一昨日智積院を出て京都国立博物館に寄りました。
現在博物館で「豪商の蔵ー美しい暮らしの遺産ー」が開催中(3月18日まで)です。
大阪泉州の港町、貝塚で栄えた商家・廣海家の膨大な遺産が展示されています。
廣海家は米穀の廻船問屋として天保六年(1835)に開業し、肥料商、株式投資、銀行経営などをした豪商です。
広大な敷地に四棟の土蔵があり、蔵に眠っていた大量の書画、茶器、調度などが京都博物館に寄贈されたのです。
寄贈作品は調査に足掛け六年に及び、1,000件を超えるものでした。
今回はその一部が展示されていました。
撮影不可ですので画像は紹介できませんが、明月記断簡、豊臣秀吉の消息、室町時代から江戸時代の扇面を貼りまぜた六曲一双屏風、廻船問屋が所蔵することの多い南蛮屏風、伊藤若冲の筍図、司馬江漢の富丘遠望之図、明清の染付や色絵による膨大な磁器(宴会用に数十人前で揃っています)『光琳百図』の文様を下絵にした漆塗りに金蒔絵の数十人前の膳椀具、柴田是真作の銘々盆や中山胡民作の菓子盆、御所人形、婚礼調度や婚礼衣装、四季の茶道具など素晴らしいものばかりです。
そしてほとんどの品が初公開です。
四季草花図屏風 大岡春卜筆
青花牡丹唐草文盤
菊蒔絵棗 海漆原絵箔絵扇形菓子盆 賀茂人形
富士蒔絵盆 交趾釉唐草文花入
海棠孔雀図 吉村孝敬筆
一階ロビー撮影可能作品
『韃靼人狩猟・打毬図屏風』 伝狩野宗秀筆 桃山時代十六世紀
『四季山水図屏風』 式部輝忠筆 室町時代十六世紀
敷地の梅が咲きはじめです。
明治古都館
平成知新館
ロダンの考える人
京博の催物色々写真をアップしてくださって有り難うございます。沢山拝見できて嬉しいです。
クリアな写真なのでとても見やすく、パンフレットを見ているようです。
東博の仁和寺展の観音堂の再現ブースも撮影可で必死で撮りましたが残念!腕が悪いので上手く撮れませんでした…。
上賀茂神社の参拝御苦労様でした。
今日はそれほど寒くもなくて良かったです。
今年のヨットレースの健闘お祈りします。
博物館豪商の蔵は見応えありました。
梅も咲きはじめですが、御覧いただきたいと思います。ありがとうございます。
画像は博物館でいただいたパンフレットです。
印刷物ですので画像が良くないですが、雰囲気が伝わればと思います。
天気が良かったので私の好きな明治古都館を撮影しました。早く改修工事が終わってほしいです。
梅はこれからです。
ありがとうございます。
早速行かれましたか。
盆石の御趣味もあるようですね。
私はほとんど無趣味のようなもので、日々歩いております
ありがとうございます。
以前京都の洋館めぐりをしました。
京都には明治以降の多くの洋館が現在も残っています。
私はそのなかでも明治古都館(旧 帝国京都博物館 本館) 1895,明治28年は気に入っている一つです。
煉瓦造の建物で、設計は宮内省内匠寮技師片山東熊。
昭和44年、表門、札売場及び袖塀とともに重要文化財に指定されています。
ありがとうございます。