goo blog サービス終了のお知らせ 

鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1943回】 他社の取り組みを尊重する

2016年04月25日 | 住宅コンサルタントとして
住宅業界で私自身が嫌いな考え方があります。

それは、自分たちが仕入させてもらっている仕入先さんのことを
やたらと支配したがる経営者が多いことです。

「俺が買ってやってるから、お前たちは飯が食えてるんだ・・・」
「俺の言うことを聞けなければいいぞ、他の会社から買うから・・・」

というように、かなり仕入先を支配したがる奴が未だに存在するのです。

もう器が小さいというか、頭がおかしいとしか思えません。

そういう次元の低いことを言う経営者のオッサンが
買っている金額など、たかだか知れていて、
仕入先さんがたくさんの社員さんを養っていけるだけの発注などしていないのです。

それなのに、自分の言うことを聞け、と支配したがるのです。

大人であれば、基本的に他社さんの自立を尊重しなければなりません。
自社以外の全ての方がお客様になる可能性があるのです。

そういうことが理解できず、「俺が食べさせてやってんだ」という、
ちょっと頭の痛い思い込みをするオッサンが、
残念ながら住宅業界にはまだまだ多いような気がします。

悲しいことです。

いろんな会社が自社の社員さんとそのご家族、
それからお客様を守るために、変わり続けなくてはならないのです。

他の会社の取り組みを尊重できるだけの器の大きさを身に着けたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする