京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2018年12月ドイツクリスマスマーケット26テディベアシュタイブ博物館

2021-02-10 00:55:55 | 海外旅行2018 12月ドイツクリスマスマーケット

2018年のクリスマスマーケットの続きです。
これからは、ランダムに旅行記や今の事を
混ぜて書いていこうと思っています。
1回おきとかになるかもしれませんが
よろしくお願いします。

ドイツクリスマスマーケット25ミュンクリスマスマーケット2の続きです。

ミュンヘンの朝

昨夜ミュンヘンのクリスマスマーケットから
ホテルに帰ってきたのは9時45分ごろ。
結構ハードスケジュールでした。

これで、翌日の出発が6時半とかだったら大変なのですが
本日のミュンヘン出発は8時。

ちょっとゆっくりできますね。
といっても、それまでに朝食と出発準備をしないと
いけないのですが。。

朝食

朝、6時半過ぎに朝食会場へ。
レストランに来ているのは、私達のツァーの人達がメインで、
後はまだひっそりとしています。

8時出発なら7時15分くらいまでにレストランに行けば
なんとかなる。。なんて考えられないのが日本人ですよね~。

6時半から開いていますと言われれば、早めに行っておこうと
思ってしまうのです。
混みだしたら並んで席を待たないといけなかったり、
ビュッフェの時間もかかるし。。
朝から焦るのはいやなので、ついつい早目。

朝一番だから全部綺麗に揃ってますよ。

ツァーの人達で、おはようございます。。と挨拶をして
朝食の始まり。

いつもと同じ、ハムや卵、パンにヨーグルト。

ミュンヘンの街を出発

しっかり食べて、さぁ、ミュンヘンの街を出発です。

街には、雪が残っています。

クリスマスマーケットの時は降っていなかったけど
昨日は、この辺りも雪だったんですね。

ギーンゲンへ

さて、本日はシュタイフ博物館(テディーベアの博物館)のある
ギーンゲンに、まず向かいます。

ギーンゲンはここから150キロ。
バスでほぼ2時間半ですよ。

初め残っていた雪もだんだんなくなり
冬枯れの草原をバスは走ります。
見ているだけで寒くなる。。そんな景色ですよね。

ギーンゲンに到着

そしてギーンゲンの街に到着です。
街についてバスを降りたら。。

赤いくまの足跡が点々と繋がっているではありませんか。。

何々。。。可愛い~。

皆で足跡をたどっていくと、
なんとギーンゲンのメインストリートに着きました。

足跡はシュタイフ博物館(テディーベアの博物館)への
案内役だったんですね。面白い~。

シュタイフ博物館(テディーベアの博物館)

シュタイフ博物館は、1880年にドイツで誕生し、
世界で初めてテディベアを作ったシュタイフ社の博物館。

テディベアが生まれてから世界中で愛されるようになるまでの過程を
ストーリー仕立てで見せてくれる体験型のミュージアムです。

入り口では、かわいいテディベアや、

素敵なお城がお出迎え。

私達は団体なので、日本語のガイドさんがついて案内して下さいました。

でも、個人で行っても日本語の案内はあるそうですよ。

マルガレーテ・シュタイフ

1847年(170年以上前)、ドイツのこのギンゲンの街で、
シュタイフ社の創始者マルガレーテ・シュタイフが生まれます。
彼女は1歳半の時骨髄性小児麻痺にかかり、
両足と右手が不自由となるハンデを負ってしまい、
生涯車椅子で過ごす事になってしまったそうです。

シュタイフ社の誕生

でも、洋裁が得意だったマルガレーテは、
30歳の時女性や子供服の洋品店を始めます。

ある冬の日、ファッション雑誌を見て小さなぬいぐるみのゾウを作り、
彼女の甥や姪にはおもちゃとして、
大人の女性たちにはピンクッション(針刺し)として
クリスマスにプレゼントしたマルガレーテでしたが。。

その愛らしさがたちまち評判となり、
お店の前にはゾウのぬいぐるみを求める人の行列ができる様になったのです。

その1880年が、シュタイフ社の創業の年とされているそうですよ。

シュタイフ社の歴史

1887年から事業を手伝っていたマルガレーテの甥
リチャード・シュタイフが、
1902年「本物のようなクマのぬいぐるみ」
手足を動かせるクマのぬいぐるみを思いつきます。
これが世界で最初のテディベアの始まりで、
1903年には、テディベアの大ブームが起こります。

 

舞台のぬいぐるみたちが動きながら、そんな話や
テディベアを作ることになったきっかけなどを
ファンタジックな世界で楽しく説明してくれますよ。 scissors

マルガレーテは61歳で天国へと旅立ちますが、
経営者として従業員たちに気を配り、
障害を持つ人に仕事を与え、
子どものいる人には会社に連れてくることを認めるなど、
19世紀では珍しい開かれた会社を作りました。



マルガレーテの甥が会社を引き継いだ後も
マルガレーテの精神を受け継いで、
機械に頼らず、ひとつひとつ手作りしてゆくことを誓い、
シュタイフ社は今に至っているようです。

テディベアの人気の理由が分かったような気がしました。

Zooコーナー

次は、世界各地の動物が大集結したがZooコーナー。

大型縫いぐるみや、小さく可愛い縫いぐるみ
子供だけでなく大人も童心に帰ってしまいますね。

大きな縫いぐるみには座って写真を撮ることもできます。
ほら、子供たちが縫いぐるみに乗っていますよ。

蛇のすべり台

そして、これが人気の蛇のすべり台。
2階から降りるのに蛇のすべり台が使えるのです。

この大きくて暗い穴の中から滑り降ります。
ちょっと怖いかな。。

私はパスしましたが、主人は穴の中へ。。

しゅ~っと滑って無事着地の主人。
結構スピードが出て面白かったようです。

歴代シュタイフ社の展示

ℤooコーナーの後には、歴代の製品を紹介する
展示が続いています。

大きなテディベアと記念写真も撮れますよ。

製造のデモンストレーション

最後に、ひとつひとつ手作りでぬいぐるみを制作してる
製造工程を見せてくれます。

職人たちの手仕事によって一体一体丁寧に
シュタイフ製品が生み出されます。

素敵なお姉さんの手作り。
みんな、手元よりも美しいお顔をじ~っと見ていたような。。

シュタイフ社のテディベアは、手作りだから高価なんですね。
でも、その分温かい思いが詰まっているような気がします。

ビストロ・クノップ

博物館には、カフェ&レストランもあります。

メニューはハンバーガーやソーセージなどのほか、
南ドイツ風パスタのシュペッツレや
南ドイツ風餃子のマウルタッシェンなども。

私達は前を通っただけですが。。

キッズメニューの「クノップ」は
クマをかたどったナゲットがついているそう。
食べてみたかったな~。
大人もオーダーできるそうですよ。

アウトレット

ここは、併設されているシュタイフのアウトレット。
正規の値段で買えば高価な縫いぐるみも、
ここなら少し安くなります。

孫達に一つずつでもお土産を買おうかな。。

ドイツクリスマスマーケット27ギーンゲンの街
へ続きます。

2018年12月 ドイツ・クリスマスマーケット旅程
ドイツクリスマスマーケット1フランクフルトへ 
ドイツクリスマスマーケット2フランクフルト・レーマ広場
ドイツクリスマスマーケット3フランクフルトマイン川・大聖堂
ドイツクリスマスマーケット4フランクフルトフリータイム
ドイツクリスマスマーケット5フランクフルトフリータイム~ホテル
ドイツクリスマスマーケット6ニュルンベルクへ
ドイツクリスマスマーケット7ニュルンベルグケーニヒ通り
ドイツクリスマスマーケット8ニュルンベルグクリスマスマーケット
ドイツクリスマスマーケット9ニュルンベルグピラミッド
ドイツクリスマスマーケット10 ニュルンベルグ大聖堂
ドイツクリスマスマーケット11ニュルンベルグ職人広場
ドイツクリスマスマーケット12ニュルンブルク~ローテンブルグへ
ドイツクリスマスマーケット13ホテルからマルクト広場へ
ドイツクリスマスマーケット14ローテンブルグ・マルクト広場
ドイツクリスマスマーケット15ローテンブルグ・プレンライン
ドイツクリスマスマーケット16ローテンブルグクリスマスマーケット1
ドイツクリスマスマーケット17ローテンブルグクリスマスマーケット2
ドイツクリスマスマーケット18ローテンブルグ レストラン
ドイツクリスマスマーケット19ヴィース教会へ
ドイツクリスマスマーケット20ヴィース教会
ドイツクリスマスマーケット21ノイシュバンシュタイン
ドイツクリスマスマーケット22ホーエンシュヴァンガウ城
ドイツクリスマスマーケット23バイエルン博物館とアクシデント
ドイツクリスマスマーケット24ミュンヘンクリスマスマーケット1
ドイツクリスマスマーケット25ミュンクリスマスマーケット2
ドイツクリスマスマーケット26テディベアシュタイブ博物館
ドイツクリスマスマーケット27ギーンゲンの街
ドイツクリスマスマーケット28ウルム市庁舎とすずめ
ドイツクリスマスマーケット29ウルム大聖堂
ドイツクリスマスマーケット30ウルムクリスマスマーケット
ドイツクリスマスマーケット31ウルム 漁師の一角
クリスマスマーケット32シュトゥットガルトクリスマスマーケット1
クリスマスマーケット33シュトゥットガルトクリスマスマーケット2
クリスマスマーケット34シュトットガルトクリスマスマーケット3
クリスマスマーケット35フランクフルトから日本へ帰国
クリスマスマーケット36 お土産と思い出の品

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

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いつもご訪問ありがとうございます。    

2020年9月18日で、
ブログをつけ始めて5000日目。
これからもマイペースで頑張っていきます。

 


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