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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第295回】 徹底的に素直に真似る

2011年10月22日 | 住宅コンサルタントとして
モデルとなる先輩社員や上司の仕事っぷり。
皆さんはどの程度、真似することが出来ていますか?

大した結果を出せていない人は、得てしてプライドが高いです。
例えば初回接客でお客様の心を掴めていなくて、次回アポがそれなりに取れても
その次がほとんど続かない人がいます。

初回接客の1つのモデルの手法をお伝えしたとしても

「自分はこういう風にやります!」

と、頑なに自分の手法を通そうとしたりします。

結果が出ていないのに、です。

自分のスタイルにこだわっていいのは、もっとはるか先の話であって、
結果が出ていなければ、素直に結果を出している人の真似をするところから始めなければいけません。

私の場合、20代の頃は、とにかく模範となる先輩がいましたので、
その先輩の行動パターンをひたすら真似ていました。

朝、9時には事務所を出る。
1日15件前後、お客様を訪問する。
夜は12時から1時まで仕事をする。
お客様は、どれだけ年下の方であっても、もちろん敬語。
あるお客様の発注に関して、非常に特殊な方法で発注されていたのですが、
そのお客様を引き継いだ際には、全く同じ方法を採用。
とにかく一緒にご飯を食べに連れて行ってもらい、そこでも盗めるモノを徹底して盗む。
クレームの際、お客様にお詫びするときの声のトーンを真似る。

挙げればキリがないくらい、とにかく徹底的に真似をしました。

そしてコンサルタントに転職してからも、それは続きました。

議事録の取り方。
電話の掛け方。
お客様を訪問した帰りに、新幹線の中でお礼状を書く(これは、最近出来ていません・・・)。
お客様にお中元・お歳暮をお送りする。
読んでいる本を全て購入し、同じものを読む。
更には講演テープを数百回聴きまくって、ベンチマークした人の講演の真似が出来るようになりました。

結果が出ていない人であれば、まずは素直に真似る。
徹底して真似る。
一挙手一投足、全て真似が出来るくらい真似るのです。

結果が出ていない人は、まずはそこからスタートしなければならないのです。
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