京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

東北の旅6 秋田 乳頭温泉

2009-12-07 14:55:30 |  国内旅行

東北の旅1 青森・ねぶたの里
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東北の旅6 秋田 乳頭温泉
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東北旅行19 宮城 瑞鳳殿・仙台城址
東北の旅20 仙台空港・土産編

旅の始まりは  東北の旅1 青森・ねぶたの里

10月30日(金)

八幡平アスピ-テライン

霧を抜けて、本来のドライブに戻った八幡平アスピ-テライン。
陽も射し始めて、ほっとほっと。

もうめっちゃ怖かったな~なんて
笑顔で話す余裕も二人に出てきました。





そして、今度は、乳頭温泉に向かう事に。

秋田の秘湯温泉の中でも、最も人気が高いと言われている乳頭温泉。
二人とも一度ぜひ、行ってみたかったのです。


乳頭温泉への県道


乳頭温泉への県道を走っていると、突然ぽつぽつと雨が降ってきました。

「あ。。雨や。。」

と、言うが早いか、ザーザーとどしゃぶりの雨に。。

「乳頭温泉郷」の文字も雨水でゆがんで見えています。





ほっとしたのもつかの間、今度は土砂降りかぁ。。
もう、ほんとどうなってんの。。。っていう感じです。


バケツをひっくり返したような。。というたとえがぴったしの雨が
しばらく続き、

こんなんで露天風呂なんて入れるんやろうか。。と心配。

運転する主人の肩も、またまた力が入っている様です。


でも、乳頭温泉鶴の湯の宿に着いたころには、
なんとか雨が降り止んできました。



乳頭温泉・鶴の湯の宿


ぽつぽつの雨に変わってきた乳頭温泉鶴の湯。
なんという雰囲気のある温泉なんでしょう・・


人里離れた秘境の地、何百年の時を越え今も人々を癒し続ける湯宿、
雨に煙る山々、すべてが私達を異次元の世界へいざなってくれるよう。。





以前、熊本の黒川温泉に行った時、やはり、これと似た感動を
覚えた事があります。

その当時は、まだ黒川温泉も秘湯に近い温泉で
山中の雰囲気ある温泉郷に心奪われました。

その時の気持ちによく似た感動が、私達の心をつかんでいます。





まるで映画の中から飛び出してきたような湯宿。
実際にここの部屋に泊まることもできるんですよ。





今回の額縁の一枚は、その昔藩主の警護の者が詰めていたという
その茅葺の長屋です。







今は湯治のお客さんの湯宿、中をちょっと覗いてみると。。
ランプの灯りが温かで、時代劇を思わせる様なお部屋。






今日はここに泊まる事はできないけれど、
いつの日か泊まる事ができる日が来ればいいな~。


乳頭温泉・鶴の湯


さて、雨も上がって、いよいよ露天風呂に入ってみる事に。

鶴の湯さんには、温泉100選で、露天温泉の部第一位
という「鶴の湯」があるのですが、これは混浴露天風呂なんです。

主人は勇んで「鶴の湯」へ、でも、私はちょっとね。。


この写真の白い湯気が出ている所に混浴の「鶴の湯」があります。





明日はハロウィンということで、かぼちゃならぬ、すいかのランタンが。
頭に乗せた手拭いがよく似合っていますね。


乳頭温泉・大白の湯


私はまず、女性専用の「白湯」「黒湯」に。





「白湯」では、二人の女の子と、大阪から御主人と二人なんと車で
東北まで来られたという方といっしょになりました。


4人で白いお湯の湯船につかりながら、よかったね~、雨があがって。


日本人だと思っていた二人の女の子、日本語の発音がちょっと。。

「どこから来たの?」って聞いたら、なんと、シンガポールからでした。

日本のお風呂に、すっごく感激の様子でした。


そして、ありました~。
女性専用の露天風呂「大白の湯」です。





なんというお湯の白さ。
雨のおかげか、芋の子を洗うような時もあるという露天風呂も初めは私の貸切状態。


白いお湯にゆったりと浸かっていると、
八幡平の霧や、先程の大雨を走ってきた疲れも飛んでいきそうでした。


その後入ってこられた先程の大阪の方。
私がカーナビで旅館の入力を間違えた話をすると、


「私も、何回かしたことあるし。。そんなん、ようある話やって。
 今は電話番号とちごて、住所で入れるようにしてんねん。
 そしたら大丈夫やで。


と、言って下さり、そうか。。私だけと違ごたんや。。とほっと。


ご夫婦で東北の半島、半島を車で回り、各地の温泉に浸かっているというお話に、
私達もいつかそんな日がきたらな~と思いました。



乳頭温泉名物・さなづら


さて、帰りには、秋田銘菓「さなづら」を買いました。
「さなづら」とは、目にも鮮やかな赤紫色の山ブドウのゼリーです。






鶴の湯さんが出してられる「さなづら」があるんですよ。
甘酸っぱくて、とてもおいしかったです。






さて、これからはお昼御飯を食べに田沢湖へ行きます。
そして、その後は、みちのくの小京都と呼ばれる角館です。


  (東北7 秋田田沢湖へ続きます。)

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