京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

東北の旅19 宮城 瑞鳳殿・仙台城址

2009-11-08 12:40:00 |  国内旅行

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東北の旅18 おくりびとロケ地・蔵王エコーライン
東北旅行19 宮城 瑞鳳殿・仙台城址
東北の旅20 仙台空港・土産編

旅の始まりは  東北の旅1 青森・ねぶたの里


11月2日(月)

宮城県の仙台までやってきました。
今日は、これから少し仙台を観光して、
その後、レンタカーを返して、仙台空港から伊丹空港まで飛び、京都へ。


4泊5日の東北の旅も、いよいよ終盤をむかえましたよ。


広瀬川

 広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず
   早瀬躍る光に 揺れていた君の瞳
   季節(とき)はめぐり また夏が来て
   あの日とおなじ流れの岸
   瀬音ゆかしき杜(もり)の都 あの人はもういない

さとう宗幸さんの青葉城恋歌に出てくる広瀬川。
昔、好きな歌だったな~。

仙台に行ったら、広瀬川べりをゆっくり歩いてみたい。。
なんてロマンチックな事を思っていましたが、時間がなくて。。





「あ~、広瀬川~。」

車の窓から叫びながら撮った、
たった一枚の写真で終わってしまいました。


瑞鳳殿


そしてやってきたのは、伊達政宗公の眠る霊屋、
瑞鳳殿(ずいほうでん)です。

緑の杉木立の参道を上っていくと、





まもなく瑞鳳殿が。





瑞鳳殿


豪華絢爛な桃山文化が見事に再現された瑞鳳殿。
ここに伊達政宗公が眠っています。




鮮やかな色彩、光り輝く金色。。
みちのくの英雄伊達政宗にふさわしい豪華な装飾。






戦災で焼失した瑞鳳殿は、昭和54年に再建されたそうで、
まだ、30年しかたっていないんですね。


感仙殿

こちらは、感仙殿。
感仙殿は二代藩主伊達忠宗公の霊屋です。

昭和20年の戦災で焼失した後、瑞鳳殿に続いて再建が進められ、
昭和60年に完成したものです。




再建されて、2~30年の瑞鳳殿や感仙殿、

両方ともまだまだ鮮やかな色彩をそのまま残し光り輝いていましたが
これから、何十年、何百年と年月を重ね、

その色を少しづつ落としながら、いろいろな時代を見続けるのでしょうね。



仙台城址


最後の観光地、青葉山の仙台城址へやって来ました。
ぽつぽつと雨が降り始めてきましたよ。。

でも、1日、2日は雨と言われていたのに、
よくぞここまでもってくれたね、という気持ちです。


宮城県護国神社


宮城県護國神社は、仙台城本丸跡に創建された神社で、





明治維新以降の戦死・殉難者、5万6千余柱の
宮城県関係者の魂を祀っているそうです。




だから、特攻隊の碑も祀ってあるんですね。


神社の御朱印帳も持参していた主人は、
宮城県護国神社の御朱印ももらっていました。





御朱印の収集も、これが最後ですね~。


仙台城址


仙台と言えば、青葉城(仙台城)。

青葉城は、伊達政宗が築造し、以後、廃藩置県まで
約270年に渡って、伊達家代々の居城でした。


太平洋戦争の空襲によって焼失し、
今は、もうお城はなく、城址なのですが、
仙台市街を見渡せるビュースポットになっています。





仙台城址で最も有名な天守台の騎馬姿の政宗像。
小室達(こむろとおる)氏の作で、1935年に作られましたが、
なんと、戦時中の1943年に金属回収で撤去されてしまったとか。。

そんな、あんまりな。。と思いますが、当時としては
仕方なかったのでしょうか。。





1954年、初代の鋳型をもとに建てられたコンクリート製のものが
現在の騎馬姿の政宗像だそうです。


鷹狩りを好んでいた伊達政宗、
伊達政宗が好んだ鷹の像のつもりで写真を撮りましたが。。
 




昭忠碑は、西南の役、日清戦争などで戦死した東北の将兵の
慰霊の為の像だそうで、全然違いました。

鳥も鷹ではなく、とんびで、首を曲げて大陸を睨んでいるのだそうです。



昼食 日本料理 仙臺(せんだい)

お昼は、本丸跡にある青葉城本丸会館で。
一階にはお食事処が並んでいるのです。

私たちは日本料理の仙臺(せんだい)さんへ。





主人は、寿司そばセット。





私は、仙台名物のはらこ飯です。

鮭の煮汁で炊き上げたご飯の上に、鮭の身とはらこが
たっぷりのっています。





はらこ飯はもともと亘理(わたり)地方の郷土料理で、
伊達政宗がこの地を訪れた際、食され大変気に入られたとか。


これが、宮城を代表する秋の味「はらこ飯」の始まりだとされています。


このはらこ飯、すっごくおいしくて~。
政宗さんと私の味覚、すっごく似ていると思います。。。なんて。



さて、4泊5日の東北の旅の記録に、一月以上かかってしまいましたが、
いよいよ次回は最終章です。

もう、早く終わらないと、その間のこともいっぱい溜まっているのに。。



東北の旅20 仙台空港・土産編へ続きます。)


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7 コメント

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たんぽぽさん、こんにちは (くまこ)
2009-12-14 13:53:01
はらこ飯、いいなぁ、美味しそう 
ぷちぷちイクラと鮭がたっぷり乗ったご飯、食べたいなぁ(*^-^*)
シーフードがお好きなたんぽぽさん、東北へのご旅行はお口も満足~でしたね 

次回はついに最終回なんですね、ドキドキしながら楽しみにしています(◎-◎;)
返信する
興味深く (コスモス)
2009-12-15 16:19:10
こんにちは~♪
 今日はメンテナンスが長かったですね。
今日の一番のお気に入りは、
♪広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず♪
私もこの歌は、歌声は大好きでした。
ロマンが感じられますね。

伊達正宗の仙台。
私は歴史が大好きで、物語の中に入り込んで主人公になってしまいます。
 「戦時中の1943年に金属回収で撤去されてしまったとか」
金属なら、なんでもやみくもに回収されたのですね。
戦争は嫌ですね。
多分敗戦色が濃くて・・・
 たんぽぽさん、今日は特に歴史の説明が解りやすくて、学生の頃にどうして興味が無かったのか?
そんな気がしています。
とても興味深く拝見しました
 いよいよ、次回は最終回ですね。
とても愉しみです
返信する
Unknown (スプラウト)
2009-12-15 20:11:29
たんぽぽさん こんばんわ

いつもながら、説明や写真がうまくて私自身訪れた気がします。

広瀬川 地理のテストで川の名前がわからず書いてしまった思い出があります。本当は阿武隈川が正解でした。

お食事もおいしそうで、うらやましいです。
返信する
くまこさんへ (たんぽぽ)
2009-12-16 21:01:56
はらこ飯、おいしかったですよ~。
ぷちぷちイクラがたっぷり、嬉しくなって
しまいました。

美味しいご馳走もいっぱいの東北への旅、
いよいよお終いです。

いつもいつも読んで頂いて、コメントもして下さり
本当にありがとうございました。
すっごく嬉しかったです。 

返信する
コスモスさんへ (たんぽぽ)
2009-12-16 21:50:29
♪広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず♪
いい歌でしたよね~。
いつか、仙台広瀬川へ。。と思ったものでした。

でも、実際は広瀬川、ちょっと見ただけで
終わってしまいましたが。。

伊達正宗の像までもが、金属回収なんて。。
信じられないですよね。
本当に戦争は嫌ですね。。

コスモスサンは、町屋のお店をほんとよく
御存じですね。
いい樹なもんだも、小物がいっぱいの可愛いギャラリーですね。
返信する
スプラウトさんへ (たんぽぽ)
2009-12-16 21:56:07
ありがとうございます。
おほめ頂いて嬉しいです。

地理のテストですか。。懐かしいな~。
自分の地理のテストの事は記憶にありません。。。
息子の中学入試の時、いっしょに山や川の
名前覚えましたが、それもまた忘れてしまったみたいです。

はらこ飯、おいしかったですよ~。
返信する
こんばんは~☆彡 (AKIRA)
2009-12-22 02:02:50
たんぽぽさん、こんばんは!
最後に近づいて、ドドッときましたねぇ~^^
名所の数々、めったに眼にすることの無い場所(というより初めて)の写真ばかりでお腹いっぱいになりました。
その中でもやはり伊達政宗の瑞鳳殿は印象深いです。
流石に豪華な造りの建物ですね!
この屋根の形を見て、なぜか政宗の甲冑を重ねてしまいました(笑)

それでは旅も終わり、気をつけてお帰りください(^o^)ノ
って、、もうと~っくに帰ってらっしゃいますが。
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