久しぶりに京都御苑内の閑院宮邸に寄りました。
閑院宮家は伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家と並ぶ四親王家の一つで、1710年に東山天皇の皇子直仁親王が創立、公家町南西部に屋敷を構えました。
創建当初の建物は天明の大火(1788年)で焼失、再建されましたが、明治2年の東京遷都に伴い、閑院宮が東京に移られてからは、華族会館や裁判所として一時使用され、御苑の整備が一段落した明治16年、宮内省京都支庁が設置されています。
戦後に京都御苑が国民公園となってからは、厚生省、環境庁の京都御苑管理事務所などに使用され、平成18年京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示室となり、庭園などを開放しています。
床みどり
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