たまてばこ新聞

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CS録画観賞「ブブキ・ブランキ 星の巨人」(2期)。

2016年12月25日 13時42分08秒 | TVアニメ鑑賞記録
 ブブキ2期は、1期で提示された謎が殆ど説明された点が良かったです。ブランキのルーツ、ブブキ使いはDNA=血の継承があるゆえに、今回のラスボスであるギーを襲った悲劇は彼の人間性を大きく歪めても仕方なかったと思いました。

 長く汀を誤解したまま、不死の体に苦しんできた礼央子は最終回でやっと解放され、何もかもまっさら真っ白な少女に戻り、平穏を得ることが出来、良かったと思います(代償は大き過ぎましたが)。この作品の真の主人公は彼女ですし。

 ただ、やはり謎解きは1期のうちにいくつかやるべきでした。1期が非常に盛り上がらず視聴脱落者を増やすくらいなら、1期の中盤~終盤でブランキが外宇宙から来た機械生命体であり、地球上の生命に与えた影響が大きかったことを描いて欲しかった。黄金、木乃亜、柊、静流VS礼央子のお付き4人衆との確執に話数使い過ぎです。

 主人公の東にしても、1期は何を考えているのかよくわからず空気のような存在感。2期でようやく心臓として仲間をまとめるだけの実力を身に着け、最終回礼央子との共闘がカッコ良くなりました。1期のまま薄いキャラだったらどうしようと心配していたので安堵しています。

 その代わり、全然必要じゃなかったと思われるのが、双子の姉(?)薫子。本格的な登場は2期からでしたが、ただの賑やかしに終わり、最後の戦いも外で見ていただけみたいになり、なんだかなぁと。彼女の望み(母親と再会する、家族皆でまた暮らす)は何一つ叶わなかったのも不憫過ぎます。本当の意味での仲間もいませんでしたし…中途半端の極み(汗)

 東の手足にあたる4人も、黄金以外はギーに騙されていた他国のブブキ使い達に出番を奪われ空気でしたね(汗)。キャラ多過ぎ。ちゃんとドラマを描いてくれたキャラとそうじゃないキャラの格差も酷かったです。後で解説本出して解説していただきたい。描写が丁寧だったキャラには親近感湧いたので。

 1期でお子様キャラより目立っていた礼央子軍団の大人達は2期も中盤から美味しいとこどり。絶美の再登場シーンは本当にステキでした。礼央子が大好きで、そして柊達へも親代わりの愛を注ぐ周作、絶美、宗也、秋人の存在感は中の人の演技も含め、さすが!

 こんな感じで良いところもたくさんあったので、粗がめっちゃ多かったけれど、ブブキという作品は嫌いになれないです。2期はロボットアニメっぽくブランキ同士のバトルもたくさんありましたし。宝島はでっかいブランキという設定も依然どこかで見たようなネタでしたが、好み。

 ですので、諸々補完する為の設定資料本を是非出版していただきたい!(それなら円盤買えってなるんでしょうが…/汗)出たら絶対買いますので!!
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