鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1117回】 創業者の言葉の重さ

2014年01月21日 | 住宅コンサルタントとして

衝撃的なニュースが昨日、目に飛び込んできました。

前の職場、船井総合研究所の創業者である船井幸雄会長
(私が在籍中の頃、先輩たちはみんな船井幸雄最高顧問のことを船井会長と呼んでおられました)が
お亡くなりになったそうです。

今の自分があるのも、船井総研でたくさんのことを学ばせていただき、
素晴らしい出会い、ご縁を頂戴したからです。
船井総研という会社が無ければ、今の自分は120%ありません。

その環境をつくって下さった創業者の船井幸雄さんのご冥福を心からお祈りいたします。

これまで、私はトステム株式会社(現株式会社LIXIL)、株式会社船井総合研究所という、
2つの会社で働かせていただいたのですが、
その2社とも創業者が素晴らしい言葉をたくさん残されています。

その言葉は今でも思いっきり私の心の中に残っていて、
自分の考え方や行動の源になっています。

トステムの創業者である、潮田健次郎さんがおつくりになった言葉だと思いますが、

「住は聖職なり」
「良い家に住むことは万人の願い
この願いを実現するために私たちは働く」
「品質主義の実践
私たちは仕事の品質を高め、社会に貢献します
顧客主義の実践
私たちはお客様の目で物を見て考えて行動します
人間主義の実践
私たちは自信と誇りと情熱をもって仕事に精励します
公正主義の実践
私たちは公明正大をもって行動の規範とします」

などなど、退職して9年近くになりますが、今でも鮮明に覚えています。

社会人になりたての、世の中をナメナメで見ていた自分が、
仕事をするのは、「社会に貢献する」ためなんだ、と教えていただいたり、
「常にお客様の目で物を見て、考えて行動しなくてはならないんだ」と気づかせていただいたり。

本当に仕事をしていく上で絶対にはずせないことを教えていただきました。

また、「住は聖職なり」という言葉も、一生自分の心から無くなることはないでしょう。
それくらい、重くて責任感のある仕事なのです、住宅業界で働くって。

また、船井幸雄さんの言葉は、これまた簡単なのですが、ズシッと心に届くというか、
人が生きていく上で絶対にモノにしておきたいことをたくさん教えていただきました。
(レベルが高すぎて、まだまだ自分は本質をマスター出来ていませんが・・・)

すなお
プラス発想
勉強好き
長所伸展
時流適応
過去オール善
即時処理
などなど・・・。

自分は出来ているのかと問われれば、「どれも中途半端です」としか言えません・・・。
まだまだ修業が足りません。

ただ、本当に素晴らしい会社をつくられた創業者の言葉には、
何とも言えないくらい、私にとっては重いです。

これらの言葉を胸に、今、仕事が出来ることに感謝をして、
目の前の仕事に真剣に取り組んでいこうと改めて思いました。

皆さんの心には、どんな言葉が刻み込まれていますか?


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