天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

伊勢神宮へ その2・・・

2022年10月31日 19時37分46秒 | 日記
 2日目は、JR東海の鳥羽駅から出発しました。
 鳥羽駅は三重県の多気駅と結ぶ参宮線の終着駅です。
 鳥羽駅から10分ほど列車に乗って、二見浦駅に着きました。
 お伊勢参りには、夫婦岩→外宮→内宮の順番なのだそうですが、
 僕は余り気にしないので、外宮を先に行きました。

 一昨日も天気が良かったのですが、風が強く波も高かったような気がします。
 二見浦から夫婦岩に行きましたが、
 海岸線の遊歩道を歩いて気持ちが良かったです。
 滅多に海を見ない僕は、海を見るだけで満足してしまいます。
 夫婦岩の近くは時々波が打ち上がるので、
 濡れては大変だと思い余り近付けませんでした。
 男岩と女岩を注連縄で結んでいますが、かなり太いのに驚きました。
 あれならば切れないだろうなぁと感心しました。
 夫婦岩近くに、二見興玉神社がありました。
 古くからの神社なのかどうかは分かりませんでしたが社殿は新しかったです。

 夫婦岩の近くに、かつての皇族などの宿泊所の賓日館があります。
 この日はイベントのため午前中休館で中は見られませんでしたが、
 重要文化財になっているとの事で立派な建物でした。
 その代わり玄関前にボンネットバスが停まっていました。
 1965年製のバスとの事で、
 三重交通と書いてあったので近くから来たのかと思ったら、
 土浦ナンバーで茨城県から陸路を走って来たとの事でした。

 二見浦駅から夫婦岩まで旅館街がありました。
 一部廃業した建物もありましたが、レトロな雰囲気の良い町並みでした。
 10時11分の列車に乗ろうと思いましたが、
 完全に遅れてしまい、二見浦から内宮に向かうバスに乗りました。
 観光案内所の女性の話では、二見浦から内宮に行くのにはベストだとの事でした。
 バスは途中、伊勢忍者キングダムとの施設の前を通りましたが、
 テーマパークなのでしょう、結構賑わっている感じがしました。

 内宮でバスを降りたら、物凄い人がいるのに驚いてしまいました。
 晴天の土曜日と言う事もあるのでしょうが、車も渋滞しているようでした。
 五十鈴川に架かる宇治橋を渡りましたが、
 人が多くて、かなり俗っぽいなぁと思いました。
 五十鈴川はさすがに水が澄んで綺麗でしたが。
 正宮の皇大神宮に行きましたが、ここも多くの人がいました。
 係の人が左右に広がってと言っていましたが、正面にだけ列が出来ていました。
 僕は、当然のことですが右手の方に行って簡単にお参りしました。
 更に御稲御蔵とか外幣殿などを見て、別宮の荒祭宮などを見ました。
 御酒殿・由貴御倉なども見ましたが、
 3年前に見た天皇陛下の即位の大嘗宮と感じが似ていると思いました。

 参集殿で一休みしましたが、陛下がお参りに来られた時の写真を見ていて、
 陛下は近鉄の宇治山田駅で降りて、お参りしたのを知りました。
 宇治山田駅は立派な駅だと思いましたが、
 以前から皇族が降りる駅なので立派なのかと思いました。

 内宮からおかげ横丁に行こうと思いました。
 手前におはらい町がありますが、そこから多くの人で賑わっていました。
 伊勢の名物と言うと、伊勢うどんと手こね寿司です。
 両方食べてみようと思って、セットの定食を食べました。
 伊勢うどんは、聞いていたようにコシのない柔らかなうどんで、
 黒い汁でしたが、意外と甘いのに驚きました。
 手こね寿司も寿司飯が甘いと思いました。

 おはらい町からおかげ横丁に行きました。
 おかげ横丁は、江戸時代末期から明治時代初期の町並みを再現した観光地です。
 昔は、伊勢参りが終わると精進落としで、遊女と遊ぶのが楽しみで、
 多くの講からお参りに来ましたが、さすがに遊女屋は再現されていませんでした^^
 今は、若い人や家族連れが多く来ている感じで、
 そうした人々が伊勢神宮にもお参りするでしょうから、
 両者持ちつ持たれつの関係が出来上がっているのかも知れないと思いました。

 内宮前からバスで宇治山田駅に出ました。
 とにかく混んでいるので乗れるかと心配していましたが、
 臨時バスが出ていたので乗れました。
 宇治山田駅を改めて見ました。
 正面からの写真を撮ろうとしていたら、沢村栄治の銅像が立っていました。
 沢村は宇治山田の出身だったようです。
 駅舎は近鉄が力を入れて建設したのでしょう。
 立派な休憩室もありました。
 宇治山田から逆ルートで帰って来ましたが、
 折角ビスタカーの2階席を取っておいたのですが、爆睡してしまいました。

 2日目の写真もアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708

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伊勢神宮へ・・・

2022年10月30日 17時59分20秒 | 日記
 しばらく前から伊勢神宮に行ってみたいと思っていました。
 神道の信者になった訳でもありませんが、
 江戸時代のお陰参りなどについて読んだりして、
 伊勢神宮はどんな所なのかと気になっていました。
 そのような次第から、一昨日、1泊2日で伊勢参りに行って来ました。

 宇都宮を7時35分の新幹線で出発し、東京駅で東海道新幹線に乗り継いで、
 名古屋からは近鉄の特急で行きました。
 東北新幹線は車内で喫煙出来る場所がありませんが、
 東海道新幹線は喫煙室のある車両があります。
 指定席を取る時、喫煙室の近くと指定したので近かったのですが、
 何と喫煙室はコロナ対策として1人きり入れませんでした。
 車両の設計としては3人だったと思います。
 皆さん喫煙室の前で並んでいました。
 僕の座席からは並んでいる様子が見えたので、少ない時に行って煙草を吸いました。
 近鉄の特急も喫煙室があり、これも1人でした。
 近鉄の特急は5人位入れそうでしたが。
 途中、名古屋駅で駅弁を買って車内で食べました。
 名古屋ですから、
 エビフライと味噌カツの入った弁当にしましたが、美味しかったです。
 駅弁を車内で食べるのは、久しぶりです。
 以前、いつ食べたか思い出せない位前の事でした。

 近鉄特急で伊勢市駅に着きました。
 伊勢参りは外宮からとの事なので、外宮からにしました。
 伊勢市駅から外宮まで10分掛からない程度の距離でしたが、
 道が整備されていて、両側に商店などが並び良い風情でした。
 外宮に入ってすぐに「せんぐう館」がありましたので入ってみました。
 「せんぐう館」は、勾玉池のほとり建っていて、
 2013年の式年遷宮を記念して建てられたものようです。
 一昨日は、「生きる正倉院」との事で徴古館や神宮美術館と共催で、
 特別展が開かれていました。
 残念ながら館内の撮影が禁止されていましたが、
 外宮正殿の原寸大模型は迫力がありました。
 模型なのですから写真を撮っても良いような気がするのですが。

 そこから豊受大御神を祀る外宮正殿に行きました。
 正殿も写真が撮れるのは、鳥居までで、中の様子は撮影出来ません。
 守衛さんが見張っているので、隠し撮りも出来ませんでした。
 前回の遷宮まで正殿が建っていた場所は古殿地として、
 玉砂利が敷かれていました。
 更に別宮の多賀宮、風宮、土宮、下御井神社、御厩と巡りました。
 いずれの別宮も遷宮で建て替えたようで、古色蒼然と言う感じはしませんでしたが、
 高い樹木に囲まれて質素な中にも荘厳な感じはしました。

 外宮を出て、一休みしてから神宮美術館に向かいました。
 バスの便が悪く内宮を経由しないと行けそうもありませんし、
 思い切って電話したタクシー会社からは、車が全部で払っているとの事でした。
 ならば歩く以外ありません。
 30分ほど歩いて神宮美術館に行きました。
 ここでも正倉院関係の展示がありましたが、いずれの作品も現代の模倣です。
 緻密で精巧な現代の名人たちの作品で素晴らしいと思いました。
 美術館の庭には桜が咲いていました。
 季節外れなのでしょうが、綺麗でした。

 更に、徴古館に行きました。
 徴古館は戦災で建物の大部分が焼失しましたが、戦後復元されたものです。
 しかし、元々の設計は迎賓館などを設計した片山東熊で、
 壮麗な洋風建築になっています。
 徴古館の中には、内宮の正宮の模型や
 解体された際の鰹木、遷宮の際の衣装などが展示されていました。
 徴古館の隣に農業館がありますが、これも片山東熊の設計で、
 こちらは和洋折衷の建築になっています。
 いずれも国の登録有形文化財になっています。
 農業館を見る前に、伊勢神宮の場所を決めたとの伝説のある、
 倭姫宮も見て来ました。

 そこから宇治山田駅まで歩いて、近鉄電車で鳥羽に行き泊まりました。
 長くなりますので、29日の続きは明日にでも書きたいと思います。
 ここのところ調子の悪かったフォト蔵でしたが、
 1日目の写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708


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鑑真和上と下野薬師寺・・・

2022年10月27日 17時59分27秒 | 日記
 県立博物館の「鑑真和上と下野薬師寺」を観て来た事は昨日書きました。
 県立博物館では開館40周年の特別企画展として開催しています。
 30周年の時は「足利尊氏」を取り上げ、
 25周年の時は「慈覚大師円仁」を取り上げました。
 いずれも多くの国宝など多数を展示する規模の大きな展覧会を行って来ました。

 鑑真和上は御存知の通り、日本に仏教の僧侶に戒律を授けるため、
 753年(天平勝宝5年)に、唐から日本に来た高僧です。
 奈良の東大寺に戒壇院を設け、そこで戒律を授けます。
 戒壇院は、その後九州の大宰府の観世音寺と、
 現在の栃木県の下野薬師寺に設置され、三戒壇と呼ばれて来ました。
 鑑真和上が下野まで来たとの言い伝えもあるそうですが、
 それはあり得ない話だと思います。
 しかし、鑑真の高弟で「持戒第一弟子」とされた道忠が下野薬師寺に来ていますし、
 鑑真に従って日本に来た如宝と言う僧も来たようです。

 下野薬師寺の創建については、明らかではありません。
 大宝律令の編纂にあたった
 下毛野古麻呂が氏寺として創建したとの説がありますが、
 今回の展覧会では、古麻呂については、余り展示されていませんでした。

 下野薬師寺と言えば、道鏡が配流された寺としても有名です。
 女帝の孝謙天皇の寵愛を受け、天皇の地位をも得ようとしますが、
 孝謙天皇の没後に失脚します。
 栃木県内には、道鏡にまつわる伝説が幾つかあり、
 下野市には、孝謙天皇神社もあります。
 下記をご参照下さい。
 http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/a64499450.html

 下野薬師寺は、仏教の戒律が軽んじられるようになると、衰微します。
 その後、足利尊氏が安国寺を各国に設けるよう命じると、
 下野薬師寺は安国寺と改称します。
 足利尊氏関係の資料も展示されていましたが、
 尊氏が描いた地蔵菩薩像を県立博物館が所蔵しているのには驚きました。
 なお、2018年平成の大修理を経て、
 「安国寺」の名前をもともとの寺名「薬師寺(通称・下野薬師寺)」に改称しました。

 今回国宝で出展された仏像は、唐招提寺の薬師如来立像など3点で、
 他に、国宝の「元暦校本 万葉集 巻二十(古河本)」、延喜式なども出ていましたが、
 少し地味な感じがしました。
 展示物も文書が多かったのですが、
 テーマから仕方ないのかも知れないと思いました。

 10年後の50周年では何を取り上げるのでしょうか?
 僕は、それまで生きていて観に行けるでしょうか?

 なお、明日と明後日の2日間、
 所用により日記など休ませて頂きますのでお含み置き下さい。

コメント (2)
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重なる日・・・

2022年10月26日 19時14分15秒 | 日記
 昨日は、会議が3つ重なりました。
 午前中、例によって、鬼怒川温泉のチョッと先に行って会議に出た後、
 宇都宮に戻って、会議があり、更にその後別の打ち合わせがありました。
 現職の頃は、1日に会議や行事が3つ4つ重なる事もよくありました。
 用事を片寄して、なるべく空く日を作るようにしてもらっていました。
 今は、出来れば、毎日少しずつ用事があった方が良いかと思っています。
 しかし、中々自分で予定を決める事も出来ません。
 重なってしまう日もあるものだと思いました。
 鬼怒川温泉のチョッと先まで、往復100km近くを運転してからでしたので、
 さすがに疲れてしまい、日記を書けませんでした。

 今日は、お昼に馴染の中華料理店に行ったらば、
 退職後初めて会う昔の同僚に行き会いました。
 彼は、今はある団体に勤務しています。
 珍しい人に会うものだと思いました。

 その後、県立博物館に「鑑真和上と下野薬師寺」を観に行きました。
 県立博物館が開館40周年になるのを記念した特別展でした。
 会期が30日までなので、いささか慌てて行って来ました。
 観終わった後、昔一緒に働いていた女性と行き会いました。
 彼女は、今は博物館に勤めています。
 彼女がアルバイトをしていた頃からの知り合いです。
 更に、やはり昔一緒に働いていた後輩も加わり、楽しく話をしてきました。

 昨日は会議が重なりましたが、
 今日は人に会うのが重なる日でした。
 そんな事もあるのですね。
 展覧会については長くなりますので、
 また明日でも書ければと思います。

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習近平総書記・・・

2022年10月24日 18時13分11秒 | 日記
 中国で開かれていた5年に1度の共産党大会が22日に閉会し、
 更に、昨日は、第20期中央委員会第1回全体会議(1中全会)を開き、
 最高指導部を構成する党政治局常務委員を選出しました。
 習近平国家主席は総書記に選ばれ、
 習氏を党のトップとする新たな最高指導部が発足しました。
 最高指導部となる政治局常務委員は、習氏を含め7人です。
 それぞれの委員は、いずれも周氏との関係の深い人物であるのに対し、
 中国共産主義青年団でのキャリアを持つ政治グループ、いわゆる団派の
 李克強、汪洋、胡春華などの胡錦濤前総書記と関係が深い人たちが、
 選任されませんでした。

 僕は、これまで中国の政権内部においては、
 ある意味権力闘争がある事で、互いに牽制し合う体制があるので、
 それなりの安心感があるように感じていましたが、
 今回の人事で、習氏に対抗する派閥が一掃されてしまい、
 習氏が暴走した時にこれを止められなくなるのではないかと、
 心配になって来ました。

 今回の7人の経歴などを見ると、浙江省の関係者が多いのに驚きました。
 浙江省は、中国南部の省で、東シナ海に面していて、上海市とも接しています。
 習氏は、2002年11月、49歳で浙江省の党委員会書記に就任し、
 この時期に浙江省軍区党委員会第一書記、浙江省国防動員委員会主任等を
 兼任していました。
 2007年3月24日に上海市党委員会書記に就任するまで
 浙江省にいたのだと思います。
 今回の委員の内、序列2位の李強、5位の蔡奇、6位の丁薛祥の各氏は、
 浙江省で習氏の部下として働いた経験があります。

 浙江省は栃木県と友好県省の関係にあります。
 1989年の天安門事件の時に、中国の各省と友好交流を行っていた都道府県は、
 一斉に交流を休止しましたが、
 栃木県だけは、国と地方は別との考えで、青年の団体を予定通り派遣し、
 浙江省当局から感謝されているとの話を聞いた事があります。
 ある中国の事情通から、浙江省に習近平と言う人物がいるけど、
 彼は伸びるぞと聞いていましたが、ここまで伸びるとは思っていなかったと思います。
 習氏の名前を聞くと、その時の事を思い出します。

 少し話が横道にそれましたが、
 中国は習近平総書記の独裁体制が出来上がったような感じです。
 中国が、今後どのように各国との付き合いをするのか、
 興味を持って見ていたいと思っています。

 なお、明日は所用のため、日記等を休ませて頂きますので、お含みおき下さい。

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とちあいか・・・

2022年10月23日 18時42分00秒 | 日記
 どこまで全国的に知られているか分からないのですが、
 栃木県はイチゴの生産量が日本一です。
 しかも1968年(昭和43年)から連続していて、いちご王国と自称しています。
 栃木県では、1950年代後半からイチゴの栽培が本格的に始まり、
 「女峰」と言う画期的な品種を開発した事などにより、
 1972年から1988年まで生産金額日本一を維持していました。
 しかし、とよのかなどを栽培する福岡県に1989年に抜かれたことを受けて、
 女峰に代わる県独自の新品種として
 1996年に品種登録されたトチオトメが開発されました。
 トチオトメを召し上がった方も多いかと思います。

 栃木県では、イチゴ生産量日本一を維持していこうと、
 トチオトメの後継として「とちあいか」を開発しましたが、
 2027年産(26年秋~27年春)までに、
 県全体の生産量に占める「とちあいか」の割合を
 現在の1割(22年産)から8割へ大幅に増やす戦略を打ち出しました。
 「とちあいか」は、酸味が少なく甘さが際立っていて、
 10アール当たりの収量が多く、病気に強くて栽培しやすいとの事です。

 「とちあいか」の外にも県では多くの品種を開発しています。
 「スカイベリー」は贈答用の高級品種ですし、
 白いイチゴとして開発された「ミルキーベリー」があり、
 更に、7月から11月頃に収穫される四季成りイチゴの「なつおとめ」もあります。

 そして幻のイチゴと言われるのが「とちひめ」です。
 粒が大きくて、とても甘い品種ですが、表皮が柔らかく流通に向かないため、
 栃木県内の主にイチゴ狩りが出来る農場で栽培されています。
 栃木県に来ないと食べられないイチゴなので、幻と呼ばれています。
 僕は食べた事があります。
 トチオトメと食べ比べてみると、「とちひめ」の方が柔らかく、とても甘かったです。
 やはり「乙女」より「姫」の方が濃厚な味わいなのでしょう。

 これからイチゴのシーズンになります。
 まだ「とちあいか」は出回らないと思いますが、
 トチオトメも美味しいですから、
 是非栃木のイチゴを召し上がって欲しいと思います。

 ご存知の方も多いでしょうが、
 イチゴは赤い先の方から食べるのではなく、
 ヘタを取って、白い下の方から食べると、
 最後に甘い所を食べられるので、良いと思います。
 僕は、あるイチゴの専門家に教えてもらいました。

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ポピュリズム・・・

2022年10月22日 18時11分14秒 | 日記
 現地時間の10月20日午後、イギリスのリズ・トラス首相は、
 国債増発による大型減税策がポンドの急落、金利急騰、株価急落など
 金融市場の混乱を招き、イギリスの財政悪化懸念を加速させたことなどにより、
 辞任の意向を表明しました。

 トラス首相の政策については、ポピュリズムとの批判がありました。
 ポピュリズムとは、有権者を「エリート」と「大衆」に分けた上で、
 2つを対立する集団と位置づけ、
 「大衆」の権利こそ尊重されるべきだと主張する政治思想を言います。
 それだけならば、当然のような感じもしますが、
 ファシズムを経験した日本やヨーロッパでは、
 否定的な意味で使われる傾向があり、
 日本語では、「大衆迎合」「衆愚政治」「扇動政治」などと訳されています。

 日本では、近代天皇制国家がつくりだした国家神道によって、
 明治維新から太平洋戦争の敗戦までの80年間にわたり、
 日本人を精神的に支配し続けて来ました。
 ヨーロッパでは、1930年代のイタリアのファシズム運動、ドイツのナチズムが
 既存のエリート層である大企業・外国資本・社会主義者・知識人などに強く反対し、
 大衆に対して雇用や労働条件向上を実現する変革を直接訴えて支持を得ました。

 ヨーロッパは、こうした歴史的な経過を踏まえて、
 ポピュリズムからは一番遠い社会のように感じていましたが、
 2000年代に入ってから右翼の過激なポピュリズム政党が存在感を強めています。
 2015年の中東や北アフリカからの移民の増加に対し、
 反移民や反EUを政策の中心に掲げる極右政党が台頭しています。
 9月25日に実施されたイタリア総選挙では、
 旧ファシスト党の流れをくむ「イタリアの同胞」を中核とする右派3党連合が勝利し、
 同党のジョルジャ・メローニ党首が首相となりますが、
 彼女は、ムッソリーニを尊敬して止まないと公言しています。
 また9月11日に行われたスウェーデンの総選挙で、
 マグダレーナ・アンデション首相率いる中道左派政権は
 移民排斥を訴える「ネオナチ」との批判がある野党も含む右派連合に敗北しました。
 そして、アメリカでは近々中間選挙が行われますが、その結果によっては、
 2年後の大統領選挙で、
 「ポピュリズムの権化」とも言われるドナルド・トランプ元大統領の
 再登板が浮上する可能性もあります。

 僕は、かねてから、従来の民主主義は建前の政治であり、
 ポピュリズムは本音の政治だと思って来ました。
 本音で何が悪いとの議論もあるでしょうが、
 人間の本性が利己的で野蛮な事から、
 それをコントロールする術として、民主主義が生まれたと思っています。
 民主主義は多数決の原理だと思われがちですが、
 本来は少数者の意見に耳を傾け、
 それと調整を図っていく政治システムだと思っています。

 ヨーロッパ社会が、各国の利害を超えてEUを設立し、
 人道主義に基づいて難民を受け入れて来た事は、
 間違いではないような気がしています。
 これに対し、本音を唱える声が強くなっている今の風潮は、
 時計の針を逆戻りさせるような感じがしています。
 今後、人類はどうなって行くのでしょうか?

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小父さんは怒っているのだぞの2・・・

2022年10月21日 19時03分27秒 | 日記
 先日の事です。
 JRの切符を買おうと思って宇都宮駅のみどりの窓口に行きました。
 高齢者(僕よりも上です)のグループ10人程度が窓口に立ち止まっていて、
 それぞれの人が切符を買うようで、時間が掛かっている感じです。
 これはダメだと思って、先にお昼を食べようと思い、
 駅の立ち食い蕎麦屋に行って食べてから戻りました。
 高齢者のグループは、ほとんど切符を買い終わったようでしたが、
 まだみどりの窓口内に溜まっていました。

 その後はスムーズのようで、僕の番になりました。
 予定通りの切符が買えました。
 そして、切符を入れる紙製の封筒を下さいと言ったら、
 それは廃止されたと言うのです。
 ご存知の方も多いかと思いますが、
 切符サイズの小さな封筒のチケットケースです。
 僕は、大人の休日俱楽部の利用がほとんどなので、往復で切符を買います。
 往路はともかく、帰路の切符はあの封筒に入れていました。
 大人の休日俱楽部パスや指定券は4・5日使っていました。
 あの封筒は便利だと思っていましたが残念です。

 この気配は、以前からありました。
 みどりの窓口ではなくて、自動券売機には、封筒が置かれなくなりました。
 いつ頃だったか分からないのですが、1年前位はあったような気がしますが。
 それで時間に余裕があって、
 みどりの窓口が空いている時には券売機を使いませんでした。

 あの封筒の使用を止めて経費の削減を行ったのかと思ったのですが、
 そうではなくて、JR東が進めているチケットレス化に向けた
 廃止なのではないかと勘ぐってしまいました。
 切符利用者には不便になるようにして、
 チケットレスを進めようとしているのではないかと思った次第です。
 もしそうだとすると、余りにも強権的な事だと思いました。

 窓口の担当者に怒っても彼が困るだけですし、
 切れる老人と思われたくありませんので、
 あれがないと、失くしてしまいそうなのだけどなぁと言うと、
 その担当者はしっかり財布にしまっておいて下さいなどと言うのです。
 僕は半折れの財布を使っているので、
 切符を曲げて自動改札機を詰まらせてやろうかとも思ったのですが、
 それもモタモタ高齢者と思われそうなので、まだやっていません。

 ネットで調べていたら、この封筒をコレクションしている方がいました。
 この封筒、JR東の支社ごとに絵柄が違うようです。
 写真が載っていましたので、宜しければご覧下さい。
 https://ameblo.jp/mimimisuke/entry-10666524585.html

 ちなみに宇都宮駅は、JR東の大宮支社の管轄のはずです。
 この封筒の廃止が大宮支社だけの事なのか、
 あるいはJR東だけの事なのか分かりません。
 ともかく、チケットレスを使わないあるいは使えない顧客に対して、
 実に不親切な話だと思って、怒っています。

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鬼怒川ロープウェイ・・・

2022年10月20日 18時44分44秒 | 日記
 今日は、鬼怒川温泉のチョッと先まで用事があって行って来ました。
 用事は簡単に終わる予定でしたし、久しぶりの快晴です。
 それでカメラを持って行って、鬼怒川ロープウェイに乗って来ました。
 鬼怒川ロープウェイは、1960年(昭和35年)に開設されたそうです。
 僕は何度鬼怒川温泉に行ったか分かりませんが、
 ロープウェイの存在は知っていたものの乗った事はありませんでした。
 そんな事もあって、是非乗ってみようと思った次第です。

 今朝、鬼怒川温泉を通った時に車が多いのに気が付きました。
 やはりそれだけ観光客が来ているのでしょう。
 ロープウェイは運行が不定期との話を聞いていましたが、
 さすがに観光客が多い事もあって運行していました。
 ロープウェイの鬼怒川温泉山麓駅の脇に
 鬼怒川護国神社と温泉神社が並んでいました。
 今年の4月、桜の季節に夜桜中継がNHKでありました。
 それで行ってみたいとも思いました。

 ロープウェイっは、全長621 m、高低差300 mを3分ほどで運行しています。
 山頂駅に着いて、温泉街が一望出来ました。
 天気が良いので遠くの山なども見えて綺麗でした。

 山頂駅から少し登った所にも温泉神社がありました。
 山の尾根にある神社で、双龍門と言う青銅製の像がありました。
 2020年6月11日に建立されたものとの事でした。
 参道と一体となって良い風情でした。

 山頂駅にさる山があって、30頭程度の猿が飼われています。
 係の人の話では全頭台湾猿だそうで、
 逃げ出さないよう電気柵などを設けているとの事でした。
 山麓駅辺りでも野性の日本猿が出るそうで、
 時々は猿の飼育舎の周囲にも出没するそうです。
 もちろん中には入れませんが、
 どちらが猿にとって良いのだろうかと思ってしまいました。

 鬼怒川温泉は、それほど紅葉が良いとの話を聞きません。
 赤や黄色くなる木が少ないのかも知れません。
 それでも山頂駅の近くには、赤くなった木がありました。
 下りのロープウェイを待つ間、風に吹かれながらボーっとしていました。
 日差しがあったので寒くはなく、とても気持ちが良かったです。

 今日の写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708

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値上げ・・・

2022年10月19日 19時17分30秒 | 日記
 ここのところ、諸物価の高騰が続いています。
 僕が直接買うのは、ほとんどが食料品ですが、
 それでも高くなったのを感じています。
 特にキチンとデータを取っている訳ではありませんが、
 食料品は2割程度上がっていると漠然と感じています。
 お昼は、普通外食をしていますが、
 幸いな事に、今の所馴染の店では値上げの動きはありません。
 それでも収入の大部分である年金は若干下がっていますので、
 我が家のエンゲル係数は高い事もあり、苦しくなっている感じがします。

 直接的に価格は上がっていませんが、
 内容量が減っている商品も多いような感じがしています。
 ある人から教わったのですが、
 そのような値上げを、ステルス値上げと言うのだそうです。
 キチンと重さを計っていた訳ではないのですが、
 普段購入していたスーパーのおにぎりは、
 値段は変わらないのに少し小さくなったような感じがしています。
 また時々買う大福も小さくなったような気がします。
 その方が、ダイエットには良いのかも知れませんが。

 ここまで、様々な料金が値上がりしていると、
 赤信号皆で渡れば怖くないと言う感じで、
 便乗値上げとまでは言わなくても、
 これまでのコロナによる減収分を取り戻そうとする値上げもあるような気がします。
 物価が上がれば、当然生活に必要な物でも切り詰める事になるのだと思います。
 それは、日本の経済にとっても良い事ではないような気がします。

 こうした値上げラッシュの原因は円安が大きいようです。
 アメリカがインフレを抑えるため利上げが続いているのに対して、
 日銀は景気への配慮を理由として、金融緩和を続けていて、
 1ドルは150円近くなっています。
 円安によって、基本的には輸出企業が潤いますので、
 日銀はそのような点を睨んで考えているのでしょうか?
 どうもその辺の事が分からないでいます。

 物価高を背景として、連合は来年の春闘で、
 5%の賃上げを求めるとの基本方針を掲げるようです。
 連合が掲げる目標通りになるとは限りませんが、
 それでも賃金が上がればそれがコストとなって更に物価が上がります。
 しばらくの間は、値上げラッシュが続くのかも知れません。

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