昨日お伺いしていたクライアント様は、
昨年の不調が嘘のように絶好調。
というか、本来、ポテンシャルがある会社さんなのですが、
昨年が著しく不調だったのです。
個人的にその原因は何となく分かっているつもりですが、
今期絶好調な理由を昨日、ヒヤリングをさせていただく中で
個人的にメチャ納得・共感しました。
結論から言うと、トップ自ら、
時間が空いたら現場に足を運んで、
職人さんと一緒になって現場で仕事をしたり、
職人さんからいろんなことを教えていただいたりしている、ということ。
そして現場に行って自分の目でみることで、
自社の強みや改善すべき部分がかなり見えた、
とおっしゃっておられました。
更に日頃、忙しい社長自ら、
現場に来てトイレ掃除をしてくれたり、
職人さんに声を掛けたりしてくれることは、
職人さんたちにとってもモチベーションUPになるようで、
「この社長なら、間違いない」
と職人さんたちから信用されるようになる、と
別のスタッフさんから教えていただきました。
会社が大きくなり、スタッフさんが増えていくと、
経営者も忙しくなりがちで、
現場に足を運んだり、
お客様とお会いする機会が減る傾向にあります。
でも、アイデアのヒント、改善のヒントは、
現場に転がっていたりするのです。
私自身、リモートではなく、
クライアント様のところにお伺いし、
実際に経営者や社員さんとお会いさせていただくのも、
やはり直接お会いしないと感じないことが多々、あるからです。
リモートだけでは、
クライアント様の真の問題点に気づけないような気がしています。
また、ネットや本で見た気になるお店やスポットがあると、
それを確かめに現地に行くのも、
理解できる深さが全く異なるからです。
現場に足を運び、自らの目で直接チェックする。
こういう基本が、皆さんはできているでしょうか?