京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京町屋下京(44)河合商店、山崎屋仏具、吉*家、不明、直七法衣店、笹*事務所、鳥*家

2020-04-24 07:21:20 | 京都の町 町屋・建造物


昨日女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルス肺炎で亡くなりました。
63歳だったそうです。
志村けんさんのときもショックでしたが、岡江久美子さんもくショックです。
明るく元気そのものという印象があっただけに、、、、、、、。
コロナは本当に恐ろしいウィルスだとあらためて痛感します。


京都の町屋下京区、第44回です。
撮影はコロナウィルス発生前です。

河合商店









山崎屋仏具










吉*家










不明(表札なし)





















直七法衣店









笹*事務所





鳥*家










京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。
ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。
駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。
鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。





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