京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

東北の旅5 秋田 八幡平

2009-12-08 08:38:03 |  国内旅行

東北の旅1 青森・ねぶたの里
東北の旅2 青森・奥入瀬渓流
東北の旅3 青森・十和田湖
東北の旅4 湯瀬温泉湯瀬ホテル
東北の旅5 秋田八幡平
東北の旅6 秋田 乳頭温泉
東北の旅7 秋田田沢湖
東北の旅8 秋田・角館
東北の旅9 花巻温泉郷 愛隣館
東北の旅10 岩手 昔話の遠野
東北の旅11 岩手・中尊寺
東北の旅12 岩手・毛越寺
東北の旅13 松島一の坊
東北の旅14 松島遊覧
東北の旅15 宮城松島瑞巌寺・魚市場
東北の旅16 山形 山寺立石寺
東北の旅17 日本の宿・古窯(こよう)
東北の旅18 おくりびとロケ地・蔵王エコーライン
東北旅行19 宮城 瑞鳳殿・仙台城址
東北の旅20 仙台空港・土産編

旅の始まりは  東北の旅1 青森・ねぶたの里

10月30日(金)

八幡平・ビジターセンター

今日の予定は、八幡平から乳頭温泉、田沢湖でお昼を食べて、
そのあと角館、それから花巻温泉近くの新鉛温泉まで走るという強行軍。


まず、やってきたのは八幡平のビジターセンターです。
寒くて、寒くて、持ってきたダウンが役に立っています。


木の温もりを感じる暖かなビジターセンター。




ビジターセンターの垂れ幕を見て、

うわ~、こんな広大で、綺麗な紅葉が見られるのかしら。。と、
期待が深まります。


そして、なるほど、なるほど、そういう雰囲気が出てきたな。。





が。。しかし。。

あれあれ、もう、枯れてしまっているのでしょうか。。







しかも、八幡平スキー場や五色沼辺りを通る時には
なんだかいやな雲が。。






そして、とうとうこんな状態になってしまいました。


周りは、この後もどんどん白くなっていきます。
それでも、途中までは前の車の赤いランプの後をついて行けたので
まだましだったのですが、


頂上への手前の少し広い所で、前の車が停まってしまい、
なんと、Uターンしてしまったのです。

きっと、このままだと危ないと感じられたのでしょう。。

ほんと、このまま、まっすぐ進むか、ここで引き返して違う道を行くか
悩むほどの視界の悪さ。。





「でも、ここまで来たんやし、あともう少しやと思うで」と、

主人は先に進むことを選びました。


そして、白い白い世界の中に突入。。。
横のガードラインも見えないほどの深く白い霧、
主人は中央線だけをじっと見つめてゆっくり走っています。


私はカーナビの画面を見ながら、

「もうすぐ、右カーブがあるし。。」

「少しまっすぐで、そのあと左へ、ヘアピンカーブが。。」

と必死でナビゲーション。


なんとか、なんとかこの白く深い霧から抜け出せた時は
もう、ほっと、ほっと。。
体の力が抜けてしまいました。



ふけ温泉ビューポイント


霧の世界から抜け出したすぐ先に、ふけ温泉ビューポイントがありました。

ほっとして車を停めると、タクシーが一台停まっています。

タクシーの運転手さんや、お客さんと、

「怖かったですね~」

「ほんと、すごかったですね~。」


その後しばらくして、霧の中から出てきた車も、やはりここで休憩。
車から出てきた若い男の子が、うわ~、疲れた~。。

ほんと、疲れたよね。





この「ふけの湯」は秋田八幡平の有名な秘湯の一つらしく、
むき出しの山肌から、硫黄の臭いのする温泉の噴気が立ち上がっていました。

でも、もちろんふけ湯まで行く気力などなく素通りです。


結局、八幡平は広大な紅葉どころか、山頂のレストハウスの存在さえも
わからずじまいでしたが、


そんなことよりも、無事に、あの霧の中を乗り越えられたことで
なぜかもう満足。


今まで長野の霧ケ峰ラインや、北海道、東名高速などでも
霧にあって怖いめをしたことはありますが、


主人、曰く

「今回のこの霧は一番すごかった。。
これを経験したら、もう怖いものはないわ。」



私は、

「もう二度とええわ。。こんな怖いこと。。」


さて次は、残りの八幡平アスピーテラインを走り
主人も私も楽しみにしている乳頭温泉です。



   (東北の旅6 秋田 乳頭温泉へ続きます。)

コメント (10)