韓国では、今日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が、
大検察庁(最高検察庁に相当)中央捜査部に出頭し、
特定犯罪加重処罰法上の収賄容疑で、事情聴取を受けるとの事です。
韓国の大統領は、退任すると何らかの訴追を受けるケースが続いています。
1980年8月から1988年2月まで在任していた全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領は、
粛軍クーデターや光州事件の関係で、死刑判決を受け後に特赦されています。
1988年2月から1993年2月まで在任した盧泰愚(ノ・テウ)大統領も、
粛軍クーデターや光州事件及び大統領在任中の不正蓄財により、
退任後に軍刑法違反で懲役刑を受けています。
その後の金泳三(キム・ヨンサム)大統領は、特にありませんでしたが、
1998年2月から2003年2月まで在任した金大中(キム・デジュン)大統領も、
本人は免れましたが、部下が北朝鮮への不正送金問題で有罪となっています。
何となく王朝が交替する度に、前王朝を断罪するような感じがして、
権力争いの感じがしますし、
他国に比べても強大な権力を握る韓国大統領の地位が、
腐敗の温床になっているような感じもします。
一方、大統領の在任中は、国民から直接選挙で選ばれたため、
検察も政治的な配慮で手を出さないが、
その任が終われば、徹底的にその不正を暴く韓国の検察庁の意気込みも感じます。
日本では、小沢民主党代表の秘書が不正献金問題で逮捕され、
小沢代表の去就が注目を浴びていますが、
政治に関わってしまった日本の検察庁とは考え方が違うのでしょうね。
盧武鉉前大統領の嫌疑が事実なのかどうか、僕には分かりません。
今後の動きを注目する以外ありませんが、
両国の検察庁の違いを考えてしまいます。
大検察庁(最高検察庁に相当)中央捜査部に出頭し、
特定犯罪加重処罰法上の収賄容疑で、事情聴取を受けるとの事です。
韓国の大統領は、退任すると何らかの訴追を受けるケースが続いています。
1980年8月から1988年2月まで在任していた全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領は、
粛軍クーデターや光州事件の関係で、死刑判決を受け後に特赦されています。
1988年2月から1993年2月まで在任した盧泰愚(ノ・テウ)大統領も、
粛軍クーデターや光州事件及び大統領在任中の不正蓄財により、
退任後に軍刑法違反で懲役刑を受けています。
その後の金泳三(キム・ヨンサム)大統領は、特にありませんでしたが、
1998年2月から2003年2月まで在任した金大中(キム・デジュン)大統領も、
本人は免れましたが、部下が北朝鮮への不正送金問題で有罪となっています。
何となく王朝が交替する度に、前王朝を断罪するような感じがして、
権力争いの感じがしますし、
他国に比べても強大な権力を握る韓国大統領の地位が、
腐敗の温床になっているような感じもします。
一方、大統領の在任中は、国民から直接選挙で選ばれたため、
検察も政治的な配慮で手を出さないが、
その任が終われば、徹底的にその不正を暴く韓国の検察庁の意気込みも感じます。
日本では、小沢民主党代表の秘書が不正献金問題で逮捕され、
小沢代表の去就が注目を浴びていますが、
政治に関わってしまった日本の検察庁とは考え方が違うのでしょうね。
盧武鉉前大統領の嫌疑が事実なのかどうか、僕には分かりません。
今後の動きを注目する以外ありませんが、
両国の検察庁の違いを考えてしまいます。