10月29日(木)
東北の旅1 青森・ねぶたの里
東北の旅2 青森・奥入瀬渓流
東北の旅3 青森・十和田湖
東北の旅4 湯瀬温泉湯瀬ホテル
東北の旅5 秋田八幡平
東北の旅6 秋田 乳頭温泉
東北の旅7 秋田田沢湖
東北の旅8 秋田・角館
東北の旅9 花巻温泉郷 愛隣館
東北の旅10 岩手 昔話の遠野
東北の旅11 岩手・中尊寺
東北の旅12 岩手・毛越寺
東北の旅13 松島一の坊
東北の旅14 松島遊覧
東北の旅15 宮城松島瑞巌寺・魚市場
東北の旅16 山形 山寺立石寺
東北の旅17 日本の宿・古窯(こよう)
東北の旅18 おくりびとロケ地・蔵王エコーライン
東北旅行19 宮城 瑞鳳殿・仙台城址
東北の旅20 仙台空港・土産編
みちのくへの旅。。長い間、憧れ続けてきた地への初めての旅が
この日始まりました。
主人も私も初めての東北、飛行機で青森まで飛んで、
レンタカーで、青森、秋田、岩手、山形、宮城と南下し、
仙台空港から伊丹へ戻ります。
たまたま空いていた非常口近くの2つ並びの席。
足が十分に伸ばせて、とっても楽です。
でも、もしもの時は、キャビンアテンダントさんといっしょに
乗客の方の脱出を手伝ったり、パニックを抑えないといけないんだって。。
主人、真剣に説明書読んでました。
もう、絶対にそんなことないって。。
と言いながら、離陸の怖い私なのです。
少し遅れて8時35分に離陸した飛行機、9時50分には無事青森着。
あまりにも速くて、最初は、ここって本当に東北。。?という感じです。
レンタカーを借りて、まず最初に目指すのはねぶたの里。
青森といえば、ねぶたでしょう。。と、
二人とも同じことを思っていてよかった。
奥入瀬や十和田湖へ向かう途中、八甲田山系の裾野にねぶたの里はあります。
紅葉の中を車は快適に走って行きます。
白樺の葉も色づいて。。というか、落葉してしまっている白樺も多かったです。
やっぱりみちのくの冬は早いんですね。
ねぶたの里
そして、やってきました、ねぶたの里。
学生時代、友達5人で北海道に2週間ほど行った帰り、
ちょうどねぶた祭りの時で、寄ってみようか~という話になったものの、
みんな疲れてしまっていて、また今度にしようか。。いつでも来れるやん。。
でも、それ以来30年以上、ねぶた祭りを見に来ることはありませんでした。
やっと、来れたか。。という思いが心に広がります。
ちょうど、ねぶた会館でねぶた運行ショーが始まったばかり、
会館の中には、笛や太鼓のねぶた囃子が賑やかに響いていました。
実際の祭りでは参加が難しい大型ねぶたの曳き手も体験できるんですよ。
1台、1台灯りがともったねぶた。。勇壮な武者達が、輝いています。
毎年ねぶた祭りは、8月1日が前夜祭、2~7日の日程で祭りが行われ
最終7日に、ねぶた運行、花火、ねぶた海上運行で
フィナーレーを迎えるそうです。
大胆な構図の豪華なねぶたが町を練り歩く姿。。やっぱり一度見てみたいな。。
また、いつか。。ですよね。
でも、早くしないと、また30年後じゃちょっとね。。
八甲田山
さて、この辺りは、いくつもの山々が連なっていて、
その連峰の総称として、八甲田山と呼ばれているそうです。
1902年冬、青森歩兵隊が八甲田山雪中縦断時、
猛吹雪により210人中199人が凍死する大惨事が起きました。
その大惨事を映画化した映画「八甲田山」
映画撮影は、実際に真冬の八甲田山でロケを敢行し、
日本映画史上、類を見ない過酷なロケとして有名だったそうで、
耐えられず脱走した俳優さんもおられたとか。。
そんな中、撮影隊の先陣を切り、俳優さん達の命綱となった雪上車。
高倉健さんや、北大路欣也さんらの皆さんの感謝のサインが
書いてありました。(ねぶたの里にあります。)
そして、次の奥入瀬を目指して、車は八甲田山裾野を走りました。
萱野(かやの)高原や、酸ヶ湯(すかゆ)温泉を通り、
気持ちのいいドライブです。
こちらは、酸ヶ湯温泉の近くの地獄沼。
火山活動によってできた沼の緑は神秘的な色合いです。
ここは、紅葉の名所らしいのですが、もうちょっと終わったみたい。。
裸になった木々の姿は、秋というより冬景色。
う~ん、ちょっと来るのが遅かったかな。。と思いつつ、
でも、ま、なかなか幻想的で素敵な景色ですよね。。
さて、もうすぐ奥入瀬です。
奥入瀬ってどんな所なんだろう。。楽しみ、楽しみ。
(東北の旅2 青森・奥入瀬渓流へ続きます。)