イタリアもコロナ感染拡大で大変なことになっています。
以下の投稿は京都近代美術館2019年度 第6回コレクション展( 2020.01.04 - 03.01 )で撮影したもんです。いずれも撮影可能作品です。
現在京都近代美術館はコロナで臨時休館中です。
『イタリアの現代陶芸』
以下美術館HPより
『ニーノ・カルーソ展の開催にあわせて、イタリアの現代陶芸を特集いたします。
当館所蔵のイタリア現代陶芸の多くは、当館で開催した1964年の「現代国際陶芸展」、1970年の「現代の陶芸―ヨーロッパと日本」の出品作になります。
これらの展覧会は1971年の「現代の陶芸―アメリカ・カナダ・メキシコと日本」とあわせて、海外の陶芸を日本に一堂に紹介したという点で、日本の現代陶芸の展開にも大きな影響を与えたものです。
ここで紹介する作品からは、その当時の熱気を窺うことはできないかもしれませんが、イタリアという文化的土壌から生まれた表現は、今なお、日本陶芸を相対化するうえで重要な魅力を有しています。
例えば、陶芸表現の出発点ともなる「土」。
東洋と西洋とでは、地質の違いから「土」が異なり、イタリアでは伝統的に低火度焼成によるテラコッタやマヨリカが主流となってきました。
彫刻家として高い評価を得たレオンチッロ・レオナルディや画家としても活躍したルーチョ・フォンタナの作品はテラコッタによるものです。
これらの伝統に対し、高温焼成による陶器制作を試みて独自の「白」を得たのがカルロ・ザウリであり、窯変をも含む色彩世界を確立したのがグエリーノ・トラモンティでした。
また、夭逝したアルフォンソ・レオーニは構成的な彫刻作品をマヨリカで制作し、ニーノ・カルーソとカルロ・ザウリというイタリア現代陶芸の巨匠2人に師事した平井智は、地中海の明るさに日本的な装飾的感性を加味することで、現代的なマヨリカの表現を探求しています。
さらにフェデリコ・ボナルディは、土俗的なモチーフをコミカルに表現することでイタリア現代陶芸を代表する作家の一人となりました。』
エドガルド・アボッツォ 1937‒2004 c. 1970
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カルロ・ストリンガ 1919‒1990 c. 1968
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フェデリコ・ボナルディ 1933‒2012レヴィアタン 1983
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ポンペオ・ピアネッツォーラ 1925‒2012 c. 1968
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カルロ・ザウリ 1926‒2002 c. 1968
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カルロ・ザウリ 1926‒2002 1971
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ガエターノ・バリエリ 1939ー c. 1969
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ロメオ・ロッリ 1920ー 1969
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アルフォンソ・レオーニ 1941ー1980 c. 1969
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ウベルト・ザノーニ 1926ー2012 1959
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ゴッフレード・ガエダ 1937ー c. 1969
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グイド・ガンボーネ 1909ー1969 1963
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マルチェッロ・ファントーニ 1915ー2011 1963
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平井 智 1947ー 1990
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平井 智 1947ー 1985
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レオンチッロ・レオナルディ 1915ー1968 1963
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ルーチョ・フォンタナ 1899ー1968 1963
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カルロ・ザウリ 1926ー2003 1954-55
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グェッリーノ・トラモンティ 1915ー1992 c.1968
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グェッリーノ・トラモンティ 1915ー1992 1963
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/09/31c50f206ce8946fe5e3112289b5367a.jpg)