7日に行われた東京都知事選、
ご承知の通り、現職の小池さんが3選を果たしました。
僕には、どうして彼女が人気があるのか分かりませんが。
2位に入った石丸伸二さんですが、僕は当初泡沫候補だと思っていました。
広島県の安芸高田市長の職を任期満了を待たずに辞職して、
都知事選に立候補した訳ですが、市長では政治的な思いを果たせないから、
広島県知事に立候補するのならば分からなくもないのですが。
いずれにしても、彼はSNSなどの発信で人気を集めたようですが、
これからの選挙のやり方に変化を及ぼすのかも知れません。
ただ、支持者がSNSばかりを見ていたら、
他の候補者の話が入りませんから、
ある意味、民主主義の点では危険な事のようにも感じます。
選挙後、市長選の際のポスター代金を争っていた訴訟の
最高裁判決がありました。
僅かな金額で最高裁まで争うと言う考えが分かりませんし、
代金を払わずに裁判を起こして、虐めている感じもします。
小池さんと一騎打ちと言われた蓮舫さんは3位になりました。
色々な分析があるかも知れませんが、
立憲民主党の政策スタッフの戦略ミスだったような気がしています。
小池さんと争うならば、これまで8年間の実績を洗い出し、
攻めるポイントを明確にすべきだったと思います。
少子化対策で、若者が結婚出来るようにするとの主張だったと思いますが、
肝心の若者は石丸さんに流れ、
多くの高齢者からはそっぽを向かれたように感じています。
4位に田母神さんが入りましたが、
26万票余り、都内の右派はこの程度なのかも知れません。
今回の東京都知事選は56人が立候補する異常事態になりました。
選挙報道で情勢を報じられていたのは、
小池さん、石丸さん、蓮舫さん、田母神さん、清水国明さん
位だったような気がします。
5位に入った安野貴博さんは、ニュースで見た覚えがありません。
ある意味石丸さんの得票は、
有力候補者と取り上げられた事も影響したような気がします。
選挙の情勢報道について、抜本的な見直しが必要な気がします。
NHKから国民を守る党が24人もの候補者を立て、
選挙ポスター掲示板が足りなくなるなどの現象も起こりました。
N党に寄付すれば、どこかの掲示板にポスターを貼れるとの事でしたが、
どのような結果になったのでしょうね。
今回の都知事選、色々な問題が起きました。
問題があれば規制するとの発想は、僕は嫌いなのですが、
選挙制度が現代社会に合わなくなっているのかも知れません。
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