昨日の日曜日も朝から絶好の秋晴れです。
休日は妻と買い物や美術館通いと決めているのですが、
肝心の妻は土日とも仕事です。
年内で定年退職なので、もうそろそろ後任に任せて、
ゆっくりしたらと思うのですが、最後までやり遂げたいようです。
仕方がないので、いつものように一人で外出です。
向かったのは、上賀茂神社で行われる笠懸神事の撮影です。
世界遺産上賀茂神社の本殿です。
笠懸(かさかけ)は、日本書記にも登場する日本古来の弓馬術で、
騎射が失踪する馬上から的を狙う勇壮な神事です。
上賀茂神社の 境内の芝生で行われる笠懸は 、
平成17年に800年ぶりに再行されたものです。
馬上から的を狙うと言えば、流鏑馬が有名ですが、その違いは、
「笠懸は、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を 放ち的を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式・様式のこと。流鏑馬と比較して笠懸はより実戦的で標的も多彩であるため技 術的な難易度が高いが、格式としては流鏑馬より略式となり、余興 的意味合いが強い。流鏑馬、犬追物と並んで騎射三物と称された。」(Wikipedia)とのことです。
観覧席とその向こうが芝生の馬場です。
笠懸神事のひとつ、天に向かって弓を射る動きです。
騎射をつとめるのは、男性4名、女性2名です。
上賀茂神社正面鳥居付近から本殿に向かい馬が駆け、
騎射が馬上から走りながら的に弓を射るのです。
観覧席は逆光で、しかも 騎射の人の顔が見えません。
あちこち移動し、やっと撮影気場所を確保しました。
疾走する馬上で弓に矢をつがえます。
うち放たれた弓も見えますでしょうか。
的に当たり、割れると大きな拍手がわきます。
狙いを定め、的に射る瞬間です。
女性です。
いつも思うのですが、馬は早い。
あっという間に駆け抜けてしまいます。
しかも揺れる馬上です。
的に当てる弓の技術は大変なものです。
私も笠懸と流鏑馬の違いは、今回知ったところです。上賀茂神社と言えば、流鏑馬しか頭にありませんでした。
800年ぶりに再行して10回目ですから、地元民でも知らない人も多いかもしれません。
やはり、動きの早い被写体は難しいですね。
痛感しました。
京都は今朝から雨でした。でも、小雨でしたので、傘を持参しいつものようにでかけました。
明日も雨のようです。
これからは、一雨ごとに気温が下がるでしょうね。紅葉が楽しみです。
社会科の試験には必ず流鏑馬が出ていました
凛として格好がいいですね~~
神事はそれを伝承していく方々は大変なご苦労と思います。私も先日袴をはいて弓を引かれるのを通りすがり見ました。凛々しい姿にあこがれます
躍動感あふれる写真…感動が伝わります~~
素晴らしい!うまく撮影されていますね
良い天気も明日から少し崩れるようです…
私もとても忙しい時間を過ごしております
昨日の日中は日射しが強く、暑かったです。
私の腕ではあれが限界です。
でも、なんとか笠懸神事の雰囲気はお伝えできたのではと思っています。
当初、野宮神社も考えたのですが、大混雑を避けて上賀茂神社にしました。
上賀茂神社も混んでいましたが、、、。
今日は久しぶりの雨でしたが、小雨でしたので、いつも通り散策です。
たまに傘をさして歩くのもいいですね。
放たれた矢がちゃんと写っている!
時を止めましたね(笑)