京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

今熊野観音寺、智積院の紅葉

2016-11-09 15:22:35 | 2016紅葉

東山泉涌寺の塔頭、今熊野観音寺も紅葉がきれいなところですが、この間の冷え込みで色づいてきました。

本堂前紅葉しています。







医聖堂まわりも色づいています。
医聖堂は平安時代多宝塔です。








大師堂前はまだ青いです。
大師堂は弘法大師をお祀りしているお堂で、東山大師と呼ばれ、大師信仰の方々のお詣りが絶えません。
不動明王、愛染明王、また当山の伽藍を寄進建立された左大臣藤原緒嗣の像もお祀りされています。



境内も少しずつ色づいています。











帰りに智積院にも寄りました。







境内も日に日に色づきが増しています。







書院前



金堂前






鐘楼



鐘楼前がよく紅葉しています。








仁和寺の紅葉

2016-11-09 05:19:34 | 2016紅葉

一昨日大覚寺から向かったのは世界遺産の仁和寺、そろそろ色づいているはずです。
いつもは朝早くに訪れるのですが、昼過ぎになりました。
観光シーズンに入っているせいか、観光客が多いです。

二王門








勅使門と紅葉







中門



中門からの景色



御室桜もすっかり紅葉しています。



金堂前の参道



五重塔



金堂



鐘楼



境内は少しずつ色づいています。











九所明神







御殿に入ります。



宸殿の南庭
白川砂敷きつめ簡素な美を表現しています。



色づいているのは左近の桜です。



南庭に面した白書院







池を配した宸殿の北庭



五重塔と光格天皇遺愛の「飛濤亭」が木立のなかに見えます。











宸殿











霊明殿










大覚寺、大沢池の紅葉

2016-11-08 16:05:01 | 2016紅葉

昨日朝東寺から向かったのは大覚寺、弘法大師を宗祖とする真言宗大覚寺派の本山です。
正式には旧嵯峨御所門跡と称し、嵯峨御所とも呼ばれています。
建立は平安時代876年、明治初頭まで代々天皇、皇統の方が門跡(住職)を務めました。



最初に向かったのは大沢池
周囲約1kmの日本最古の人工の林や泉水などがある庭園です。
嵯峨天皇が唐の道頓堀庭湖を模して造られたところから庭湖とも呼ばれています。







まだ一部ですが、色づいた木々もあります。



心経宝塔











名古曾の滝跡付近



池には赤い水草が多く浮いています。











明智門から大覚寺の中に入ります。



嵯峨菊が出迎えてくれます。



大玄関



大玄関松の間と後宇多法皇御使用の御輿



宸殿です。
襖絵は狩野山楽による牡丹、紅白梅、松、鶴などが描かれ、桃山美術の代表作品です。























宸殿前庭
一面の白川砂が敷かれ大海を表現しています。
右近の橘、左近の梅が旧御所の名残りをとどめています。



回廊は嵯峨菊で飾られています。



















村雨の廊下
縦の柱を雨、直角に折れ曲がった回廊を稲光にたとえて呼ばれています。
天井は刀や槍を振り上げられないように低くし、床は鶯張りです。






霊明殿







正寝殿
12の部屋をもつ書院づくりです。
後宇多法皇が院政を執った部屋もあります。
襖絵は狩野山楽の「四季耕作図襖」です。
















最後に御室流の生け花
ユズリハ、サンシュ、キク









東寺の紅葉 色づき始め

2016-11-08 05:22:19 | 2016紅葉

昨日朝早く向かったのは東寺です。
そろそろ色づいてきたはずです。

時間は7時半、朝陽を受けた東門です。



境内にはまだ車が駐車しておらず、気持ち良い景色です。
















別の場所から五重塔



不二桜と五重塔







金堂



境内の銀杏が黄葉しつつあります。







逆光ですが、五重塔











色づいた銀杏



シモツケソウが赤と白咲いていました。

















清水寺、高台寺の紅葉

2016-11-07 16:49:23 | 2016紅葉

昨日東福寺から市バスに乗り向かったのは清水寺です。
まだまだ紅葉の見頃には早いですが、紅葉チェックしてきます。
10時15分、茶碗坂を上がります。



仁王門前です。



朝から観光客がいっぱいです。



三重塔
創建は847年ですが、現在の塔は1632年の再建です。
昨年3月修復が終わり、再建当時の極彩色が再現されました。



各階に描かれている模様は上層になると柄が大きくなります。
一階緻密です。



二階



三階



模様の違いが分かりましたでしょうか。

子安堂



ズームしてみます。



清水の舞台は大勢の観光客です。
多国語が飛び交っています。



長い間工事のシートで覆われていた釈迦堂と阿弥陀堂です。







阿弥陀堂前から清水寺舞台を撮影します。



まだ色づき始めです。











子安堂からの景色です。



音羽の滝には長い行列ができています。

池付近から三重塔を撮影



池まわりは少し紅葉しています。











清水寺門前通りは観光客でいっぱいです。



三年坂を降りたところにある青龍えん



松栄堂の店頭にキクタニギク(菊渓菊)がありました。
山地の谷間や乾いた崖、土手などに生えています。
古く高台寺の北に流れていた菊渓川の周辺に群生したことから名付けられているそうです。



コスモス



八坂の塔



二年坂



高台寺付近から八坂の塔



高台寺です。







方丈前庭







開山堂前の臥龍池が紅葉しています。



中門







池の前



傘亭と時雨亭



紅葉はこれからです。一部色づいています。



ここにもキクタニギク(菊渓菊)です。




高台寺を出てねねの道を歩いていると、久しぶりに外国人の舞妓スタイルに出会いました。



清水寺、高台寺とも紅葉の見頃は20日過ぎになりそうです
時刻は12時過ぎ、東福寺に着いてから3時間です。
京都散策の目安にしていただけたらと思います。



東福寺の紅葉

2016-11-07 05:18:12 | 2016紅葉

京都の紅葉もこの間の気温低下で色づきが増してきました。
まだ本格的な紅葉には早いですが、昨日妻と東福寺→清水寺→高台寺に行ってきました。
昨日はあいにくの曇り、東福寺に着いたのは9時です。

先ずは臥雲橋からの景色です。
前回よりも色づきが増しています。







日下門まではまだ色づいたところです。







通天橋に入ります。
昨年までは受付から通天橋に行くのですが、今年は順路が指定され、最後に通天橋となります。
全体的青いところが多いですが、ところどころ紅葉しています。







まだ青いのが多いです。



















洗玉澗の上が紅葉しています。
























愛染堂付近











通天橋からの景色です。











最後にもう一度臥雲橋を通り、一枚撮影し東大路通りに出ます。







清水寺に向かいます。



天授庵の紅葉

2016-11-06 17:15:58 | 2016紅葉

永観堂の帰りに先日訪れた南禅寺天授庵に寄りました。
ここも少しずつ紅葉しています。



小さな門をくぐると一気に色づいています。



南禅寺三門が 見えます。



枯山水の東庭







前回より色づきが増しています。







こちらはまだ青いです。



池泉回遊式庭園の南庭に入ります。
書院








































池のまわりを歩くと鯉が寄ってきます。







出口付近



外の築地塀も色づいています。











南禅寺三門
境内全体が少しずつ色づきだしました。







久しぶりに大方丈に入ります。



方丈前庭



如心庭



茶室











南禅寺垣



最後にもう一度方丈前庭





永観堂の紅葉

2016-11-06 05:22:49 | 2016紅葉

京都の紅葉の名所永観堂の紅葉をお届けします。

総門からの景色、色づいています。







受付を通ります。







夢庵から放生池が見えます。
色づきも十分です。



境内を歩きます。











釈迦堂前から



阿弥陀堂







きれいな彩色と彫刻です。















放生池に向かいます。











山の中腹に多宝塔が見えます。








放生池の前は茶屋になっています。
茶屋まわりも紅葉しています。







茶屋











放生池の弁天島です。



錦雲橋



きれいな紅葉です。















多宝塔に上ります。















南門





鷹峯光悦寺の紅葉

2016-11-05 05:20:12 | 2016紅葉

江戸初期の文化人本阿弥光悦ゆかりの光悦寺の紅葉が一部見頃を迎えています。

参道はまだ青いですが、日当たりの良いところは色づいています。







中門










受付に至る石畳







本堂



本堂を過ぎたあたりから色づきが増しています。







茶室三巴亭



ススキと青空



少し紅葉の光悦垣





















茶室了寂軒



本阿弥庵、きれいに色づいています。














季節外れのツツジです。



本阿弥庵からは鷹峯の山々が見えます。



























もう一度本阿弥庵



もう一度光悦垣











駐車場前がかなり紅葉しています。















向かいの寺院






昨日常寂光寺、清涼寺の紅葉

2016-11-04 16:54:08 | 2016紅葉

京都の紅葉の名所の一つ嵯峨野常寂光寺も少しずつ色づいています。



仁王門前はまだ青々しています。



仁王門くぐった景色







石段から仁王門
まだ色づきはじめです。



本堂前は紅葉しています






庭園







日当たり良いところは色づきも早いです。







多宝塔







いつもの定番スポット







次は清涼寺です。
本堂







庭園に入ります。
弁天堂まわりは紅葉しています。















方丈南庭











清涼寺の西隣が宝筐院です。
こちらは中旬に訪れます。





昨日の嵐山、天龍寺の紅葉

2016-11-04 05:26:18 | 2016紅葉

今年は例年になく紅葉が遅いですが、この間気温低下でやっと嵐山も色づきはじめました。

渡月橋と嵐山











嵐山公園、桜葉が紅葉、落葉しています。



大堰川より愛宕山



渡月橋と比叡山



渡月小橋



サギ発見



嵐山吉兆



翠嵐







宝厳院、まだ色づきはじめです。



日当たりの良いところは色づいています。
















羅漢像



天龍寺











少しずつ色づいています。





















散策中に撮影
ノボタン



サネカズラ




色づき開始の金戒光明寺、法然院

2016-11-03 16:49:37 | 2016紅葉

真如堂から向かったのは金戒光明寺(黒谷さん)です。
知恩院とならぶ格式を誇る浄土宗の七大本山の一つです。
ここも少しずつ色づいています。

高麗門



三門



法然院に向かいます。







白砂だん模様が先日来たときと変わっています。
前回は川に流れる落葉一枚でしたが、双方に紅葉と銀杏の葉が描かれています。















茅葺山門の上がわずかに変色しています。
ここは日当たりが良くないせいか、毎年紅葉は遅いほうです。



青苔、今年は雨が多かったせいかきれいです。







本堂への参道



サザンカが咲いています。







講堂



茶の花



安楽寺
まだ青々しています。


















真如堂の紅葉と庭園

2016-11-03 05:19:30 | 2016紅葉

京都の紅葉の名所の一つ、真如堂の紅葉もやっと色づいてきました。

総門(赤門)からの景色
少し色づいています。



参道の石段







本堂前



三重塔



本堂からの撮影



今回は本堂と庭園を拝観します。
本堂内は撮影禁止です。



真如堂の正式な名称は真正極楽寺です。建立は984(永観2)年の古刹寺院です。
応仁の乱をはじめ度重なる火災により堂塔は焼失、足利将軍家や豊臣秀吉により各所を転々とし、
1693年に現在地に落ち着きました。
本尊の阿弥陀如来は「頷きの阿弥陀」とも呼ばれ、慈覚大師が「修行者を守護して下され」と祈ると首を横に振り、
「衆生、特に女性をお救い下され」と祈ると頷いたという伝説があるそうです。

受付でいただいたパンフレットより



渡り廊下を通り書院に向かいます。



書院には「涅槃の庭」「随縁の庭」、素晴らしい襖絵(撮影禁止)があります。

涅槃の庭
1988年曽根三郎作庭です。ガンジス川支流の沙羅の林の中で、北を頭にしたお釈迦様が入寂され、
その回りを弟子や生類たちが嘆き悲しんでいる様子が、石組や白砂、植栽などで表現されています。
垣根の向こうには大文字や東山が横たわっています。



お釈迦様が横たわっています。















大文字(如意岳)










燈明寺石燈籠
鎌倉時代のもので、山城国燈明寺に伝わる石燈籠。のちに新町三井家が入手し邸に設置されました。
昭和30年東京水道町の邸に移され、昭和60年真如堂に寄贈されたものです。
ガイドの説明では1億円を下らない価値があるそうです。



随縁の庭
2010年重森千青の作庭です。
背後にある仏堂に付けられた三井家の四つ目の家紋の因んでデザインされています。



斬新な庭です。
日当たり関係できれいに撮影できないのでパンフレット借用











茶室と庭







本堂を出ます。
境内は全体的に青々していますが、一部色づいています。











サンシュユの実







ホトトギス






東福寺と智積院 色づきはじめです。

2016-11-02 05:17:46 | 2016紅葉

今年の紅葉が遅れていた東福寺ですが、やっと色づきはじめました。
まだ10月末ということもあり、観光客は少ないです。

臥雲橋からの景色
少しずつ色づいてきました。












通天橋に入ります。



先日ご逝去されました三笠宮崇仁親王が御植樹された紅葉です。







通天橋からの景色







まだ全体的に青々していますが、一部色づいています。























まだ青々です。



次は智積院です。
ここも色づきはじめです。

















書院前











金堂前







鐘楼前