天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

2月29日・・・

2024年02月29日 18時18分46秒 | 日記
 今日は2月29日です。
 ご承知のように、4年に1度の閏年だけにある1日です。
 僕が日記を書き始めたのは2003年8月30日でした。
 その後2004年、2008年、2012年、2016年、2020年の2月29日に
 日記を書いて来ましたので、 今回で6回目になります。

 4年に1度となると、やはり特別な日との意識になります。
 2004年は日曜日でしたので、特に意識はありませんでした。
 2008年は酒飲みだったのですが、2月29日は日記を書きたいと思い、
 余り飲まずに帰宅して、日記を書きました。
 2012年は現職で忙しい中でしたが、
 たまたま宇都宮では16cmの雪が降り、
 早く帰るような雰囲気だったので、日記が書けました。
 2016年は、退職して第二の職場にいましたが、
 この4年の間に同居人が他界しました。
 2020年は、第2の職場も退職し、
 ほぼボランティアの役職に就いていました。
 その時の日記には、
 「次の閏年は2024年です。
  その年まで、僕の命があるかどうかも分かりませんが、
  もしあったとしたら、同じように生活しているのではないかと思います。
  果たしてどうなっているでしょうか?」と書きました。

 この4年間も、色々な事がありましたが、何とか命が繋がっています。
 次の閏年の2028年までの間に、どのような事があるでしょうか?
 先日の日記にも書きましたが、頼まれごとの1つは既に終わりました。
 残りも今年中には終わる事になると思います。
 今度こそ、完全フリーになっているはずです。
 4年後、元気でいるかどうか分かりません。
 あるいは、この世にいるかどうかも分かりません。
 出来る限り元気でいられるように努めたいと思います。

 今日は、入歯が出来ました。
 以前入れていた入歯は1本で、歯に引っ掛けていました。
 上の歯2本は左右の奥歯ですが、前回と同様歯に引っ掛けています。
 下の歯は、やはり左右の奥歯3本なのでまとめて普通の入歯になりました。
 まだ慣れていませんし、上手く話したり噛んだりできるか分かりません。
 来週まで使用して、微調整してくれる事になっています。

 なお、明日は所用により、日記などを休ませて頂きますので、
 お含み置き下さい。

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出生数・・・

2024年02月28日 18時59分15秒 | 日記
 厚生労働省は27日、2023年の人口動態統計の速報値を公表しました。
 年間出生数は75万8631人と、8年連続で過去最少を更新し、
 初の80万人割れとなった前年の速報値(79万9728人)と比べ、
 4万1097人、率にして5.1%減少したとの事です。

 年間出生数は、第1次ベビーブーム(1947~49年)で約270万人、
 第2次ベビーブーム(1971~74年)で約210万人に上りましたが、
 1991年以降は増減を繰り返しながら、2016年には100万人、
 2019年には90万人、2022年には80万人を下回って来ました。
 因みに、僕の生まれた1952年は200万5千人でした。

 一方、死亡数は、過去最多の159万503人で、3年連続の増加し、
 死亡数から出生数を引いた人口自然減は83万1872人と17年連続で減り、
 過去最大の減少幅となりました。

 国立社会保障・人口問題研究所が
 2023年4月に公表した将来推計人口では、
 2056年に1億人を割り、
 2070年には8700万人まで減ると予測しています。
 これでは、出生数が76万人を割るのは2035年と見込んでいましたが、
 推計より12年早く少子化が進行していることになります。

 政府が少子化対策に取り組み始めたのは、1994年でした。
 これは、1990年の「1.57ショック」と呼ばれる、合計特殊出生率が1.57と
 「ひのえうま」という特殊要因により過去最低であった
 1966年の合計特殊出生率1.58を下回ったことが契機となった事によります。
 1994年の最初の総合的な少子化対策である
 「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」
 (「エンゼルプラン」)、
 1999年には、「重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について」
 2003年には、
 「少子化社会対策基本法」と「次世代育成支援対策推進法」の制定、
 2010年には、「子ども・若者育成支援推進法」の制定など
 色々取り組んで来ました。

 その結果が現在の出生数です。
 政府は今月、
 対策強化に向けた「子ども・子育て支援法」改正案などを閣議決定し、
 児童手当の拡充や、育児休業給付金の引き上げなどを盛り込み、
 2028年度までに年3兆6000億円の予算を充てる方針です。
 しかし、果たしてこれで出生数が増えるかと言うと、
 どうかな?と思っています。
 児童手当の拡充など経済的な支援や出産・育児の支援は
 必要だとは思いますが、
 それで子どもを生む気になるでしょうか?
 これまでの政策が、結局ほとんど役に立っていない事を見ると、
 どんなに税金をばら撒いても出生数は伸びないと思います。
 それよりは、人口減少を前提とした社会作りの方が大切だと思います。

 今の少子化対策は、
 戦争中の「産めよ殖やせよ」に近いような気がしています。
 僕は、子どもは社会を支えるために生まれるのではなく、
 授かった命を大切に生きるためだと思っているのですが。

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風が強い日・・・

2024年02月27日 18時14分32秒 | 日記
 今日は風が強い日でした。
 朝、ゴミを出しに行ったら、
 ゴミの袋の1つがカラスに突かれて散乱していました。
 一緒にいた人と改めて袋に入れて処理しましたが、
 ゴミのネットは掛けてありました。
 まだゴミが少ない段階だったので、
 ネットが風で吹かれてゴミの袋がむき出しになっていたのでしょう。
 改めて、ゴミネットを出ていたゴミ袋で押さえて、
 大丈夫なようにして置きました。

 今日は、鬼怒川温泉のチョッと先まで行く予定がありました。
 出掛ける直前に、先方から電話がありました。
 風が強くて、色々な物が落ちたり飛んで来たりするので、
 気を付けて来るようにとの話でした。

 家を出て、少し行った所の交差点で停車しました。
 何気なく通りの反対側の歩道を見ていたら、
 白色トレイを入れたレジ袋が風に吹かれて歩道の上を転がっていました。
 その袋、風に吹かれて反対側の車道の真ん中に出て来ました。
 車で通行出来る感じではないので、どうしたら良いのだろうと思いました。
 停車して袋を歩道に除けるべきかなぁと思っていたら、
 更に風に吹かれて、
 僕の停まっていた車線に来て、僕の車辺りで停まりました。
 えぇ・・・と言う感じで驚いてしまいました。
 僕は直進車線に停まっていて、右折車線と左折車線に挟まれています。
 レジ袋を取り除いても、どこに置けば良いか分かりませんし、
 車を降りたりして、歩道に持って行く間に渋滞が起きそうです。
 と、まぁ瞬間的に考えて、
 窓を開けてみたらレジ袋を踏まないで、ギリギリ通れそうです。
 それで少し左折車線に入って何とかレジ袋を踏まずに通り過ぎました。

 それから1時間ほど走りましたが、風が強いのは変わりません。
 ハンドルを取られそうになったりしました。
 木の下を通ると枝などが落ちて来て、多少車に当たりました。
 鬼怒川温泉の近くになったら益々風が強くなりました。
 細かい物が飛んでいました。
 それが、埃なのか雪なのか花粉なのか分かりませんでした。

 帰路も相変わらず風が強かったです。
 右側から出て来そうな車があり、ブレーキを踏んで確認しました。
 正面を見たら、プラスチック製のバケツがあり、
 更にブレーキを踏みましたが、間に合いませんでした。
 昼食のため停めた駐車場で確認しましたが、車には傷はないようでした。
 その他、車止めの赤いコーンが台座から外れて転がっていたり、
 トタン板が外れていたり、大きく揺れている看板などもありました。
 台風並みの風だったようです、
 そんな感じで何とか無事に帰って来ました。
 夕方になって、風は止んだようです。

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400万円のツアー・・・

2024年02月26日 19時11分00秒 | 日記
 昨日の下野新聞に、外国人富裕層をターゲットに、
 栃木県が昨年10月に売り出した1人400万円の奥日光ツアーの申し込みが、
 販売期限の今年1月末までに1件もなかったことが、
 県への取材で分かったとの記事がありました。
 このニュース、昨日のネットのニュースにも載っていましたので、
 ご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。

 このツアーは、当初、奥日光の紅葉を満喫してもらおうと企画され、
 ヘリコプターで成田空港などから奥日光へ直行し、
 高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」に滞在、
 世界遺産「日光の社寺」やガイド付きの自然巡り、
 旧イタリア大使館別荘でのディナーなどが組み込まれた
 2泊3日のプランだったとの事です。
 当初の販売期限だった12月上旬までに、県は9回の催行を想定しましたが、
 申し込みはゼロだったため、冬の絶景を満喫できるプランに変更し、
 価格を290万円に引き下げ、
 販売期間も延長したが成約に至らなかったとの事です。

 以前も書きましたが、僕は、この富裕層と言う言葉が嫌いです。
 僕が絶対に富裕層と呼ばれる事がないので、
 僻みが入っている事もあるのですが、
 人の上に人を作るような感じがしています。
 そうした人たちに取り入って、利益を上げようとするのは、
 何か、浅ましいようにも感じています。

 今回の利用ゼロの要因について県は発売前の周知不足や、
 すべての行程が決まっているツアーの設定が
 受け入れられなかったのではないかと
 述べているとの事で、今後このような企画はしないような感じでした。

 ヘリコプターを運航する予定だった会社では、
 昨年、都内から奥日光にあるヘリポートまでのチャーター便を
 4回運航したとの事です。
 上記の「ザ・リッツ・カールトン日光」には、ヘリポートもあるようで、
 実際にヘリコプターで往復するパックもあるようです。

 戦前の中禅寺湖畔には、各国大使館をはじめ多くの外国人別荘があり、
 その数は大正末期には40を超えていました。
 そしてこの大使館員輸送のため、また遊覧飛行のため、
 戦前ここに水上機が飛んでいた時期があります。
 中禅寺湖に着水・離水する映像を見た事があります。
 奥日光とヘリコプターは相性が良いのかも知れません。

 ともかく、県の企画したツアーは失敗でした。
 そうした企画は、民間企業に任せ、
 県としては、多くの方が日光をはじめ、
 県内各地に来ていただけるような取組が、必要な気がします。
 
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Kさん・・・

2024年02月25日 17時52分42秒 | 日記
 今朝の下野新聞の訃報欄を見て、
 僕の後輩のKさんの訃報が載っていたのに、
 驚いてしまいました。
 Kさんとは、1999年と2000年に一緒に仕事をしました。
 僕よりは7歳若かったですが、
 彼が先任でしたので、色々教えてもらいました。
 その当時の仕事は、県北部に出掛ける事が多かったので、
 何度となく彼が運転する車で行きました。
 僕は事務職でしたが、彼は林業職でした。
 ある時、山の中の林道を走った事がありました。
 彼の運転が普段とは異なり、何となく楽しそうでした。
 やはり林業の専門家は山に入ると生き生きするのだと、
 からかった覚えがあります。

 彼は自然環境の問題にも詳しく、
 鳥のトビとオオタカの飛ぶ様子の違いを教えてくれました。
 また、彼と後1人と滋賀県に出張した事があります。
 その時、彼が大学の景観の専門の教授から近江八幡を勧められたとの事で、
 一緒に足を伸ばした事があります。
 本当に良い街並みだと思いました。
 あの時は、余り時間がなかったので駆け足でしたので、
 改めて行きたいと思いながら、まだ果たせていません。

 彼は定年退職後、第二の職場に勤めていました。
 彼の住まいは那須塩原市でしたので、電車で通勤していました。
 最後に彼と会ったのが、宇都宮駅前の喫煙所でした。
 昨年の3月の事です。
 あの日、僕は東京の近代美術館に
 重要文化財の絵を観に行った時の事でしたので、よく覚えています。
 お互い、まだ煙草を吸っているのかなどと
 軽口を叩きながら世間話をしました。
 あの時は、病気など縁がない感じで元気でしたが。

 葬儀は近親者で既に済ませたと載っていましたので、
 遠くから冥福を祈る事にしました。
 とにかくショックでした。

 バスケットのアジアカップ予選が行われています。
 先日、日本はグアムに勝ちましたが、今日は中国戦がありました。
 中国の高さは脅威だと思っていましたが、
 日本代表は、76-73で何とか接戦をものにしました。
 オリンピックなどの主要国際大会では1936年のベルリンオリンピック以来
 88年ぶりに中国を下したとの事です。
 アジアカップそのものは、2025年に行われるそうで、
 中国とは改めて、中国で対戦するとの事です。

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政治倫理審査会・・・

2024年02月24日 18時15分55秒 | 日記
 昨日は、急に夕方出掛ける用事が出来たため、
 日記等を休ませて頂きました。

 衆議院は、今月の28・29日に政治倫理審査会を開催する事を決めました。
 テーマは、ご承知の通り、
 自民党の派閥の政治資金パーティーの裏金問題ですが、
 いずれも安倍派の事務総長を務めた塩谷元文部科学大臣、松野前官房長官、
 西村前経済産業大臣、高木前国会対策委員長と、
 二階派の事務総長を務めた武田元総務大臣のあわせて5人が、
 弁明して説明責任を果たしたいとして、審査を申し出ているとの事です。

 政治倫理審査会は、1985年に国会法が改正され、
 それぞれ衆議院・参議院で
 「政治倫理綱領」、「行為規範」、「政治倫理審査会規程」が議決され
 設置されたものです。
 1985年の設置以降、審査会が開かれることはありませんでしたが、
 1992年に改正され、
 疑惑を受けた本人の申し出でも開かれるようになったため、
 1996年に加藤紘一をめぐる問題で
 初めて開かれて以後たびたび開かれました。
 しかし、「行為規範」等の規定に著しく違反し、
 道義的責任があると認められた場合、
 委員の3分の2以上の賛成で、
 一定期間の登院自粛や国会役職辞任などを勧告できるだけで、
 これまで、こうした勧告が行われた例は今まで一例も無いとの事です。

 こうした政治倫理審査会の状況を考えると、
 そこでどのような弁明が行われるのかが重要だと思うのですが、
 「政治倫理審査会規程」には「審査会は傍聴を許さない」とあり、
 原則非公開です。
 しかし、規定には
 「本人からの求めがあれば尊重する」とあるため公開もでき、
 委員会外の一部の国会議員や報道陣が傍聴した例もあります。

 野党側は、審査会の公開を求めていますが、
 原則非公開ですから、このハードルは高いような気がしています。
 自民党側は、これで裏金問題の幕引きを図りたいのでしょうが、
 パーティー券の売り上げからどうして裏金が出来て、
 それが何に使われたかが明らかにならない限り、
 国民の側としては、
 臭い物に蓋をしたとの印象が残るだけのような気がします。
 自民党はキチンとした対応をしない限り、
 国民から見放されていくような気がしますが、どうでしょう?

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インフレ・・・

2024年02月22日 18時48分51秒 | 日記
 今日の衆議院予算委員会で、日本銀行の植田和男総裁は、
 足元の物価動向について、
 デフレではなくインフレの状態にあるとの見解を示したと
 報じられています。
 植田総裁は、
 「賃金上昇を反映する形でサービス価格が
  緩やかに上昇する姿は続いている」と指摘し、
 その上で
 「去年までと同じような右上がりの動きが続くと一応、予想している。
  そういう意味でデフレではなくインフレの状態にある」と
 語ったとの事です。

 1月の金融政策決定会合以降、
 植田総裁や内田真一副総裁から正常化への地ならしと取れる発言が相次ぎ、
 市場では3月か4月の会合で政策変更に踏み切るとの観測が
 広がっているとも報じられています。

 現在、春闘の最中ですが、
 昨日、自動車大手の労働組合の要求を踏まえた経営側との交渉が始まり、
 このうちホンダとマツダが、
 労組からの月例賃金と一時金の要求に満額回答すると発表しています。
 これが、今後他の産業に影響するのか分かりませんが、
 様々な所で、人手不足の声が上がっていて、
 労働の需給関係が厳しくなっていますので、
 賃金の上昇は間違いないと思います。
 そうなって来ると、賃上げが更に物価を押し上げ、
 「賃金・物価の好循環」などと言うより、
 制御不能のインフレになるのではないかと気になっています。

 アベノミクスはトリクルダウンの理論で、
 儲かる所があれば、その波及効果で景気が良くなるとしていましたが、
 企業の利益は内部留保を増やし、景気に対する影響を与えず失敗しました。
 この結果、貧富の格差が拡大した訳です。
 インフレになると、更に格差が広がるのではないかと心配しています。

 高度成長期、日本の経済は、物価が右肩上がりで発展して来ました。
 政府や財界などの関係者には、この頃の成功体験から、
 経済の発展には右肩上がりが必要だとの
 幻想があるのではないかと気になっています。

 今日の日経平均株価は、39098,68円と史上最高の値を付けました。
 最近の株価は上昇していますが、景気の上昇には結びついてなく、
 国民生活も向上していないとの指摘があります。
 株式市場は活況も、景気はほぼ停滞、国民生活は悪化との図式です。

 物価の上昇、今年の春闘の状況、日銀の政策変更など、
 今後どのような影響が出るのか分かりませんが、
 生活苦に悩む人が少なくなるような方向ならば良いがと思っています。

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お役御免・・・

2024年02月21日 18時33分15秒 | 日記
 昨日は、友達との酒飲みがあったので、日記は休ませて頂きました。

 昨日の午前中、ある委員会がありました。
 2018年4月に頼まれて引き受けていた委員で、
 任期は1期3年で2期務めた事になります。
 委員会は、総数15名程度でしたが、
 3つの部会に分かれ、実際の審議は部会で行われました。
 部会は、概ね1月に1回のペースで開かれていました。
 内容は書けませんが、色々な案件がありました。
 若い人と議論する事もあって、結構面白かったです。

 その委員の就任または再任に当たっては、
 3期まで、年齢70歳以下との制限がある事から、
 今回、晴れてお役御免となった訳です。
 月1回ですから、6年もやっていたのかと言うのが、正直な実感です。
 難しい議論に加わらなくても良くなるので、
 ホッとする気持ちもあります。
 まだ、頼まれて引き受けている役目もありますが。

 昨日は、とても暖かく、コートなしで出掛けました。
 昨日の最高気温は21.6度だったとの事です。
 今朝起きた時は、暖かく、エアコンを点けるほどではありませんでしたが、
 その後急に気温が下がって来ました。
 今日の最高気温は、9.5度でしたが、
 これは午前0時13分に記録した温度です。
 春から冬に戻った感じでした。
 雨も降って来た事もあり、一日中家の中に閉じこもっていました。

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大津事件・・・

2024年02月19日 18時42分03秒 | 日記
 今日のニュースによると、
 1891年(明治24年)に来日中のロシア皇太子ニコライが、
 警備の警察官・津田三蔵に斬りつけられ負傷した大津事件について、
 滋賀県立公文書館で
 2点の未公開資料が見つかったとのニュースがありました。
 一つは、津田に関する同僚ら約80人の証言を集めた
 「津田三蔵性行履歴申牒書(しんちょうしょ)編冊」(約320ページ)。
 人柄について
 「言語は寡少にして性は温和」「やや頑固にして沈黙寡言」といった
 記述が並んでいるとの事です。
 もう一つは、事件前後に警察が反露派の壮士(活動家)を内偵した記録
 「壮士ニ関スル書類編冊」(約470ページ)です。

 大津事件は、歴史の授業でも習う有名な事件です。
 対露関係の悪化を恐れて津田の死刑を求める政治的圧力に対し、
 現在の最高裁判所にあたる大審院が無期徒刑(無期懲役)の判決を下し、
 「司法の独立」を守ったとされています。
 この時の大審院長児島惟謙が
 花札賭博をしていて捕まった話は、
 2020年5月22日に「司法官弄花事件」として以前日記に書きました。
 https://blog.goo.ne.jp/tennenkozi/d/20200522

 津田三蔵が何故ニコライに斬り付けたのか、
 その動機が明らかになっていません。
 本人の供述によれば、
 以前からロシアの北方諸島などに関しての強硬な姿勢を
 快く思っていなかったことであるとの事ですが、
 これには疑問もあるようです。
 事件前、西南戦争で戦死した西郷隆盛が実はロシアに逃げ延び、
 ニコライと共に帰って来るというデマがささやかれていて、
 西南戦争で勲章を授与されていた津田は、
 もし西郷が帰還すれば自分の勲章も剥奪されるのではないかと
 危惧していたという説もあります。
 今回の津田三蔵の周辺の人の証言の中に、
 動機のヒントになるものがあれば良いですね。

 津田三蔵は、5月27日に無期徒刑の判決を受け、
 7月2日、北海道の標茶町にあった釧路集治監に移送・収監されましたが、
 身体衰弱につき、通常の労役ではなく藁工に従事していました。
 しかし、同年9月29日に急性肺炎を発病し、翌30日未明に死亡しました。

 なお、明日は所用により、日記等を休ませて頂きますので、
 お含み置き下さい。

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蘇民祭・・・

2024年02月18日 19時15分28秒 | 日記
 岩手県奥州市の黒石寺に伝わる蘇民祭が昨夜行われましたが、
 この祭りは1000年以上続くとされ、
 日本の三大奇祭の1つに数えられています。
 もっとも三大奇祭と言うと、
 秋田県の「なまはげ柴灯祭」、長野県の「御柱祭」、
 静岡県の「吉田の火祭」とされていますが、
 静岡県の「島田大祭(大井神社大祭)」、
 岡山県の「西大寺会陽はだか祭り」、
 そして岩手県の「黒石寺蘇民祭」を挙げる場合もあります。

 昨夜行われた黒石寺蘇民祭は、
 檀家の高齢化や減少から儀式などの運営が難しくなった事などから
 1000年以上の歴史を閉じる事になり、以前から話題になっていました。

 黒石寺蘇民祭は、2008年の祭に先駆けて奥州市が作成したポスターが、
 上半身裸で胸毛の濃い男性が大きく写っているデザインであった事から、
 「女性客が不快感を覚え、
  セクシャルハラスメントに該当するおそれがある」として
 JR東日本が駅構内の掲示を拒否した事で、逆に有名になりました。

 黒石寺蘇民祭の最大の呼び物は五穀豊穣などを約束されると言われている
 「蘇民袋」と呼ばれる麻袋の争奪戦で、
 参加者は下帯一つでこれを奪い合います。
 かつては、
 この下帯を含め一切の衣服を着用しないで全裸で行われていました。
 しかし、観光客の増加と共に
 ストリーキング目的の参加者も増加して問題視され、
 黒石寺も2007年以降は下帯の着用が義務付けられ、
 全裸で行う伝統が途絶えていました。

 蘇民祭は、蘇民将来と言う人物に関連する伝説に基づく祭です。
 蘇民将来は、備後国風土記に記された人物で、
 旅の途中で宿を乞うた武塔神を裕福な弟の巨旦将来は断り、
 貧しい兄の蘇民将来は粗末ながらもてなしました。
 後に再訪した武塔神は、自らを速須佐雄能神(スサノオ)と正体を名乗り、
 茅の輪を付けて、蘇民将来の子孫の護符を付ければ
 疫病を避けることができると教えたとする説話がベースになっています。

 特に岩手県南部では、蘇民祭を行う社寺が何か所かあるようです。
 関係者の高齢化や担い手不足の要因から、
 蘇民祭のイメージとなっている裸の男性が
 蘇民袋を奪い合う祭りの部分については
 各地で終了していく傾向にあるとの事ですが、
 復活して行われている所もあるようです。

 地方の過疎化により、
 こうした伝統のある祭が縮小あるいは廃止となる事が続いています。
 何とかならないかと思うのですが。

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