天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

トリガー条項・・・

2023年11月29日 19時35分40秒 | 日記
 ここのところ、
 ガソリンの税金に関するトリガー条項が話題になっています。
 トリガー条項は、ガソリンの平均価格が3カ月連続で160円を超えた場合、
 ガソリン税の上乗せ分である25.1円の課税をやめる制度です。
 3カ月連続で130円を下回れば元に戻す事になります。
 東日本大震災の復興財源を確保するため、発動は凍結されています。

 経済産業省は29日、レギュラーガソリン1リットルあたりの
 全国平均価格(27日時点)が前週より0.3円上がり、
 174.0円になったと発表しました。
 目標の175円程度に下げるため
 政府が支給する補助金によって本来の価格から
 24.3円安くなったとみているとの事です。

 補助金は昨年1月に始まって以降、予算総額は6.2兆円にのぼり、
 2023年度の補正予算案では1532億円が追加されています。
 これまで延長と拡充が繰り返され来年4月末まで続くことになっています。

 岸田総理は
 「来春以降の出口戦略について、トリガー条項の凍結解除も含めて
  与党と国民民主党で検討したい」と国会で発言し、
 自民、公明、国民の3党の協議が始まると報じられています。
 これは、国民民主党の玉木代表の質問に答えたものですが、
 この答弁によって、国民民主党は今回の補正予算に賛成しています。

 こうしたやりとりは以前にもありました。
 2022年度の当初予算の採決の際にも、
 トリガー条項の検討を行うと言う事で、
 国民民主党は予算案に賛成していますが、
 結局3党の協議で、トリガー条項の適用は見送られ、
 補助金による値下げの現行制度になった訳です。

 トリガー条項の検討について、鈴木財務大臣は聞いていなかったようです。
 岸田総理の発言は、事務的な詰めを行った上での事ではなく、
 唐突に言い出したような感じです。
 透けて見えるのは、野党の結束を乱すのが目的のような気がします。
 何とかの1つ覚えのように、
 国民民主党はトリガー条項にこだわっていますが、
 前回と違って導入される事になるでしょうか?
 現在のガソリン価格からすると、トリガー条項でも補助金でも、
 同じような感じですが。

 なお、明日は所用により日記などを休ませて頂きますので、
 お含みおき下さい。

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大阪万博の2・・・

2023年11月28日 18時21分16秒 | 日記
 大阪万博については、9月30日の日記に書きました。
 こんなに経費が膨らむのだから、大阪万博は止めるべきだと書きましたが、
 その感じを益々強くする状況が明らかになっています。

 昨日の参議院予算特別委員会で、
 立憲民主党の辻元清美参院議員が
 「日本パビリオンは建設費の2350億円の中に入っていると思っていたが、
  別にまたお金が要るんですね」と質問したのに対し、
 岸田文雄首相は
 「全体の会場建設費は、博覧会協会がまずは責任を負い、
  国が管理監督責任を負う形になるが、
  日本館については日本の国として管理する立場にあるので、
  これは(建設費とは)別だと言うこと」と述べました。

 大阪万博の当初計画では建設費が1250億円でしたが、
 2度の増額見直しが行われ、会場建設費は2350億円に膨れ上がっています。
 これを国と大阪府・大阪市と関西経済界で
 3分の1ずつ負担する事になっています。
 しかし、この他に、
 日本館建設360億円、発展途上国の出展支援240億円、
 会場内の安全確保199億円、全国的な機運醸成38億円など
 約840億円を国が負担するとの事です。
 会場整備費の中だと思うのですが、
 世界一高い350億円の日傘と揶揄される
 「木造リング」の建設が進められています。
 会場全体を一周させる木造のリングなのだそうですが、
 2025年4月13日に開幕し10月13日に閉幕するこの期間は、
 猛暑になる事が予想される事から
 日除けになるとの事から日傘と呼ばれています。
 しかし、このリングは終了後には撤去されます。
 大量の木材を使用しますが、その再利用などは、
 これから検討すると吉村大阪府知事は言っていました。
 何と杜撰な計画なのかと思いました。
 360億円の日本館も、終了後には撤去されます。
 僅か半年きり使わない建物に360億円を使うと言うのも
 信じられないのですが、
 とんでもない無駄遣いですね。

 同じく昨日の記者会見で、
 日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設会長)が、
 海外パビリオンについて「デッドラインはもう過ぎている」と指摘し、
 「よほど簡易な構造であるか、あるいは部材調達のめどが立っているなど、
  特段の事情がないと(開幕までに間に合わせるのは)難しい」と
 述べています。

 時間は前後しますが、11月26日のインターネット番組で、
 日本維新の会の馬場伸幸代表は、
 「絶対にやめない。国のイベントだから、世界から信用を失う」と
 強弁しています。
 僕は、莫大な税金を注ぎ込んで開催を強行すれば、
 国民の信用を失うような気がしますが、どうなのでしょうね?
 大阪府や大阪市は、カジノの事前整備が出来れば
 良いと考えているのかも知れませんが。

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日本大学・・・

2023年11月27日 19時07分27秒 | 日記
 日本大学は、日本最大の私立総合大学です。
 卒業生は121万人を超え、2022年5月1日現在での学生数74,112人で、
 日本の大学全体で第1位です。
 日本大学は、1889年(明治22年)10月に、
 明治政府で司法大臣を務めた山田顕義などが創立した
 日本法律学校が前身で、
 総合大学への昇格を目指して、1903年8月、日本大学と改称しました。

 その日本大学が大揺れと言って良い状況に陥っています。
 今年8月上旬に
 アメリカンフットボール部の違法薬物事件に端を発したと思いますが、
 日大アメリカンフットボール部と言うと、
 2018年5月、関西学院大学の定期戦で起きた「悪質タックル事件」で、
 やはり大きな社会問題になったのは、記憶に新しいところです。
 この事件の後、日本大学の体質が批判を受けましたが、
 そうした事もあったのでしょうか、
 2022年7月1日に、
 作家の林真理子さんが、学校法人の理事長に就任しました。
 この時、何で?と違和感がありました。
 大学の教育や学校法人運営にも関係した事のない人が、
 日本一大きな大学のトップに就任して大丈夫かと感じました。
 単なる、お飾りなのかと思いました。
 先月31日、薬物事件に関する第三者委員会では、
 委員たちからは理事長としての「資質」を問う声が
 相次いだと報じられています。

 そして今日、薬物事件の対応をめぐり、
 辞任を迫られるなどのパワーハラスメントを受けたとして、
 沢田康広副学長(競技スポーツ担当)が27日、
 林真理子理事長に1千万円の損害賠償を求める訴訟を
 東京地裁に起こしたとの事です。
 訴状によると、第三者委が日大の対応について調査していた
 8月22日~9月7日、沢田氏は理由を告げられないまま、
 学内の主要な会議への出席を禁止され、
 林理事長から、
 沢田氏が捜査の対象になっているなどと虚偽の説明をされたり、
 日付が空欄となった辞任届を出すよう求めるなど、
 辞任を強要されたりしたと主張し、
 こうした行為がパワハラにあたるとしています。

 この訴えが妥当なものなのかどうか、僕には分かりませんが、
 在籍している学生などは、動揺しているのではないかと思います。
 そうした中、
 今日薬物事件で3人目の逮捕者が出たとのニュースもありました。
 日本大学、大丈夫でしょうか?


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大相撲九州場所千秋楽・・・

2023年11月26日 18時35分26秒 | 日記
 今日は、大相撲九州場所の千秋楽になりました。
 今月17日にも日記に書きましたが、
 やはり横綱照ノ富士の不在は、寂しい感じがしました。
 17日の時点では休場していた朝乃山ですが、
 8日目から出場して、
 すぐに大関貴景勝との取り組みとなり見事に勝ちました。
 その後4連敗しましたが、立ち直って3連勝しました。
 来場所は期待出来そうな気がしました。

 注目していた、幕下の若隆景は5勝2敗と勝ち越しました。
 長い休場明けですから、よく頑張ったと思います。
 来場所は十両復帰を目指して頑張って欲しいと思いました。
 幕内に復帰した友風は、今日負け越してしまいました。
 幕内に止まれるでしょうか?

 終盤まで優勝を争った熱海富士でしたが、
 昨日の2敗同士の霧島との対戦に負け、今日も琴ノ若にも負けました。
 しかし、平幕で2場所連続終盤まで優勝を争ったのは見事だと思いました。
 昨日・今日、少し硬くなっていたような印象でしたが、
 まだ若いですから、その内優勝する事もあるだろうと思います。
 関脇の琴ノ若、序盤快調に勝ち進みましたが、
 途中から失速したような感じもしました。
 しかし、素質のある力士ですし、
 今場所11勝は大関の見通しが出て来たように感じました。

 大関、豊昇龍が一番安定しているかと思いましたが、
 前の日記に書いた不思議な立ち合い以降精彩を欠いたような感じでした。
 貴景勝は、全勝もしくはそれに次ぐ成績での優勝ならば
 横綱との話もありましたが、
 4日目に明生敗れてから、やはり精彩を欠いたような感じがしました。

 優勝したのは霧島でした。
 4日目に高安、6日目に豪ノ山に敗れましたが、
 その後、日が経つにしたがって安定感が増したような感じでした。
 来場所は、横綱を目指す事になりますが、
 可能性は高いような気がします。

 今年の大相撲も終わってしまいました。
 毎年、九州場所が終わると、年末が始まるように感じています。
 そろそろ、新年の準備をしないといけないのでしょうね。

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戦闘の休止・・・

2023年11月25日 19時18分46秒 | 日記
 10月7日にイスラム組織ハマスの
 イスラエルへの奇襲攻撃によって始まった軍事衝突ですが、
 日本時間の24日、午後2時から戦闘が休止されました。
 空爆も攻撃もないガザ市内で、
 市民が安堵しているとも報じられていますが、
 住民の方々は、
 つかの間の平穏な生活に少しはホッとしているのではないかと思います。
 しかし、これは4日間に過ぎません。

 今回の戦闘の休止は、人質の交換が行われる事になっています。
 段階的に行われるようですが、
 ハマス側がガザ地区で拘束している
 子どもや女性など50人の人質を解放する一方、
 イスラエル側は刑務所に収監している
 パレスチナ人の子どもや女性など150人を
 釈放するということです。
 ハマス側からは、拘束されていた人質のうち
 合意に基づくイスラエル人13人のほか、
 タイ人なども含めてあわせて24人が解放されたと報じられています。
 これまで、中東における戦闘では、何度も停戦が破られる事がありました。
 先ずは、停戦が破られる事なく、
 予定された人質の解放が行われると良いと思います。

 出来れば今回の戦闘の休止が延長され、
 それが休戦にと繋がれは良いのですが、
 どうもそうはならないような様子です。
 戦闘は休止されましたが、イスラエル軍はガザ北部に止まっていますし、
 イスラエルはハマスの掃討を掲げていて、
 更に南部への攻撃を示唆する軍首脳部の発言が報じられています。

 イスラエルは当初、北部地区の住民に南部への避難を勧告していました。
 それが南部への攻撃を行うと言うのは、
 北部地区へのこれまでの攻撃で、
 十分な成果を得ていないのではないのかも知れません。
 何度かイスラエル軍の報道官が、
 シファ病院地下の司令部と称する施設を映像で公開していますが、
 本当に司令部なのかと疑問に感じています。
 イスラエル軍としては、病院攻撃の正当性を主張しているのでしょうが、
 仮に司令部であったにしても、
 病院を攻撃した戦争犯罪は拭えないと思います。

 この4日間の戦闘の休止で、
 ガザ地区の現状が明らかになると良いなと思っています。
 それによって、更に国際的な休戦の声が上がる事を期待するからです。
 今、ヨーロッパでは、
 ユダヤ教関連施設やユダヤ人に対する
 嫌がらせや差別的な事件が急増しているとの事です。
 休戦になる事は、長い目で見た時に、
 ユダヤ人にとっても良い事のように思うのですが。

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クレーム・・・

2023年11月24日 19時25分01秒 | 日記
 しばらく前から、熊の駆除に関して、
 駆除する側の行政に対するクレームが殺到する事が話題になっています。
 報道によると、
 「殺処分するな」、「武器を使うのは卑怯だ」などと感情論が多く、
 電話口で号泣する人もおり、行政が対応に苦慮しているとの事です。

 どうしてこのようなクレームを寄せる人がいるのか、
 僕には理解出来ないでいます。
 このようなクレームは、今に始まった事ではなさそうで、
 2005年に青森で行なわれた猿の駆除でも起こっていたとの事です。

 今年は、特に熊に関する報道が多いですが、
 猪などのニュースも報じられています。
 10月には、宇都宮市内の中心街を走り回った猪がいましたが、
 昨日も宇都宮市内の住宅街で目撃されたとの報道もありましたし、
 仙台市では高校に猪が侵入したとのニュースもありました。

 兵庫県立大学自然・環境科学研究所の横山真弓教授は、
 野生動物が一線を越えて、人の生活圏に入ってくる原因について、
 巷で言われている山が開発され、
 森が荒れたて住みにくくなったなどはごく一部と述べ、
 昭和初期から第二次世界大戦にかけて
 日本の野生動物が絶滅寸前に陥っていたこと、
 戦後は一転して保護政策が始まったこと、
 個体数が増加する中で農山村から産業が撤退し、
 生息地が拡大したことなどを解説し、
 「自然を破壊する人間」と「住む場所を追われる野生動物」という図式を
 否定しているとの事です。

 いつの事だったか、よく覚えていないのですが、
 多分、1980年頃だったと思います。
 栃木県日光市の奥日光で、大雪の年に多数の鹿が餓死した事があります。
 「鹿が餓死するのは可哀想だ」との声を受けて、
 餌を撒いて鹿を救いましたが、
 その後、暖冬が続き、鹿が急増して、1990年代に農業被害だけでなく、
 奥日光の希少植物の壊滅的な食害を招きました。
 今も、小田代ヶ原では鹿の侵入を防ぐための金属柵が設けられています。
 「動物が可哀そう」との発想で、
 餌付けを行う事は、後々問題を起こしかねません。

 今、地球上では、
 動物よりも貴重な人間の命が戦闘によって失われています。
 ウクライナでもそうですし、
 パレスチナでは、一般市民に向けた攻撃も行われています。
 クレームを寄せるべきなのは、こうした国に対してだと思うのですが、
 何故しないのでしょうね?
 それとも報道されていないだけで、行っているのでしょうか?
 住民の生活を守るために苦労している自治体にクレームを寄せるのは、
 業務の妨害であり、弱い者いじめ以外の何物でもないと思うのですが。

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ラグビー早慶戦・・・

2023年11月23日 18時57分45秒 | 日記
 何度か日記に書きましたので、ご記憶の方もいるかも知れませんが、
 11月23日は、関東大学ラグビー対抗戦の早慶戦の日です。
 一昨年は、神宮外苑の秩父宮ラグビー場に観に行きました。

 今年の早慶戦は第100回の節目を迎えるとの事で、
 これまでの秩父宮ラグビー場から
 36年ぶりに国立競技場に場所を移して行われました。
 慶応大学ラグビー部は1899年(明治38年)に創部されました。
 大学のラグビー部としては、日本最古なのだと思います。
 早稲田大学のラグビー部は、1918年(大正7年)に創部されました。
 そして、1922年(大正11年)11月23日、両大学の対抗戦が始まりました。
 1943年~45年の太平洋戦争による中止を経て、
 戦後も11月23日の定期戦が守られて来ました。

 ここまでの対戦成績は早稲田72勝、慶応20勝で引き分けが7試合です。
 最近は1つの引き分けを挟んで、早稲田が11連勝中でした。

 そして、今日の試合です。
 開始4分で早稲田がトライを挙げ、
 更に10分、20分と続けてトライを挙げて、
 それぞれコンバージョンキックも決まって21対0と大きくリードしました。
 しかし、やはり伝統の一戦です。
 慶応が23分、34分とトライを挙げて、7点差に迫りました。
 前半終了間際、慶応のファールから早稲田がトライを決めて、
 28対14で折り返しました。
 後半、早稲田がトライを挙げて、勝負の流れを掴んだ感じでした。
 結局43対19で早稲田が勝ちました。

 関東大学対抗戦グループは、既に帝京大学が優勝を決めています。
 2位を早稲田大学と明治大学が争う事になります。
 早明戦は、毎年12月の第一日曜日に行われる事で決まっています。
 今年は、12月3日に国立競技場で行われます。
 早明戦は、1923年(大正12年)12月24日に
 早稲田大学戸塚グラウンドで初戦が行われ、
 以後戦争による中断を挟み現在まで定期戦95戦が行われて来ました。
 対戦成績は、早稲田大学54勝、明治大学39勝、2試合の引き分けです。
 今年はどのようになるでしょうか?楽しみです。

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偽発言・・・

2023年11月22日 19時19分07秒 | 日記
 今日のニュースを見ていたら、
 「岸田首相らの「偽発言」作成アプリ、ネット上に無料公開…
  文章打ち込めば自動的に似た音声で朗読」との
 読売新聞オンラインの記事に興味を感じました。

 少し前、岸田総理の偽動画がニコニコ動画に投稿され話題になりましたが、
 上記の記事によると、
 生成AI(人工知能)を利用して
 岸田総理らの「偽発言」を作り出せるアプリが、
 ネット上に公開されていることがわかったとの事です。
 このアプリでは、
 入力した文章を岸田首相らの偽音声で朗読させる仕組みで、
 スマートフォンなどで無料で使える状態になっているとの事です。
 他に、安倍晋三や菅義偉前総理の
 「偽発言」を作成できるものも公開されていて、
 それぞれ3人の顔写真が表示され、入力欄に文章を打ち込むと、
 3人に似た音声でその文章が自動的に朗読されるとの事です。

 このアプリを作成したのは、安倍、菅両氏らの偽動画を
 ネット上に投稿している兵庫県の25歳男性で、
 アプリを作った理由について、
 「自分と同じように、政治家らをバカにしたパロディーを作る人が
  現れてほしいと思った」と話しています。

 このアプリの作成や投稿が違法なのかどうか微妙な問題かなと思いました。
 真っ先に思い浮かぶのは肖像権の問題ですが、
 原則的に肖像権の侵害は刑法上の犯罪ではないはずです。
 民事上は、責任を追及される場合はあるかもしれませんが。
 あるいは、名誉棄損罪もあるかも知れません。
 動画に語らせた内容によるような気もします。
 総理大臣には、こう語って欲しいとの思いで、
 このアプリを使ってみたいような気もします。

 少し前から、ディープフェイクとの言葉が使われています。
 「ディープラーニング」と「フェイク」を組み合わせた造語で、
 AI(人工知能)を用いて、
 人物の動画や音声を人工的に合成する処理技術を指します。
 もともとは映画製作など、
 エンターテインメントの現場での作業効率化を目的に開発されたものです。
 このアプリは、ディープフェイクの一つなのでしょう。
 AI技術が進歩して、
 誰でもこのようなアプリを使える、作れると言う事になると、
 社会に色々な問題を起きるのでしょうね。
 これに対する対策が
 追い付かなくなっているのではないかと気になります。

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福島市へ・・・

2023年11月21日 18時32分01秒 | 日記
 昨日は、会議があって福島市に行って来ました。
 寒そうなので、コートを着て行くかどうか迷ったのですが、
 宇都宮は天気が良くて、それほど寒くはなかったので、
 着ないで出掛けました。
 午後からの会議でしたので、宇都宮駅でお昼を食べてから行きました。

 福島駅に新幹線が着いた時に、雨が降っていました。
 途中は降っていなかったのですが。
 ホームに出たら余りにも寒いので、コートなしは失敗だと思いました。
 会議の会場は、駅から歩いて15分程度の所でしたから、
 歩いて行くつもりでいましたが、雨脚が強いし傘を持っていなかったので、
 仕方なくタクシーで行きました。
 そんな事から、余り寒い思いはしませんでしたが。

 栃木県から車で来た人は、
 途中風が強くてハンドルを取られるようで怖かったと言っていました。
 新幹線は大丈夫だったかと訊かれましたが、
 東北新幹線は雪と風に強いので大丈夫だと言いました。
 会津から車で来た人は、土湯峠に積雪があったとの事でした。
 除雪が出来ていたので走行には問題がなかったとの事でしたが。
 余りにも寒かったですし、雪の話も聞いたので、
 やはり東北地方は違うものだと思いました。

 会議は、思いのほか早く終わりました。
 まだ雨が降っていたので、出席者の車に乗せてもらって駅に戻りました。
 ギリギリで乗れた新幹線があったので、
 一服は諦めて、急いで乗り込みました。
 宇都宮に着いたら、やはり寒かったですが、
 福島と比べたら寒さのレベルが違うと感じました。

 夜、ネットのニュースを見ていたら、
 昨日の午後7時ごろ、
 東北新幹線の那須塩原(栃木)―新白河(福島)間で、
 強風により風速計が規制値に達したため、
 東京―仙台間で運転を見合わせたとの記事がありました。
 1時間弱で運転を再開したようですが、
 僕も2・3本遅かったら、巻き込まれていたかも知れません。
 東北新幹線、雪には強いかも知れませんが
 風にはそれほど強くはないのかも知れません。
 余計な事を言ってしまったかなぁと思いました。
 
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宮本から君へ・・・

2023年11月19日 18時39分53秒 | 日記
 相変わらず映画は観ていますが、今日は映画についてではありません。
 一昨日の17日、この映画への交付金不交付問題に関して、
 最高裁判所が不交付を妥当とした東京高等裁判所の判決を破棄し、
 交付すべきだとの判決を出しました。

 これは、日本芸術文化振興会が、出演者の一人であるピエール瀧さんが
 コカインを使用していた事で有罪が確定した事を理由として、
 内定していた交付金の交付を取り消した問題です。
 これに対して
 映画製作会社「スターサンズ」は、助成金交付を求め裁判を起こし、
 2021年6月21日の東京地方裁判所は
 「製作会社への助成金と出演者の犯罪行為は無関係だ」とし、
 助成金交付取り消し処分を違法とする判決を言い渡しました。
 しかし、2022年3月3日の東京高等裁判所での控訴審では
 一転して
 「薬物乱用の防止という公益性の観点からされたものであり、
  芸術的観点からされたものではないから、
  文化的芸術的価値を軽視したということはできない」と判断し、
 一審の判決を破棄し、原告敗訴の判決を言い渡していました。
 これに対する上告審の判決が一昨日出た訳です。

 最高裁は、
 「薬物乱用の防止という公益が害される
  具体的な危険があるとは言いがたい」として
 芸文振決定を違法と判断して、
 原告の映画製作会社「スターサンズ」の逆転勝訴が確定しました。
 文化芸術作品への公的助成金を巡り
 最高裁が判断を示した初めてのケースです。
 この裁判は、助成金の選考に落ちたことを不服とする裁判ではなく、
 すでに採択が決まり助成金の交付が内定していたのに、
 後から生じた事情を理由として「交付しない」とした
 芸文振の決定を問うものでした。
 文化芸術方面への助成金をめぐる法ルールは、根拠となる法律はあっても、
 どう運用すべきかについては、明確な根拠はないようです。
 2019年に「あいちトリエンナーレ」の展示内容への批判を受けて
 文化庁が補助金を一時不交付とするなど、
 行政が補助金や交付金を使って、
 介入あるいは検閲するような問題が起きています。
 日本芸術文化振興会は独立行政法人ですから、行政とほぼ同じでしょう。

 今回の最高裁判決は、
 公益を害する事情がある場合には
 助成金を不交付とする裁量が認められる場合もあるとしながらも、
 「表現の自由」の重要性から、この裁量に理論的な限定をかけたものです。
 完全な表現の自由を認めた訳ではありませんが、
 まぁ妥当な判決かなと言う感じがしています。

 僕は、ピエール瀧さんは好きな俳優です。
 数多くの作品に出ていますが、迫力のある悪役が多いと思いますが、
 柳家しん平監督の「落語物語」など人情味のある役も演じていました。
 俳優の活動も再開したようですので、頑張って欲しいと思います。
 「宮本から君へ」はまだ観ていませんが、その内観たいと思います。


 なお、明日は所用により日記等を休ませて頂きますので、
 お含みおき下さい。

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