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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1629回】 経営者が自ら繁盛店から学ばないと・・・

2015年06月17日 | 住宅コンサルタントとして
住宅を建てるお客様の価値観の変化。
そのお客様の価値観に完璧に適応した展開ができている住宅会社の洗練度。

住宅業界は、今、猛烈なスピードで変化しています。

この流れは、全国に着実に広まっていて、
一昔前の経営をやっていても業績が好調な会社がまだありますが、
私が勝手に名付けている「次世代型」の住宅会社が出てきた瞬間、
一昔前の勝ち組企業は一気に苦戦に陥るでしょう。

こうした現実を知ると
まだお客様やライバルの進化スピードを知らずに
一昔前の感覚しかもっていない経営者が経営する住宅会社は
危険であるということが分かってきます。

しかしながら、現場でおこっていることや市場のお客様の変化を
理解しようとしていない経営者がまだまだ多いなぁ、と感じます。

経営者は、経営することが仕事。
その経営判断をおこない、戦略を構築する上で
現場で実務をする必要はありませんが、現場の空気やお客様の嗜好を
肌感覚で掴んでおかないといけません。

優秀な経営者ほど、現場のことを結構深く把握しているものです。

そして同業種、異業種問わず、今、成功している企業を視察に行ったりして
今の消費者が求めているものを自分自身、肌で感じようとするのです。

この市場の変化を掴むことを社員さんに任せっぱなしにしてはいけないと思うのです。

経営者が繁盛店から学び続けることで、正しい変化が可能となるのです。
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