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失業外国人を見捨てない 磐田国際交流協会が食料や日用品など配布

2009-03-16 12:23:39 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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失業外国人を見捨てない 磐田国際交流協会が食料や日用品など配布

2009年3月16日

来庁者に食料品の袋を手渡すスタッフ(左)=磐田市役所本庁舎で
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 磐田国際交流協会(高橋一良会長)は15日、外国人を対象とした緊急物資支援事業として、市民から募った食料品や生活必需品を、磐田市役所本庁舎市民ホールで配布した。 (土屋祐二)

 失職などで生活が困窮している外国人を支援しようと企画。同協会の呼び掛けに市、内外から米約700キロをはじめ豆類、粉ミルクなどの食料品や、洗濯洗剤、シャンプーなどの日用雑貨が寄せられた。

 この日は、「磐田市民からの贈り物です」のメッセージを入れた食料品計300袋と1人1点の日用品を用意。ブラジル人を中心にペルー、フィリピン人ら訪れた家族連れらに配った。午前10時の配布開始前には200人を超える列ができたため、協会では配布を約30分早めて対応した。

 高橋会長は「今後は、高齢者や病気の人など来庁できない人たちのために何ができるかも含めて検討していきたい」と話していた。

薬の処方や問診、外国人に配慮を 津で医療セミナー

2009-03-16 12:23:15 | 多文化共生
(以下、中日新聞【三重】から転載)
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薬の処方や問診、外国人に配慮を 津で医療セミナー

2009年3月16日

外国人から見た日本の医療機関について話す田中さん(右)と木部さん=津市羽所町のアスト津で
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 外国人の受診しやすい医療機関について考えるセミナーが15日、津市羽所町のアスト津であった。通訳をしている外国人女性2人が病院で困った体験を語り、「医師はゆっくりと易しい言葉で話してほしい」と丁寧なコミュニケーションの大切さを訴えた。

 2人は、津市のブラジル人、田中レオニセさん(38)と鈴鹿市のフィリピン人、木部エディータさん(43)。ともに17年以上前に来日したが、最近は外国人の増加に伴い、付き添いで病院に行く機会も増えた。

 田中さんは「せっかくもらった薬が何に効くか分からず、ブラジルから薬を送ってもらう人もいる」と診察や処方の内容を理解していない患者が多いことを指摘。「外国人の診察には時間がかかることを分かってほしい。絵を使うなど説明に工夫を」と話した。木部さんは「外国語の問診票も用意できないか」と医療機関への希望を述べた。セミナーは県医療ソーシャルワーカー協会などが開催。医療機関や行政関係者ら40人が参加した。

 (大島康介)

ブラジル人市民の生活支援 浜松、8団体が相談会

2009-03-16 12:22:42 | 多文化共生
(以下、静岡新聞から転載)
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ブラジル人市民の生活支援 浜松、8団体が相談会
2009/03/16
 浜松市や浜松国際交流協会など市内8団体でつくる「がんばれ!ブラジル人会議」は15日、ブラジル人市民の相談に無料で応じるチャリティーイベントを同市中区のアクトシティ浜松で開いた。約350人のブラジル人が来場し、就職や行政の生活支援に関する説明に熱心に耳を傾けた。
 市役所や市教委、ハローワーク浜松などがそれぞれブースを設け、定額給付金を受け取るための手続きや、市が就学前の第二子以降の子どもがいる家庭を支援する「子育て応援特別手当」の申請法などについてポルトガル語で説明した。弁護士が相談に応じるブースには、最近失業して賃金や失業保険をめぐるトラブルに巻き込まれたり、住宅ローンなどが払えずに法的なアドバイスを求めたりするるブラジル人が並んだ。
 失業した外国人の受け皿として期待される介護ヘルパーの仕事内容や必要な資格について紹介するセミナーも開いた。
 同会議は不況で生活に困窮するブラジル人市民を支援しようと1月に発足した。代表の増子利栄さん(58)は「アピール不足で予想より来場者は少なかった。生活に困っている人はもっと多いと思うので、今後も積極的に支援していきたい」と話した。