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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5202回】 15~19年前にお伝えしまくっていたことに立ち返る

2025年03月28日 | 住宅コンサルタントとして
建築資材メーカーからコンサルタントに転職した私。

家を売ったこともなければ、
住宅会社さんで仕事を実際にしたこともない。

でも住宅会社のコンサルティングをしたかったのです。

なので2005年~2010年頃までは、
とにかくいろんな住宅会社さんにお客様として行って、
調査をしまくっておりました。

実際にいろんな営業マンの接客を受けると、
売れている営業マンと売れていない営業マンの違いが
明確に分かるようになってきました。

会社関係なく、売れている営業マンは、
とにかく自分の会社のことを上手に伝えてきて、
その上で会社の思想と商品を関連付けて話してるのです。

「私たちが大切にしていることは○○で、
なのでこういう材料・こういう工法を採用しているのです」

という感じですね。

更に会社の創業当時から現在に至るまでであったり、
社長について語ってくれるなど、
とにかく自分の会社を売ってくる感じなのです。

まずは会社。
その次に商品を売ってくる感じですね。

そして都度、自己開示を入れてくる感じ。

これが初回接客時に大切なことなのだと感じ、
2006年~2010年頃まで、
各クライアント様の営業研修では、
この部分の強化を徹底していたのです。

そして2025年時点での弊社のクライアント様の大半は、
2010年以前からご縁を頂戴しているので、
この自社を売る、ということは
ここ数年、ほとんど営業研修時にやってこなかったのです。

ところが、ここ最近入社した営業さんがいるクライアント様や、
今年からお付き合いがスタートしたクライアント様で
この会社を売ることの重要性であったり、
具体的にどうトークを組み立てるのか、
ということをレクチャーさせていただいた際の
各社様の反応があまりにも素晴らしいのです。

商品で差がつきにくくなった今、
会社の思想や取り組みで差別化することは重要です。

だから15年以上前にガッツリやっていたことを
もう一度、全クライアント様で徹底していきたいと思います。

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