鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1091回】 2013年12月なのに、業績好調な理由

2013年12月26日 | 住宅コンサルタントとして
今、注文住宅の会社の大半は、2013年10月以降、業績があまりパッとしません。

その理由は以前のこのブログでも書きましたが、増税後の反動です。

大半のクライアント様の10月から12月の業績は一時的に下がると読んでいたのですが、
昨日お伺いしていたクライアント様の業績は好調なのです。

この12月、それから年明けの1月にご契約していただけそうな見込み度のかなり高いお客様が、
例年の倍近くいる感じなのです。

しかも、営業マンにヒアリングをさせていただくと、

「多分、大丈夫です」
「競合はありましたが、ほぼ当社で良いと言ってくれています」

と自信満々なのです。

この理由はなぜなのか?

ご縁を頂戴して6年になりますから、過去からどんなことを取り組んでいただいてきたか、
手に取るように分かっているつもりです。

でも、これといった大きなことをやったわけでは無いのです。
過去から取り組んでいただいていたことを
日々、レベルアップしていただいている感じなのです。

でも、着実に成果が出ているのです。

以前に決めたことは、

・メインターゲットを決める
・そのターゲット層が魅かれるコンセプトを商品に注入する
・その商品を毎年、磨き続ける
・お客様に必ず第三者的な視点でアドバイスをする
・会社で決めた営業のステップの手順に沿って、お客様に合意をいただきながら話を進める

という、超・基本的なことしかないのですが、
ひたすらこれを磨き続けていただいることが、成果につながっているのかな、と思います。
(後、営業さんは以前に来場されたお客様の掘り起しは抜群に上手い、ということも挙げられます)

昨日のブログにも書きましたが、数年単位で商売を考え、
王道を進んでいただければ、ある一定期間が経過すると非常に売れやすい環境になってきます。

いろんな会社が、「お客様のために・・・」という想いで、
顧客満足を追求する道を進むのですが、
成果が出ない会社は経営やマーケティングの背骨が一本通っていないのですね。

10年先を見据え、売れやすい環境をつくっていく・・・。
そのために、基本的な戦略は変えずに、より深耕していく。

皆さんの会社は出来ていますか?
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