2回目の徳力富吉郎の「版画京都百景」は「清水三年坂」です。
清水三年坂美術館の後で撮影しました。
作品「清水三年坂」昭和33年(1958)

作品解説文
産寧坂とも書く。転ぶと三年目に死ぬという迷信がある。
このあたりは坂が多く、諫めにいわれたのであろう。二年坂というのも近くにある。
八坂神社という名は、坂が八つもあった所からの名である。
私の版画を売る店が、坂の途中にある。
坂を上った所に七味家があり、それを左に折れると清水寺に至る。
昨日の清水三年坂

今から60年近く前の作品ですが、まだ版画屋があります。
当時とあまり変わっていないように思います。
坂を上がったところの七味屋は今も健在で賑わっています。
二年坂

八坂の塔

八坂の塔の道を上がってくる着物姿の方々がいますが、みなさん観光客です。
清水や高台寺付近には着物レンタル店舗がいくつかあります。
今の時期は暑苦しい舞妓変身より料金も安い着物や浴衣姿がよく目につきます。