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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第48回】 地力>結果だと安心

2011年02月17日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、今期も絶好調なクライアントでのコンサルティング。

受注状況はここまで順調に推移しています。

昨日は、決算月までに残り何棟成約の可能性があるのか、ということをチェックさせていただいたり
スタッフの方々にまた新たな課題を設定したりしていました。

今、このクライアントが取り組んでいることは、住宅会社の常識とは異なっています。

1つ1つは決して難しいことではないのですが、
そうしたことをものすごくたくさんやっていただいているのです。

お客様に対するおもてなしもそう。
見学会の際の写真撮影もそう。
見学会の会場のつくりこみもそう。
お客様にお届けしたりお渡ししたりするDMもそう。

小さな部分で、「私がお客様の立場だったら、メロメロになっちゃうなぁ」と思ってしまうことを
会社として、個人としてやっておられます。

このクライアントが今取り組まれていることを客観的に判断すれば、
おそらく今の受注状況の1.5倍から2倍になっていてもいい、と個人的に思っています。

それくらい、地力がついてきているのです。

ただ実際は、今の実力と比較すると、そこまで受注は出来ていないのです。

でも、この状況は、個人的にはとても安心です。

というのは、地力の方があるということは、
来年も再来年ももっと伸びる可能性があるということだからです。

私はそんなに短期的な視点でクライアントを見ていません。
長い間、安定して成長していける地力をつけていただき、
安定した経営の下、お客様に責務を果たしていける会社でなければならないと思っています。

逆に、地力が大したことないのに、何故か結果が異常にいい、という方が不安です。

化けの皮がはがれれば、一気にダメになってしまうからです。

結果だけではなく、地力を正確に把握し、
常に結果よりも地力がある状況をつくっていきたい、と個人的に思っています。

皆さんの会社は、地力は結果以上についてきていますか?
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