鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1729回】 しくみを自らつくり、それを継続実行できる組織が一流

2015年09月25日 | 住宅コンサルタントとして
業績が伸びる会社、
業績が一時的に落ち込んでもすぐに地力で回復できる会社には
ある特徴があります。

一方、それなりに優秀なメンバーが揃っても、なぜか業績が頭打ちになってしまう会社にも
上記の会社とは真逆の特徴があるのです。

そのポイントとは何かというと、

「しくみを自らつくることができる」
「つくったしくみを実行し、改善し、しかも継続できる」

かどうか、ということです。

特に住宅会社は、それなりに成果のできるスタッフの頭数で業績が決まりますので
人の採用と育成のしくみが組織内には欠かせません。

しかしながら、その部分に関しては非常に不十分な会社が多かったりします。

ご縁を頂戴しているクライアント様で、お付き合いをさせていただいてから
業績が倍近くまで伸びたクライアント様は、
各社、育成のしくみが必ず社内に存在します。

またマネージャーが、そのしくみをとにかく徹底して実行するのです。

住宅会社で伸びる会社の典型的なパターンが、
トップクラスの営業マネージャーが自ら講師となり、
テキストを作成し、若手に教育を定期的に行なっている会社です。

更には教えたとおり現場で実践できているか、チェックして
それができていなければ、できるまで徹底的に教え、やらせるしくみがあるかどうか、です。

ここができていない組織は、優秀な人を採用しても必ず50棟前後で業績が停まります。

育成のしくみをつくり、それを継続実行し、改善を重ねる。

皆さんの会社では、できていますか?
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