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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3790回】 ユーザーを巻き込んだマーケティングが展開できるか?

2021年05月16日 | 住宅コンサルタントとして

売り手側の一方的な宣伝を

消費者は年々、嫌いになっています。

 

そして今もまだやっている企業やお店もありますが、

インフルエンサーに依頼してSNSやYouTubeを活用した、

商品やサービスの情報発信の効果も下がっていくことでしょう。

 

情報があふれる現代、

作り込まれた情報はあまり好まれず、

自然体の情報、加工されていない情報の価値が、

ますます高くなっていくのでは、と個人的に思っています。

 

情報に困っているユーザーはいなくて、

共感でき、信用できる情報を発信してくれる人に困っている、

というのが、消費者の本音のような気がしています。

 

こういう時代だからこそ、

質の高い発信をしてくれる自社のOB様の数が、

ポイントとなっていくことでしょう。

 

自社の商品やサービスのユーザーが、

つくってくれるコンテンツのことを

UGC(user generated content)と言いますが、

ワークマンやヤッホーブルーイング、ハーレーダビッドソンなどが、

これらの展開を上手にされています。

 

ではどうすれば、住宅会社もUGCを充実させていけるのか?

 

この辺りをクライアント様と極めていきたいなぁ、と思っています。

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【第3789回】 やるべきことをやれば、月額3万円の広告予算で・・・

2021年05月15日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はとあるエリアで、

地元の工務店さんに集まっていただいての勉強会を

開催しておりました。

 

昨日のメンバーも、かなり意識が高く、

出席率は毎回100%なのです。

 

皆、忙しいのにも関わらず、

毎回参加して下さる方ばかり。

 

まあこれは、優秀な方ほど自分のスケジュールが管理できていたり、

優先順位をしっかりと理解されている、ということで、

大して忙しくない、暇な工務店さんに限って、

前々から決まっているセミナーに参加しなかったりするのですね。

 

そんなにスタッフさんが多い訳でもない工務店さんに、

私が提案することは、次の通りです。

 

・商品の見える化

・インスタのフィード投稿並びにインスタ広告

・分かりやすいLP制作

 

まあ、メチャシンプルな施策しか提案しません。

 

昨日、参加して下さっているメンバーの1社が、

この通り実践して下さっていました。

 

そしてインスタ広告も

月額3万円だけで設定していただいていたのですが、

半年で40組を超えるお客様からの相談が入り、

順調に推移しておられる、とのことでした。

 

1組の問合せをいただくのにかかった金額は、

わずか5000円未満、という結果です。

 

とても嬉しい結果報告でした。

 

ここで重要なポイントは、

インスタ広告ではなくて、

商品の見える化にあるのです。

 

お客様にとって分かりやすく、

しかも魅力的に感じていただける、

商品のパッケージングが出来れば、

それはWEBマーケティングとの相性が抜群なのです。

 

インスタ広告をやっているものの、

反響が芳しくない会社に共通するのは、

とにかく商品の魅力を分かりやすく表現できていない、ということ。

 

このポイントを感覚的に理解できている会社さんは、

本当に商談するお客様に困っていないのが現状です。

 

やるべきことをやれば、

月3万円の予算で、

営業マン1人に対して十分な反響を

まだまだ得られるのが住宅業界なのです。

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【第3788回】 広告制作会社の選び方

2021年05月14日 | 住宅コンサルタントとして

クライアント様のチラシやパンフレット、HPやLP制作、

更には動画の制作を進めていく上で、

いろんな広告制作会社の方と仕事をさせていただくのですが、

正直なところ、広告制作会社というのは、

本当に当たりはずれが大きいのです。

 

HPをつくるにしても、パンフレットをつくるにしても、

デザインを起こす必要があるのですが、

このデザインをゼロから起こすには、

日頃からいろんなものを見て、

アイデアのベースをつくっておかなくてはならないのです。

 

ところが、デザイナーさんの中には、

いろんなものを日頃から見ていない、

もちろんデザインの勉強もしていない、

という方が結構いるのです。

 

いや、むしろそういう方の方がかなり多いかも、です。

 

いろんなところに出かけて、

洗練された建物やお店、

更には看板やチラシ、パンフレットなんかを

定期的にもらってみていれば、

時代の流れにもついていけます。

 

フォントであったり色の組み合わせを

バランスが取れた形にすることが可能なのです。

 

ところが、日頃のインプットが足りていない人が多いのか、

あり得ないフォントをチョイスしたり、

色の組み合わせが明らかに変なデザインを出してくる会社さんも

残念ながらいたりします。

 

私の場合、ラフ案をしっかりと作りこんで提出させていただくのですが、

それを見事にこねくり回して、元の原型がほぼ無いものを

提出してくる会社さんもあります。

 

そもそも変更していただくこと自体は良いのですが、

なぜそうしたのか、という質問に対して、

明確な理由を言えない方もいるのですね。

 

個人的な感想ですが、

制作会社さんのスタッフさんの中で全く勉強できていない、

という方の比率がかなり高いのでは、と感じています。

 

では制作会社選びでどうすれば良いか?

 

それはもう単純で、

インプットを日頃からしている方、

あちこち移動している方に頼むのが最適です。

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【第3787回】 嬉しい事例報告

2021年05月13日 | 住宅コンサルタントとして

昨年より、各クライアント様に

強化をお願いしていた、あることですが、

その取り組みが確実に集客増につながることを

昨日、お伺いしていたクライアント様より

事例として報告していただきました。

 

自分としては、4~5年先の対策として、

昨年より実践してください、とお願いしていたのですが、

何と私の予想が全くもって当たらないというか、

お客様の変化のスピードが速いというか・・・。

 

とにかく、まだここを強化している会社が、

業界内に1%もおりませんので、

とっとと取り組んで、

圧倒的に有利なポジションを取りに行きたい、

と本気で考えておりますので、

各社様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

私がクライアント様に提案をさせていただくことの中で、

他社で前例があるものももちろんありますが、

まだどの会社も取り組んでいないこととかも、

実際にある訳です。

 

その提案を受け入れて下さり、

素直に実践して下さって、

結果を出され、事例を報告して下さる。

 

こういう素晴らしいクライアント様のおかげで、

私は今、この仕事ができている訳です。

 

もう、ただただ感謝の気持ちしかございません。

 

市場の変化、顧客の変化を捉え、

その変化に適応していただける提案ができるよう、

精進していきたいと思っています。

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【第3786回】 平時と有事

2021年05月12日 | 住宅コンサルタントとして

戦後の日本は、有事に対する備えができてなくて、

それゆえに今回のコロナの流行(=有事)に対して、

対応が後手となっている、という記事が、

日経新聞に掲載されていました。

 

全くもって、その通りだなぁ、と感じます。

 

例えばイスラエルなんて、常に有事ですから、

今回のコロナに対する対応でも、

ワクチンの確保に軍が動きました。

 

またヨーロッパやアメリカも、

コロナに対する初動は後手に回っていましたが、

有事の対応を取ってからワクチンの確保や

ワクチン接種の場所の確保、

更には注射を打つ人の確保などのスピードが、非常に速かった。

 

個人的には日本の教育制度を変えないと、

こういう有事の際のスピードは上がらないのではないか、

と思っています。

 

正解が常にあって、その正解にたどり着ける人が、

日本の教育における勉強ができる人ですが、

実際、ビジネスの世界でもコロナの対応にしても、

正解は無い訳です。

 

要はやってみなければ、正解がどうか分からないのです。

 

これが、実の社会で起こっている現実なのです。

 

でも日本の教育制度は、答えがある問題を解かせ、

より多くの正解を出せる人を優秀だと評価し、

そうした教育制度の中で優秀な方たちが役人となって

実際に行政を回しているのです。

 

答えの無い中、何に目標を設定し、

その実現のために何を選択し、実行するのか、という力は、

日本の学校の勉強では養えないのでは、と個人的に感じています。

 

とまあ、お堅い話は置いといて、

企業経営に関しても、

有事に対する備えは非常に重要だと思います。

 

お客様の来場が激減している。

ライバルとの競合が多発し、失注の割合が増えている。

現場でミスが立て続きに発生する。

社員さんの退社が連続して起こる。

 

などの有事の際、即対策を立て、行動に移す力が必要です。

 

皆さんの会社は有事の際、即決断・即行動ができる会社でしょうか?

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【第3785回】 新しいマーケティングのテキストが完成しました

2021年05月11日 | 住宅コンサルタントとして

WEB広告の効果が低下していく中、

新しいマーケティングを展開していくべき時代。

 

私の頭の中にあった、さまざまなアイデア。

 

これをようやくテキストにまとめました。

 

正直、かなりしんどかったです。

 

ちょっと時間はかかりましたが、

自分自身、テキストにまとめていく中で、

改めてこの新しい展開により、

競合する確率が下がり、かつ来場からの契約率が高まることでしょう。

 

今月より、各クライアント様にゴリゴリご提案させていただきます。

 

そして一気に行動に移し、ライバルに差をつけて参りましょう。

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【第3784回】 WEB広告の効果は下がる前提でマーケティングを組み立てる

2021年05月10日 | 住宅コンサルタントとして

個人的に思うのは、インスタ・Facebook共に、

もう広告が多すぎるよなぁ、ということ。

 

住宅業界は特にひどいですよね?

 

後、胡散臭いノウハウや商材を売りたい人たちの広告、

FC本部やコンサル会社の広告も、マジで多い。

 

SNS広告、WEB広告の効果は、ますます下がっていくことでしょう。

 

では住宅会社の見込み客発掘は、どうすれば良いのでしょう?

 

個人的に思うのは、紹介であったり、野立て看板であったりといった、

泥臭い活動の効果が上がっていくだろうなぁ、と感じています。

 

実際、選択肢が多すぎる現代、

SNSで新規のお店を探すというよりは、

誰か信頼できる方のお勧めのお店を

より深く知るためにSNSを駆使するようになってきているなぁ、と

個人的には思うのです。

 

SNSは絶対に欠かせないツールですが、

SNS広告の効果は、ピークを過ぎています。

 

だからSNS以外で自社の商品やサービス、それから会社自体を

まだ見ぬお客様に知っていただく活動が欠かせません。

 

例えば紹介について。

 

紹介は、お客様が100組いるとして、

100組のお客様がそれぞれ1組のお友達を

紹介してくれる訳ではありません。

 

紹介をしてくれる方というのは、

感度が高く、お勧め上手な体質の持ち主で、

しかも周囲の人から信頼されている人に限られます。

 

こういう方が複数の知り合いや友達を紹介してくれるのです。

 

すなわち、このような紹介体質のお客様から

選ばれる体質の会社に、自社を変えておく必要があるのです。

 

ちょっと難しいですかね・・・。

 

自社の紹介体質を高める一つの方法としては、

朝礼などで、スタッフさんに自分のお勧めの商品やお店を

社員さん全員の前で発表してもらうと良いでしょう。

 

紹介力が高い企業が、

紹介をたくさん獲得できるようになるのです。

 

すなわち、類は友を呼ぶ、ということです。

 

ちょっと話は逸れましたが、

リアルの販促活動を強化していきたいと思います。

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【第3783回】 予約解禁日に予約が埋まるカフェ

2021年05月09日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、宮崎から自宅に帰ってきました。

 

飛行機に乗る前に、最後に寄ったのが、

SEA BISCUIT PARLOURというカフェ。

 

宮崎市内から車で約1時間30分ほどかかる、

串間市(鹿児島との県境の市)にあります。

 

このカフェ、まず週に3日しか営業していません。

 

しかも月に1回、翌月の予約を受け付けられるのですが、

翌月の枠がすぐに埋まってしまうという、人気のカフェなのです。

 

先月の予約受付日に申し込み、

ラッキーなことに昨日の12時からの枠の予約が取れていたので、

昨日、行ってきました。

 

私たちが頼んだ、マンゴーと苺のパフェ、

それから苺のフルーツサンドは、こんな感じ。

 

 

 

本当に上質なフルーツを使用され、

その素材を殺さぬよう、クリームなどの甘さは控えめで、

本当に美味しくいただきました。

 

そしてまた必ず来ようと思いました。

 

ここと同じくらいのレベルのパフェを都内でいただくと、

パフェだけで4500円~5000円程度になるかと思います。

 

それから比べると、本当にお値打ち。

 

で、私たち以外、店内におられた方は、

皆、宮崎県の方でした。

 

「自分へのご褒美なんです・・・」

 

とお店のオーナーと会話されている声なんかも聞こえてきました。

 

客単価3000円~3500円くらいです。

地元の方にとって、安くはありません。

 

でも、地元の方が何度も通いたくなり、

遠方にあるにも関わらず、予約で埋まる。

 

こういうお店こそ、住宅会社にとって、

本当に参考になるのです。

 

商品・マーケティング・接客・店内デザインなど、

勉強させていただきましたし、

本当に美味しかったです。

 

ご馳走様でした。

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【第3782回】 住宅会社が参考にすべきビジネスモデルは・・・

2021年05月08日 | 住宅コンサルタントとして

YouTubeやオンラインサロン、

後はニュースピックスなどのおかげで、

一流のビジネスパーソンやビジネスの成功者の考え方に

より早く簡単にアクセスできるようになりました。

 

私自身もホリエモンさんや西野亮廣さん、

落合陽一さんなどの番組を定期的に見て、

勉強をさせていただいております。

 

本当に参考になる情報が満載で、

そこから数々のアイデアが浮かび、

クライアント様にご提案させていただいたことなど、

もう数えきれないくらいあります。

 

ただ、個人的に思うのは、

こうした著名な方々が戦っている市場は、

日本全体や世界相手であることが多いということ。

 

エンタメビジネスなどはまさにそうですよね?

 

一方、我々住宅業界の市場は、

自店から車で60分圏内くらいのエリアなのです。

 

全国に対して発信しても、あまり意味は無く、

自分たちの商圏エリアで

濃い情報を繰り返し発信する必要があるビジネスなのです。

 

なので、これも個人的な意見ですが、

ビジネス界で成功されている有名な方からは、

着眼点や考え方、スピード感などについては、

大いに参考になるのですが、

例えばマーケティングに関してであったり、

実際の現場レベルに落とし込むための実例として、

参考になるのは、別にあるということです。

 

特にマーケティングにおいて参考になるのは、

ちょっと不便なところにあるのにも関わらず、

しかも価格も平均的な同業よりも高いのに、

予約が取れないカフェ、居酒屋、鮨屋などの飲食店であったり、

地元の方たちから愛されまくっているお店だと思っています。

 

こういうお店や企業から得ることは無限にあって、

その中から自社に落とし込める部分を見出し、

即行動に移していくことが重要だと感じています。

 

住宅ビジネスはエリアマーケティング。

 

限られたエリアで、深堀できているお店・企業が

取り組んでいることを学ばせていただき、

自社に取り入れていくことが基本だよな、と思っています。

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【第3781回】 センスが無いビジネスパーソンの戦い方

2021年05月07日 | 住宅コンサルタントとして

最初に勤めさせていただいた建材メーカーの営業マン時代、

営業マンとしての自分のセンスや能力の無さに気づいた私は、

同期や先輩にどうやったら勝てるのかを真剣に考えました。

 

結論は、「圧倒的な量で勝つ」ということ。

 

B2B営業の場合、

量(=訪問数&面談数)をひたすらこなせば、

お客様に買っていただけるチャンスは増えるので、

とにかく朝9時に事務所を出て、夜の8時頃までお客様を訪問し、

帰社してから見積や発注、資料作成などをしていました。

 

そしてTUTAYAの閉店時間の夜1時前に本屋さんに滑り込み、

ビジネス本(当時は中谷彰宏さんの本が大半)を買って、

帰宅するというパターンでした。

 

自社にあまり好意的でないお客様に、

自社商品の提案をする際には、

まず聴いてみようと思っていただかなくてはならない。

 

そのための話の持って行き方だったり、

忙しい中でも話を聴いていただく時間をつくっていただく方法など、

自分なりのやり方を構築していきましたし、

単なる商品売りではなく、

会社対会社として本気で付き合っていただくために、

勉強会の提案をし、自分でパワポで資料をつくって講師をしたりと、

良い経験をたくさん積ませていただきました。

 

あの頃、お客様の目線で物事を見ることは出来ていませんでしたが、

おそらくはこちらの努力や姿勢に関心して、

たくさんの商品を買っていただけていたのかと思います。

 

この「圧倒的な量をこなし、努力や姿勢を見ていただく」という、

自分なりのスタイルは、実は今も変わっていないです。

 

いろんなエリアに行っていろんなものを見たり体感した際、

 

「このクライアント様にはとても参考になるのでは?」

 

と感じたことをLINEで即、送信しまくったり、

何か良い本を見つけるとすぐにお伝えしたりと、

クライアント様のことが常に頭の中にあって、

何かをインプットした際にクライアント様と結びつくように、

自分の思考がパターン化している感じです。

 

インプットの量。

調査量。

いろんなことを体験している量。

 

センスと才能が無い私が、唯一勝負できる分野かと思っています。

 

営業マンだろうが、コンサルタントだろうが、

センスや才能が無い人には、個人的にはとてもお勧めです。

 

皆さんは、自分の本職において、どう戦っていますか?

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【第3780回】 強化すべき部分を理解する

2021年05月06日 | 住宅コンサルタントとして

これは以前にも書いた内容になるかと思いますが、

重要なことなので、再度、まとめたいと思います。

 

出来る営業マン、

出来るビジネスパーソンに共通するポイントは、

自分が勝負すべき部分を分かっている、ということです。

 

言い方を変えると、自分・自社の強みを

ちゃんと理解できているか、ということです。

 

人間関係の構築が得意な方もいれば、

自社と他社の違いを論理的に説明するのが上手、

という方もいるでしょう。

 

お客様と仲良くなるのが得意なタイプが、

自社と他社の比較を論理的にお客様に説明し、

自社の優位性を理解していただき、契約する、

ということを狙ったら、長所が消えてしまいますよね?

 

一方、土地を探している最中も、

住設メーカーの新商品情報を入手した際も、

こまめにお客様とLINEでやり取りして、

自分の思いや気持ちを都度、伝えるようなスタイルだと

長所を活かせていると思いませんか?

 

優秀な会社になると、マニュアルや自社の型があるのですが、

その型をしっかり守った上で、自分の強みを活かす行動が、

非常に重要になってくるかと思います。

 

自分の強み、

他の営業マンに負けない部分はどこか?

 

もしそれが無ければ、今から努力を重ねて、

自分の強みを磨いていかなくてはなりません。

 

出来る営業マンは、自分のことを客観的に分析できています。

 

そして強化すべきポイントをわかっています。

 

皆さんはできているでしょうか?

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【第3779回】 もっと説明を聞きたくなる人とは?

2021年05月05日 | 住宅コンサルタントとして

昨日の夜は、とある方に連れていっていただいた、

宮崎牛の鉄板焼店でディナーでした。

 

最高に美味しかったです。

ご馳走様でした。

 

3年前に宮崎に来た際にも、

鉄板焼に連れていっていただいたのですが、

そのお店のシェフのお肉の解説が本当に面白くて、

是非またそのシェフのお店に行きたい、と

私がリクエストしたのです。

 

最高の宮崎牛を再考の技術で焼いていただき、

それはもう本当に大満足のディナーでした。

 

で、今回もシェフがお肉のいろんな部位について、

解説をしながら焼いて下さった訳ですが、

もうとにかくお肉のことを語ったら右に出る人がいないくらい、

マニアックな情報をたくさんご存知なのです。

 

手を動かしながら、いろいろとお話をして下さるのですが、

もうとにかく話が面白くて、ずっと聴いていられるというか、

もっといろいろと教えて欲しい、というのが本音なのです。

 

結構な情報量を伝えてもらっているのに、

聞き手である私たちは、もっと教えて欲しいという気持ちになる。

 

一方、そうではない料理人さんも多々、おられます。

 

私自身、それから私たち夫婦は、

いろんな飲食店さんに通わせていただいているのですが、

中にはもう本当に店主の話が面白くなくて、しかも長い、

というお店も、結構な数、ありました。

(こういうお店には、当然ながら二度と足を運びませんよね)

 

同じように素材や調理方法、仕入れ先、

料理人さんのこれまでの経歴などを話してもらっているのですが、

もっと話を聴きたくなる料理人さんと、

もう二度と話を聴きたくない料理人さんの差。

 

この差は一体、どこからくるのか?

 

個人的な考えですが、そのポイントは3点あると思います。

 

・シェフとして今でも日々、学び続けている

・他のお店や業界平均と自店の差を正確に把握している

・人間力が高い

 

話が面白くない料理人さんは、過去の話が多く、

現在進行形で勉強や調査をされていないような気がします。

 

だから、自分のお店を俯瞰して見ることができていない。

 

話を聴いていて、本当に面白い料理人さんは、

「今度、こういう感じの料理を出したいんです」とか

「来月、○○に仕入れに行ってきます」

など、現在進行形の話題が多いような気がします。

 

更に時間があると、他のお店に食べに行ったりして、

自店と他店の差を俯瞰して理解できているような気もします。

 

そしてなぜ休日を使って他店を調査に行くのかといえば、

それはお客様により良いサービスを提供したい、

という人間力が高いということになるのでしょう。

 

営業マンにも

 

「この人の話、本当に面白くてずっと聴いていたい」

 

と思われる営業マンと、

 

「もうこの人に二度と会いたくない」

 

と思われる営業マンが存在します。

 

皆さんはどちらのタイプですか?

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【第3778回】 最高の空間で過ごす日

2021年05月04日 | 住宅コンサルタントとして

以前から行きたかった宿が愛媛県にあります。

 

それが、atelier O-HUIS。

 

もともとオランダの彫刻家のケース・オーウェンスさんが、

日本でいろんな創作活動をするために、

愛媛県宇和町に構えたアトリエ。

 

ところがオーウェンス氏が、

創作の拠点をメキシコに移すことを決め、

そのアトリエをどうするのかを

現オーナーの越智氏に相談したのです。

 

このアトリエには、素晴らしい作品が多々あり、

しかもこの地から眺める景色や敷地そのものが

放置され、廃れることが大きな損失となるので、

ここを一日一組限定の宿としてリノベすることを

越智氏が決断され、つくられた宿。

 

建物内や庭には、オーウェンス氏の作品が多数、残され、

建物のデザインや細部の作り込みは

越智氏のこだわりが細部にまで反映されていて、

これまで宿泊してきたどのホテルよりも、

建物として洗練されていました。

 

更にオーナー自ら、サーブをして下さり、

極上の時間が流れる、最高の宿でした。

 

弊社のクライアント様の設計・デザイン担当者や

超一流を目指す営業マンには、

かなりの投資となりますが、是非ご宿泊いただきたい、

と本気で思っております。

 

ただ、ここを知ってしまうと、

外資系のラグジュアリーホテルなどに宿泊しても、

あまり感動しない体質になってしまうことでしょう。

 

同レベルというと、ガンツーくらいかと思います。

 

一流とは何か?

一流の空間は、細部はどのようなデザインなのか?

 

こうした疑問に応えてくれる宿でした。

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【第3777回】 決断時に正解はない

2021年05月03日 | 住宅コンサルタントとして

新しい事業に参入する。

新しい拠点に出店する。

新しいシステムを導入する。

これまで長年、続けてきた事業を撤退する。

 

経営者であれば、日々、決断の連続です。

 

A・B・Cのどれが正解か?

 

これは、決断時には決まっていません。

 

できる人は決まって、とにかく決断を下し、

その決断が正解であった、と後付けできるよう、

決断後に自らの決断を成功するように猛烈に努力するだけです。

 

この原理原則とスピード感を持っている経営者は、

今の時代、どんなことがあっても乗り越えていけるのです。

 

ところが、出来ない経営者というのは、

A・B・Cの中に正解が1つあって、

その正解はどれ何だろうとあれこれ考えるのですね。

 

今、我々は、これまで経験したことがない時代を迎えていて、

過去のケースを振り返ってみても、正解を導き出せないことが、

非常に多いのです。

 

だから自らの決断を正解にすべく、

決断後の行動の質とスピードが本当に重要なのです。

 

日頃からいろんなことに取り組んでおり、

足腰が強く、フットワークが軽い体質の会社は有利で、

何をするにも悩みに悩んでなかなか決断をしない、

スピードが遅い会社には、厳しい時代なのです。

 

バブルの崩壊。

ITバブルの崩壊。

SARS、MERSの流行。

リーマンショック。

東日本大震災。

そして今回のコロナ。

今後、起こるかもしれない戦争。

 

これまでも、これからも、予想できないことや、

我々ではどうしようもないことが起こるでしょう。

 

そんな中、正解は無いのです。

 

自らの決断を正解にできる行動力を磨いておきたいものです。

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【第3776回】 とにかく体験・体感

2021年05月02日 | 住宅コンサルタントとして

今年のゴールデンウィークは、

まず前半3日間は愛媛県へ。

 

仕事柄、全国にお伺いする中で、

その地域で評判の良い宿には足を運ぶのですが、

建物のデザイン、家具や照明のチョイス、

それから置いてある雑貨・小物、家具などで、

トータル的に満足できる宿は、なかなか少ないのが現実です。

 

個人的な感想ですが、

伊豆や箱根など、関東近郊の宿は、

細かな部分までこだわり抜けていないところが多く、

コスパも悪いよなぁ、と思っています。

 

伊豆・箱根で評価の高いところに結構宿泊しましたが、

また行きたいと思う宿が現状、ありません。

 

そんな辛口の私が、

定期的に通わせていただきたい、と思う宿は、

西日本に集中していて、

その中の一つが、愛媛県にあるのです。

 

森の中で鳥のさえずりを聞きながら、

露天風呂でボーっとしたり、今後の構想を考えたり・・・。

 

昨年も作品を買わせていただいた、

作家さんのご自宅にお伺いしたり・・・。

 

一流の建物、

一流の接客サービス、

一流の作品に触れて、

感性を磨くことと、

そこからいろんな発想のヒントを得ることが、

今回の旅の目的です。

 

才能とセンスのかけらもない私は、

現地に足を運び、

たくさんのものを見て、体験した量を増やさなければ、

アイデアが湧き出てこないのですね。

 

クライアント様がモデルハウスを建てる際の

ディテールやデザインのヒントを得まくって、

連休明けにガッツリご提案させていただこうと思っております。

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