天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

新型コロナウイルス雑感の3・・・

2020年03月31日 19時23分20秒 | 日記
 昨日、新型コロナウイルスに感染し、入院していた
 コメディアンの志村けんさんが亡くなった事が報じられました。
 僕は、ドリフターズよりは、クレージーキャッツの方が好きでした。
 そんな事もあり、志村さんのアクの強い演技は、好きではありませんでした。
 ですから、余り見ていません。
 しかし、訃報の扱われ方を見ると、多くのファンがいた事が分かります。

 その訃報に関して、小池都知事が、
 「最後の功績も大変大きい」などと発言した事に賛否の声が上がっています。
 ご当人は、新型コロナウイルスに関して、若い世代の関心が低いと言われているので、
 志村さんの死によって、危険性を認識する若い人が増え、
 感染拡大が防げると思ったのでしょうが、
 彼女は、言って良い事と悪い事の区別の付かない人のようです。
 2017年9月の民進党と希望の党の合流の際、
 民進党の候補者を「選別する」と発言して、流れを曲げてしまいましたが、
 思ったままを言ってしまう人なのでしょうね。

 今日山形県で初めての感染者が出たと報じられました。
 感染が確認されたのは神奈川県の20代女性で、
 3月24日に米沢市の自動車教習所の運転免許合宿に参加するため
 山形県を訪れていたとの事です。
 全く関係ありませんが、次男が運転免許を取ったのも山形県の合宿でした。

 山形県で感染者が確認され、
 昨日はやはり感染者が確認されていなかった富山県でも確認されていますので、
 これで感染者が確認されていないのは、岩手県と鳥取県、島根県の3県になりました。
 この3県では、確認されなければ良いですね。

 僕は、毎日各県の確認者数のデータを見ています。
 昨日の12時に厚生労働省が発表した数値によると、
 患者数の最高が東京都の436人ですが、
 100人を超えているのは、北海道、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県です。
 それに次ぐのが、埼玉県、京都府ですが、
 それぞれ人口の多い都道府県ですから、人口に比例するものなのかも知れません。
 しかしながら、あるいは、新型コロナウイルスによる感染は、
 都市型の病気なのかも知れないなぁとも思っています。
 換気の悪い密閉空間、人が密集する場所、密接した近距離での会話の
 いわゆる3密が起こるのは間違いなく都会の方が多いでしょう。
 世界各国で発生が続いていますが、他国の状況はどうなっているのでしょか。
 少なくても日本に限って言えば、このような状況を踏まえると、
 全国一律の対応はどうかなぁと思っています。

 2月末、安倍総理は全国一斉に学校を休みにしましたが、
 その時、これは無茶な話だと思いました。
 各県の状況を見ると、発生者は出たけれども、その後増えていない所も幾つかあります。
 発生の多い地域は自粛をする方が良いのかも知れませんが、
 少ない地域は、出来るだけ経済活動を止めないで、
 少しでも景気の悪化を防いだ方が良いように思います。

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト・・・

2020年03月30日 19時44分53秒 | 日記
 一昨日、映画を観に行ったと昨日書きました。
 この新型コロナウイルスで外出自粛を要請されている時期に
 何を考えているのかと思われた方もいるかも知れません。
 政府などが言っている3密は、
 換気の悪い密閉空間、人が密集する場所、密接した近距離での会話です。
 混雑した映画館ならば、これに該当するかも知れませんが、
 僕がよく行くヒカリ座は、密閉空間ではあると思いましたが、
 人が密集する訳でもなく、他の人と密接する訳もないだろうと思いました。
 映画館が開いていますので、応援する意味もあります。
 そして、タイトルのワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエストは、
 観たいと思っていた映画でした。

 一昨日、ヒカリ座に行ったら、100人位入れる劇場に、
 観客は僕を入れて8人でした。
 席も皆さん離れて座っていますので、密接しようもありません。
 この時期なので、マスクをした人も多かったですね。
 映画館でも換気に気を付けているようで、時々冷たい空気が流れて来ました。

 さて、そのワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエストですが、
 1968年に制作され、翌年に日本では「ウエスタン」のタイトルで公開されたようです。
 この時の公開は、短縮版だったのですが、
 昨年オリジナル版が改めて公開され、ヒカリ座でも上映されています。
 監督は、『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン』の
 マカロニウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネで、
 彼がアメリカに渡って撮った西部劇です。
 セルジオ・レオーネは、この作品の後、
 ロバート・デニーロ主演の
 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を監督しています。
 ヒカリ座では、西部劇の上映が余りありません。
 そんな事もあって西部劇ファンがいるのを知らせたいとの思いもありました。

 主演は、イタリアの女優クラウディア・カルディナーレで、
 チャールズ・ブロンソン、ヘンリー・フォンダが共演しています。
 「アメリカの良心」を体現して来たヘンリー・フォンダが悪役をやっているので、
 アメリカでは人気が出なかったとの話もあります。

 映画は冒頭、ジャック・イーラム、ウディ・ストロード、アル・ムロックの
 いかにも悪そうな3人組が、駅で列車の到着を待つシーンから始まります。
 ジャック・イーラムは多くの西部劇で悪役を演じた俳優ですし、
 ウディ・ストロードは黒人俳優の草分けとも言うべき人です。
 アル・ムロックは、この映画の撮影中に自殺してしまった俳優です。
 この一癖ある3人が、
 列車から降りたハーモニカを吹くガンマンのチャールズ・ブロンソンに、
 アッと言う間に倒されてしまいます。
 映画の本筋とは、ほとんど関係ないのですが、物凄く丁寧に描いていました。

 西部の町に、ニューオリンズから高級娼婦のジルが来ます。
 彼女を演じるのは、クラウディア・カルディナーレですが、
 牧場主の後妻となるために西部に来ます。
 しかし、彼女が家に到着する前に牧場主や子ども達は、
 ヘンリー・フォンダが演じる悪役のフランクに殺害されてしまいます。
 そして、その罪をジェイソン・ロバーズ演じる山賊のシャイアンになすりつけます。
 ジルの周囲で、フランクやハーモニカ、シャイアンが
 それぞれ協力したり対立したりするストーリーです。

 映画のもう一つの主役が、西へと敷設が進められる鉄道です。
 ガブリエーレ・フェルツェッティ演じる鉄道の社長が、金にものを言わせ、
 フランクを使って土地を手に入れ、鉄道建設を進めようとします。
 工事に携わる労働者の中には、中国人らしき人も出ていました。
 鉄道は西部開拓時代の終焉を意味するのかも知れません。

 映画の中では、
 広大な平原、真っ直ぐに伸びる線路、新しく作られて行く町が描かれます。
 そして、砂埃が舞い上がります。
 この砂埃こそが西部劇だと感じさせるなぁと思いました。
 やはり西部劇は乾燥した大地が相応しいと思いました。
 更に、嘶く馬とその蹄の音、銃声、ロケが行われたモニュメント・ヴァレーなど、
 西部劇の世界を満喫出来ました。

 音楽は、セルジオ・レオーネと何度もコンビを組んでいる、エンニオ・モリコーネです。
 西部劇には、優し過ぎるような旋律だと感じる時もありましたが、
 そこに詩情が出ているのかも知れません。
 冒頭は、音楽のないシーンでした。
 それも含めて、音を上手く使った映画だと思いました。
 とにかく、良い映画でした。

 ヘンリー・フォンダとジェイソン・ロバーズは、
 僕の好きな映画の「テキサスの5人の仲間」でも共演しています。
 先日、NHKBSで放映されたのを観たので、それを思い出していました。

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雪・・・

2020年03月29日 18時05分17秒 | 日記
 昨日は、夜、ネットの麻雀グループの大会があり、
 日中は映画を観に行っていたので、日記を休んでしまいました。
 映画の話は後日書きます。

 今朝、起きた時には、宇都宮は霙でした。
 積もらなくて良かったと思ったのですが、その後本格的な雪になりました。
 もうすぐ4月なのに、雪と言うのも珍しいと思います。
 専門用語では終雪と言うらしいのですが、宇都宮で最も遅い雪は4月17日です。
 2010年と1969年に降った記録があります。
 2010年の時には、僕は前の晩に飲み会があり、終わった時には霙だったのですが、
 翌朝起きたら、隣の家の屋根が白くなっていて、
 積雪は1cmだったと日記にありました。
 因みに、平年の宇都宮の終節は3月23日です。

 今日の宇都宮の積雪は1cmと出ていますが、
 我が家の周囲は、3cm程度はありそうな感じです。
 ここのところ暖かな日が続いていましたから、地熱も高いのでしょうか、
 道路上に積雪はなく、歩道などはシャーベット状になっている程度でした。
 先ほど買い物に出た時に、街中を走る車を見たら、結構雪を積んだ車を見ました。
 県の北部には、大雪警報も出ていましたので、そちらから来た車かも知れません。

 新型コロナウイルスによる感染を防ぐために、
 外出の自粛要請が行われている東京でも雪が積もりました。
 桜の満開の発表後に東京で1cm以上の積雪を観測するのは、
 1969年以来で51年ぶりとの事です。
 外出を控えるためには、丁度良い雪だったかも知れません。

 バスケットボールのBリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
 一昨日、今後の全試合を中止すると発表しました。
 Bリーグは、先月28日から2週間中断し、
 今月14日に無観客でリーグ戦を再開しました。
 しかし、担当審判員の発熱が確認された
 15日のブレックス対千葉戦など2試合が中止となり
 再中断を決定し、4月4日からの再開を目指していましたが、
 その後の状況を受けて決断したのでしょう。
 概ね各チームとも、
 全試合数の3分の1に当たる20試合程度が出来なくなりました。
 これから優勝争いが激しくなって、面白くなると思っていたので、
 僕をはじめ多くのファンは落胆しているでしょうね。
 チームの経営も大幅な減益になるでしょうから、気になるところです。

 この結果、プレーオフのチャンピオンシップも行わず、
 優勝チームはなしになりました。
 ブレックスをはじめ全てのチームの今季成績は27日時点で確定し、
 B1東地区はアルバルク東京が通算32勝9敗で1位、
 試合数が1試合少なかったブレックスは31勝9敗で2位になりました。
 15日の千葉戦、勝っていれば同率になりましたが、
 アルバルクとの直接対決で2勝1敗と勝ち越していたので、
 ブレックスが1位でした。
 残念です。

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東京へ・・・

2020年03月27日 17時55分43秒 | 日記
 昨日は、所用により東京に行っていました。
 行く時は時間にゆとりがあったので、在来線で行きました。
 栃木県内では、余り見掛けないのですが、
 埼玉県に入ると、何か所か桜の並木が見えます。
 どこも満開の感じがしました。

 東京では、繁華街を2か所ほど歩きました。
 普段の平日の混雑具合と比べて、
 少し空いているなぁと思いましたが、それでも多くの人がいました。
 電車の中では、卒業式でもあったのでしょうか、
 袴姿の女の子が、メールしていました。
 街中では、5人ほどの女の子が、
 「連絡してね」と言いながら、別れを惜しんでいるようにしていました。
 彼女たちには、
 一生に一度の大切な春なのかも知れないなぁと思いながら通り過ぎました。

 帰り、少し遅くなったので、たまには新幹線で帰ろうかと思い、
 中央線の快速で東京駅に向かいました。
 午後7時過ぎ位の時間でした。
 この時間帯、これまでも何度か乗った事があります。
 しかし、いつも混雑していましたが、
 昨日は、立っている人も少なく、やはり空いている感じがしました。
 東京駅に着いて、新幹線の乗り換え口に行って驚きました。
 人がほとんど通っていないのです。
 駅員さんも手持無沙汰の感じでした。

 ホームに上がって更に驚きました。
 時間は午後7時40分頃でしたが、午後10時過ぎ位の感じで、
 とにかく人が少なかったです。
 喫煙室は、いつもは満員電車並みに人がいますが、
 僕が入って5人目でした。
 乗った「なすの号」は、那須塩原までの列車で、通勤客が多いのですが、
 やはり空いていました。
 在宅ワークが増えたのか、早めに帰宅されたのか分かりませんが、
 中々見られない光景だなぁと思いました。

 一昨日、
 小池都知事がこの週末には不要不急の外出は避けるように自粛を要請しました。
 この結果でしょうか、都内では買い溜め客がスーパーなどに押しかけ、
 商品が無くなるとの騒ぎになっているようです。
 マスコミで報じられるからなのか、口コミであっと言う間に広がるのか分かりませんが、
 過度な購買が通常の流通に悪影響を与える事があります。
 一度に人間が食べる量が増える訳ではないですから、
 平常通りの買い物にすべきなのでしょうね。
 宇都宮ではどうか、先ほどスーパーに買い物に行きましたが、
 それほどの買い溜めは起きていない印象でした。
 僕は普段通り、一昨日で無くなった、卵とレタスと今夜の総菜を買って来ました。

 東京都の自粛要請に合わせて、
 埼玉、千葉、神奈川、山梨の各県の知事が、
 この週末の不要不急の都内への外出を自粛するよう要請を行いました。
 今朝の下野新聞によると、
 栃木県の福田知事も都内への外出を控えるよう要請したとの事です。
 栃木県も関東地方ですから、首都圏に隣接していると言いたいのかも知れません。
 チョッと可笑しかったです。

 明日は出掛ける訳ではありませんが、
 所用により、また日記などを休ませて頂きます。
 お含みおき下さい。

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東京オリンピック・・・

2020年03月25日 18時30分02秒 | 日記
 昨夜、東京オリンピックが新型コロナウイルスの感染拡大により、
 1年程度延期されることが決定されました。
 今回の措置によって、様々な問題が予想されますが、
 問題点などは、まだ出揃っていない感じがします。
 これから色々出て来るのでしょうね。

 今回の東京オリンピックの招致には、
 とにかく嘘が多かったと思っています。
 2013年、ブエノスアイレスで行われたIOC 総会の最終プレゼンで、
 福島原発事故問題について安倍総理が言った
 「アンダー・コントロール」なる言葉がその象徴なわけですが、
 外にも、酷暑の東京が、
 「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、
  アスリートが、最高の状態で
  パフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と
 言うのもありました。

 この他にも、招致活動に係る汚職疑惑が
 フランスの検察東京から捜査を受けましたし、
 一度決定していた新国立競技場のデザインが白紙撤回され、
 エンブレムも盗作疑惑が起こって、白紙撤回されました。
 また、昨年はマラソン会場が東京から札幌に変更にもなりました。
 一度ケチが付くと続くと言いますが、
 そこにもって来ての1年間近くの延期です。
 麻生大臣の言葉ではありませんが、
 呪われたオリンピックのようにも感じます。

 昨日、新型コロナウイルスについての雑感を書きましたが、
 それに加えて書こうかと思ったのですが、
 長くなりそうなので止めた事に、
 全世界に広がる新型コロナウイルスが、
 これまでの社会システムを
 見直すきっかけになるのではないかと感じた事がありました。
 家に引きこもる人が多くなったことで、内省的になり、
 人間にとって本当に必要なものは何かを
 考え出すのではないかと思いました。

 今回の前代未聞のオリンピックの延期を受けて、
 オリンピックの必要性を改めて考え直しても良い時期に
 来ているのではないかとも思いました。
 各種目ごとに、
 ワールドカップとか世界選手権などが、
 行われるようになっていますので、
 そうした種目を一か所に集め、短期間に行う必要性が
 無くなっているように感じます。
 また、1984年のロスアンゼルスオリンピック以降、
 商業主義が進み、華美に流れ、
 経済のためのオリンピックになっているようにも感じます。
 今回の延期を契機として、
 そもそも論が出て来ても良いのではないかと思います。

 明日は所用のため日記などは休ませて頂きますので、
 お含みおき下さい。

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新型コロナウイルス雑感の2・・・

2020年03月24日 18時25分41秒 | 日記
 連日新型コロナウイルスのニュースばかりです。
 僕は医者でもありませんし、感染症に詳しい訳ではありません。
 ですから間違っているかも知れませんが、
 ここのところ感じた事を書いて置こうかと思いました。

 一番気になっているのが、日本の感染者数の少なさです。
 Yahooの新型コロナウイルスの情報によると、
 今日午前7時での感染者は1128人死者42人になっています。
 国外では331,129人、死者14,462人です。
 既にご承知の方も多いかと思いますが、
 日本ではPCR検査を受けるのには、
 保健所内の帰国者・接触者相談センターに連絡して、
 感染症指定医療機関で検査を受ける必要があります。
 これで検査対象者が絞られ、従って感染者も絞られる訳です。
 この事が一概に悪いとも言えないのかも知れません。
 検査を求めて、医療機関に人が殺到する事を防げますし、
 多くの感染者が判明した場合、医療機関が対応しきれなくなる、
 所謂医療崩壊を起こす事が防げるのかも知れません。
 それでなくても、大病院はどこに行っても混んでいますし、
 ベッドの空き待ちの人も多いと思います。
 しかしながら、国民の希望に応じた検査を行っていないため、
 新型コロナウイルスの感染者かどうか分からない人が
 沢山出ている事も間違いありません。
 特に今回のウイルスは、無発症でも感染させる事があると言われています。
 その辺は気になっています。

 2019年の交通事故による死者は、統計開始以来最低の値です。
 しかし、それでも3,215人の方が亡くなっていますし、
 怪我をした人は460,715人に上っています。
 現段階では、はるかに交通事故の方が危険な感じです。
 これでは、自粛して家にいろと政府が要請しても、
 中々それに従う人は少ないのではないかと言う気がします。
 3月上旬、自粛ムードが始まった時には少なかった人出も、
 日が経つにつれて多くなっているように感じています。
 一昨日は、埼玉県のスーパーアリーナで、
 6500人の入場者の格闘技のイベントが行われました。
 その当否は色々ご意見があるかと思いますが、
 主催者が政府や埼玉県の自粛要請に従ってでも、損失補償がありませんから、
 止むを得ない面もあるような感じがしています。
 このイベントの結果がどうなるか、注目しておく必要があると思います。

 中国の感染者がピークを越えたと言われていますが、
 その分、ヨーロッパやアメリカで感染者が急増しています。
 ここのところの日本での発症者の内、
 2・3割の人がヨーロッパなどの外国から来た人のような印象です。
 栃木県の場合、4人の感染者いますが、
 1人はクルーズ船の乗客、もう1人が大阪のライブハウスの客でした。
 そして残り2人が、タイとポルトガルからの帰国者です。
 ヨーロッパの中でイタリアの感染者が急増していて、
 死者も昨日の時点で6000人を超えたと報じられています。
 この原因などについて、ネット上では色々な説が唱えられています。
 まさかとは思いますし、専門機関では既に調べているとは思うのですが、
 新型コロナウイルスが、
 感染力が強く致死率が高くなる変異をしているのではないかと気になっています。
 日本の感染者と死者の少なさと比べて、
 本当に同じ病気なのかと言う感じがしています。

 医療体制がある程度整えられているヨーロッパですら感染が広がっている訳ですが、
 アフリカでも発症者がまだ少ないですが出ています。
 もしアフリカで蔓延するとなると、医療体制が脆弱ですから、
 大きな感染になるのではないかと心配しています。

 既に各国で新型コロナウイルスに効く薬の開発が進められています。
 一日も早く完成させて欲しいと思っています。

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100ワニ・・・

2020年03月22日 17時40分54秒 | 日記
 ここのところ、ネットで話題になっていたのが、
 漫画家のきくちゆうきさんがTwitterで連載していた「100日後に死ぬワニ」です。
 ご存知の方も多いかと思います。
 毎日1本の4コマ漫画作品で、
 2019年12月12日から公開が開始され、
 一昨日の3月20日まで毎日更新されていました。
 僕は、Twitterを利用していませんが、話題になってから、1話から途中まで見ました。
 主人公は服を着用し人語を話すオスのワニです。
 先輩のワニや親友のネズミと過ごし、
 好きな娘に告白できなくて悩んだり、ラーメンが大好きだったりします。
 優しい性格の持ち主のようで、道路を歩くヒヨコを助けたり、
 横断歩道を歩く赤ちゃんをあやしたりする、平凡な生活を描いていますが、
 コマの枠外で「死まであと○日」と明示されます。
 この残日表示に、冷酷な現実を知らされますし、
 それを知らずに過ごすワニが可哀そうな感じがしました。
 そして、今時の若者の生活を垣間見る感じもしました。

 作者のきくちさんは、
 『「いつか死ぬ」生きているということはいつか死ぬということ。
  自分の「終わり」や周りの人の「終わり」それを意識すると、
  行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。
  ワニを通してそれらを考えるきっかけにでもなればいいなと思っています。』と
 述べているとの事ですが、
 別段説教臭くもなく、その意図はよく表れているように感じました。

 最終回が投稿されて以後、
 この100ワニが、様々なメディア展開が発表された事から、
 最初から大手広告代理店の関与を指摘する声も出ていて、
 それについてもネット上で騒ぎになっています。
 もっとも、きくちさんご本人は、否定されているようです。
 何か成功すると、色々言う人が出て来るものなのでしょうね。

 1話から最終話まで、「ねとらぼ」に公開されています。
 興味のある方は、ご覧になってみて下さい。
 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/29/news029.html#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20200322-012&utm_term=it_nlab-life&utm_content=rel1-0

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春うらら・・・

2020年03月21日 19時04分59秒 | 日記
 春うららと言うと、
 かつて高知競馬場で連戦連敗を続けた
 競走馬のハルウララを思い浮かべる方もいらっしゃるかも知れません。
 1998年11月17日に高知競馬でデビューし、5頭立ての5着に敗れた後、
 2006年10月に登録抹消されて引退するまで、
 113戦0勝(2着5回、3着7回)でした。
 2003年夏頃から連敗を続ける馬として人気が出て、有名になりました。
 2004年3月22日、106戦目のレースでは、
 中央競馬の武豊騎手が騎乗して出走したこともありましたが、
 このレースも出走11頭の内10着で敗れました。
 その後、馬主が代ってゴタゴタしたようですが、
 現在は千葉県御宿町の牧場で余生を過ごしているようです。

 あるいは、春うららと言うと、
 フォークシンガーの田山雅充さんの名曲
 「春うらら」を思い出す方もいらっしゃるかも知れません。
 霙まじりの春の宵・・・で始まる、かなり官能的な曲です。
 1976年2月26日にリリースされたとの事です。
 YouTubeに曲がありましたので、宜しければお聴き下さい。
 https://www.youtube.com/watch?v=m7dF9r1ryPQ&t=167s
 画像の美少女は、栃木県小山市出身の小池里奈さんです。

 と言うような事とは全く関係なく、
 今日は正に春うららと感じる一日でした。
 まだお彼岸ですから、あるいは暖か過ぎるのかも知れません。
 午前中、弟夫婦と墓参りに行って来ました。
 昨日が中日でしたが、霊園が混雑するので1日遅くしました。
 思っていた通り霊園は空いていて、長閑な雰囲気でした。
 昨日は風が強かったですから、丁度良かったかも知れません。
 我が家の墓のある北山霊園は、宇都宮の桜の名所の1つだと思っています。
 その内の1本の桜が咲き出しているのが、車から見えました。

 弟たちが帰った後、お昼を食べながら、
 宇都宮市内で一番早く咲くと言われている赤門の桜を見に行きました。
 正式には慈光寺と言いますが、かつて赤い山門があったので、赤門と呼ばれています。
 この赤門は戦争中の空襲で焼失しましたが、2008年に再建されています。
 この寺にある桜は、樹齢150年を超える彼岸桜です。
 この木から採った若い木も植えられています。
 寺の掲示を見たら、
 子どもの木は3月12日に、親の木は18日に開花したと出ていました。
 子どもの木は、ほとんど満開に近くなっていました。
 ここ何年かの記録も出ていましたが、今年は特別早かったです。
 宇都宮でも、今日ようやく開花宣言が出ました。

 これだけ暖かいと、今年の夏の猛暑も気になりますが、
 ともかくは、少し早めの春を楽しめれば良いなぁと思っています。

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森友学園問題・・・

2020年03月20日 19時20分21秒 | 日記
 週刊文春の3月26日号で、
 森友問題の決裁文書改ざんを強要され自殺したとされる
 近畿財務局職員の赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が公開されました。
 週刊文春を読まないで、このような日記を書くのも申し訳ないかも知れませんが、
 手記について報じられた内容を元に要約しますと、
 2017年2月17日の安倍総理が発言した、
 「私や妻が関係していたということになれば、
  私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」との一言だったようです。
 これにより、近畿財務局に残されていた文書の改ざんが始まります。
 当初、自殺した赤木さんなど近畿財務局内では、この改ざんに抵抗を示したようですが、
 理財局からのかなり強硬な指示があって、
 26日から改ざん作業が始まり、
 真っ先に昭恵夫人や安倍総理の名前が入った箇所が
 ことごとく削除されていったようで、
 それを強要されたのが、赤木さんだったようです。
 改ざんの事実は、大阪地検特捜部はすべて把握していましたが、
 当時の法務省事務次官で、現在、違法な定年延長が問題になっている
 黒川弘務・東京高検検事長が官邸の意を受けて捜査ストップに動いたとの事です。
 結果的に、大阪地検特捜部が佐川氏をはじめ告発されていた
 財務省幹部および近畿財務局職員計38人の不起訴処分を公表していますし、
 安倍総理が「麻生大臣のもとで徹底的に調査し明らかにした」とする
 財務省の報告書も公表されました。

 森友問題は、忘れられたような感じがしていました。
 その後の加計学園問題、桜を見る会問題、東京高検検事長の定年延長問題など、
 次々と起こる疑惑に紛れてしまったようにも感じていました。
 ここに新たに遺族の方の勇気ある手記の公表で、
 森友問題がまだ解明されていない事が明らかになったような気がします。
 遺書と手記は、伝聞証拠になるのかも知れませんが、
 この内容を逐一検証する事で、事実は明らかになると思います。
 是非、野党やマスコミには徹底的に追及して欲しいと思いました。
 また、赤木さんのご遺族は、国と佐川元理財局長に対し、
 損害賠償を求める訴えを提起しました。
 この裁判によっても、解明出来れば良いと思います。

 追い込まれて自殺に至った赤木さんは、本当にお気の毒だと思います。
 かなり強力な圧力だったのでしょうが、
 出来れば存命の間に、内部告発をして欲しかったような気がします。
 赤木さんの同僚の方や、検察内部の方など、
 安倍政権の様々な疑惑隠しに憤りを持っている方も多いかと思いますので、
 大きな勇気が必要だとは思いますが、内部告発して欲しいような気もします。

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高崎市へ・・・

2020年03月19日 18時47分44秒 | 日記
 昨日は、群馬県の高崎市に行って来ました。
 長くお付き合い頂いている方は、ご存知かと思いますが、
 僕は、幕末から明治にかけての絵師、河鍋暁斎が好きです。
 これまで何度か河鍋の美術展に出掛けています。
 3月22日までですが、高崎市のタワー美術館で、
 「暁斎×暁翠」との展覧会が開催されています。
 暁翠は暁斎の娘です。
 新型コロナウイルスで、各地の美術館が休館となっている中で、
 高崎市の見識を支持したいと思います。
 都内の美術館では、1枚の絵を10人程度で観る事はざらにありますが、
 地方の美術館では、10枚の絵を1人で観られる事が多いですからね。
 ちなみに、栃木県立美術館も宇都宮市美術館も休館しています。

 そのような訳で、その美術展を目的にして高崎市まで出かけて来ました。
 高崎にはこれまで2度ほど行っています。
 1度目は、建築家のブルーノ・タウトの住まいや白衣観音など郊外でした。
 2度目は、昨年上信電鉄沿線を歩きました。
 最初は車で行く事も考えたのですが、
 今回行きたかったのは市の中心部だけだったので、列車にしました。
 宇都宮からは宇都宮線で小山に行って、そこから両毛線に乗り換えます。
 両毛線で2時間程度かかりますので、のんびりとローカル線の旅になります。
 この両毛線の電車は、4両編成のすべてがベンチシートです。
 窓外の風景を楽しむのには、チョッと難しいのですが、
 1か所2席だけ、トイレの前の席が進行方向を向いていました。
 途中の足利でこの席が空いたので、
 そこに座って群馬県内の風景をぼんやり見ていました。

 高崎に着いて、最初に高崎市タワー美術館に行き「暁斎×暁翠」を観ました。
 一昨日の日記に書いた、チョッと経緯のあった美術館です。
 入館料を払おうとしたら、65歳以上は無料との事でした。
 群馬県民でなくても無料です。
 これで、とても気分が良くなってしまいました。
 絵の方ですが、毎度の事ながら暁斎の絵は素晴らしいと思いますし、
 放屁合戦図など面白いのもあって堪能出来ました。
 また、暁斎の弟子に鹿鳴館などを設計した有名な建築家のジョサイア・コンドルがいて、
 コンドルに対しては暁英との雅号を贈っています。
 2人で、日光を旅した事があるのですが、その時のスケッチが巻物になって出ていました。
 暁翠の絵は、父親の手法を取り入れながら描いていて、面白い絵もあったのですが、
 やはり迫力に欠ける感じがしました。

 タワー美術館から、高崎市美術館に行きました。
 JR高崎駅の東口と西口にあります。
 高崎市美術館では、シャガールの版画集の展示が行われていました。
 『聖書』、『オデッセイ』、『ダフニスとクロエ』など279枚の版画が展示され、
 版画を観るだけで、聖書やオデッセイの内容が理解できるような感じでした。
 シャガールの絵は、余り好きではないのですが、
 高崎市美術館には、他に目当てがありました。
 それが旧井上房一郎邸です。
 この建物は、フランク・ロイド・ライトの助手として来日し、
 日本で多くの建物の設計を行った、
 アントニン・レーモンドの自宅をコピーしたものです。
 レーモンドは、映画「ここに泉あり」で有名になった群馬交響楽団の本拠地の
 群馬音楽センターを設計していて、彼の代表作の1つとなっています。
 井上の旧宅を見ながら、そこの説明などを読んで、
 井上が群馬交響楽団の創立などにも深く関り、
 高崎市の文化に大きな貢献をした人物だった事を知りました。
 ブルーノ・タウトに住まいを紹介したのも井上で、
 2人の有名な建築家との親交なども知りました。
 なお、レーモンドは日光にある旧イタリア大使館別荘も設計しています。
 詳しくは下記をご覧下さい。
 http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/a41699599.html

 午後1時を回っていましたが、
 美術館の近くにカツ丼の有名店があるので昼食のために寄ってみました。
 500円のカツ丼です。
 味は悪くないと思いましたが、やはり500円のカツ丼の肉でした。

 天気が良く山が綺麗に見えそうなので、
 高崎市役所の21階の展望台に上がってみました。
 雪を被った浅間山や谷川岳なども見えて、綺麗でした。
 展望台の上からは群馬音楽センターも見られます。

 市役所から出てその前にある、公園に行きました。
 高崎城の址に音楽センターなどが建っています。
 高崎城の石垣や櫓も復元されていて、城址の雰囲気がありました。
 そして音楽センターです。
 1961年(昭和36年)に完成していますが、
 建設にあたっては、当時の高崎市の予算が約7億円の時、
 市の予算から1億円、市民の寄付から1億円を募って建設されました。
 音楽ホールの脇に、「昭和36年ときの高崎市民之を建つ」の碑がありました。
 残念ながら内部を見る事は出来ませんでしたが、
 ガラス越しに見た階段などの意匠も素晴らしいと思いました。

 音楽ホールから高崎神社に行ってみました。
 拝殿と本殿の下が駐車場になっていて驚きました。
 やはり神社を維持するのも大変なのかも知れません。

 高崎神社から高崎駅まで歩きました。
 高崎市は文化水準も高くセンスの良い街だと思いました。
 その源泉に、音楽センターがあり、井上房一郎がいたのかも知れません。
 そんな事を考えながら、行った時と同じルートで帰って来ました。
 当然の事ですが、電車の中では爆睡して来ました^^

 昨日の写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708

コメント
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