風をためて」も良かったです。

 そのような次第で、良い歳末の一日を過ごしてきました。

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どこで何が起こるか・・・

2022年12月20日 19時24分42秒 | 日記
 昨日からの大雪で、
 新潟県を中心にまた大渋滞が起きたとのニュースがありました。
 昨夜から20km程度で300台以上の渋滞から発生し、
 24時間で200m位きり動かないと言っている人がいました。
 も車に閉じ込められた人もいるとの報道がありました。
 想定できないような大雪だったのでしょうね。
 長岡市などの様子が報じられていましたが、
 2018年7月3日に長岡市には行きましたが、
 JR長岡駅の周辺の風景に見覚えがありました。
 新潟県や山形県では停電が起きたとの事です。
 亡くなった方もいるようですし、
 渋滞に巻き込まれた人や、停電に遭われた方は大変だったと思います。

 今日、午前中から午後に掛けて街中を車で走りました。
 いつになく救急車を見ました。
 反対車線を走ったり、横断する道を走ったりでした。
 栃木県内では、今日は3300人だったとの事で、
 これまでで3番目の多さだったようです。
 NHKの県域ニュースでは、患者などの搬送先が決まらず、
 30分以上停滞する件数が増えているとの事でした。
 そんな事もあり、街中を救急車が走り回っていたのでしょう。

 今日は、スマホの会社を変更に車で行って来ました。
 先月、auで機種変更した際、
 UQモバイルに変更すれば料金が下がると言われ、
 そのためには12月にもう1度来てくれと言われていました。
 店舗の開店時刻である午前10時に予約を入れて置きました。
 ほぼ10時に店に着きましたが、店が開いていません。
 まだ10時になってないかと思っていたら、店員さんが駆けて来ました。
 どうしたのかと思ったら、店の鍵を持って来るのを忘れた人がいて、
 店が開けられないので、20分から30分位待って欲しいとの事でした。
 面白い事もあるなぁと思い笑ってしまいましたが、
 後から来た人もその旨言われて笑っていました^^

 20分ほど待って店内に入ったら、
 免許証の外にクレジットカードが必要だと言われてしまいました。
 僕はネットで予約したのですが、
 電話の人には注意していたのだけどと言っていました。
 可愛い感じのお嬢さんだったので、怒るのも躊躇われました。
 料金プランだけ決めて、午後1時にまた来る事にしました。
 手続きが終わったら、デパートに寄って買い物をするつもりでしたので、
 先にデパートに寄り、宝くじを買い、ハンバーガーでお昼にして、
 ガソリンを入れて一度帰宅し、クレジットカードを持って行って来ました。
 そのような次第で午前と午後街中を車で走る事になってしまいました。
 僕は無事に帰宅しましたが、
 どこで何が起こるか分からないものだと思いました。

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