昨日の夜は、とある方に連れていっていただいた、
宮崎牛の鉄板焼店でディナーでした。
最高に美味しかったです。
ご馳走様でした。
3年前に宮崎に来た際にも、
鉄板焼に連れていっていただいたのですが、
そのお店のシェフのお肉の解説が本当に面白くて、
是非またそのシェフのお店に行きたい、と
私がリクエストしたのです。
最高の宮崎牛を再考の技術で焼いていただき、
それはもう本当に大満足のディナーでした。
で、今回もシェフがお肉のいろんな部位について、
解説をしながら焼いて下さった訳ですが、
もうとにかくお肉のことを語ったら右に出る人がいないくらい、
マニアックな情報をたくさんご存知なのです。
手を動かしながら、いろいろとお話をして下さるのですが、
もうとにかく話が面白くて、ずっと聴いていられるというか、
もっといろいろと教えて欲しい、というのが本音なのです。
結構な情報量を伝えてもらっているのに、
聞き手である私たちは、もっと教えて欲しいという気持ちになる。
一方、そうではない料理人さんも多々、おられます。
私自身、それから私たち夫婦は、
いろんな飲食店さんに通わせていただいているのですが、
中にはもう本当に店主の話が面白くなくて、しかも長い、
というお店も、結構な数、ありました。
(こういうお店には、当然ながら二度と足を運びませんよね)
同じように素材や調理方法、仕入れ先、
料理人さんのこれまでの経歴などを話してもらっているのですが、
もっと話を聴きたくなる料理人さんと、
もう二度と話を聴きたくない料理人さんの差。
この差は一体、どこからくるのか?
個人的な考えですが、そのポイントは3点あると思います。
・シェフとして今でも日々、学び続けている
・他のお店や業界平均と自店の差を正確に把握している
・人間力が高い
話が面白くない料理人さんは、過去の話が多く、
現在進行形で勉強や調査をされていないような気がします。
だから、自分のお店を俯瞰して見ることができていない。
話を聴いていて、本当に面白い料理人さんは、
「今度、こういう感じの料理を出したいんです」とか
「来月、○○に仕入れに行ってきます」
など、現在進行形の話題が多いような気がします。
更に時間があると、他のお店に食べに行ったりして、
自店と他店の差を俯瞰して理解できているような気もします。
そしてなぜ休日を使って他店を調査に行くのかといえば、
それはお客様により良いサービスを提供したい、
という人間力が高いということになるのでしょう。
営業マンにも
「この人の話、本当に面白くてずっと聴いていたい」
と思われる営業マンと、
「もうこの人に二度と会いたくない」
と思われる営業マンが存在します。
皆さんはどちらのタイプですか?