たまてばこ新聞

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」観てきました。

2019年09月09日 22時50分02秒 | 劇場版アニメ鑑賞記録
 平日の午前にもかかわらず20人くらい観に来ている人がいて、田舎でも事件の影響は少なからずあったのだと感じました(そうでなければ同時間帯なら貸し切りに近くなるので)。

 今作は来年公開予定の劇場版とは違う、ある意味OVA的な立ち位置のはず。なのに90分という長尺、初見の方にもわかりやすいストーリー、と十分劇場版に値するしっかりした作品でした。すごい。

 ドールとしてすっかり一人前となったヴァイオレットの仕事ぶり。前半の元戦争孤児である心を閉ざしたクライアントの少女を立ち直らせていく過程は、寅さんシリーズのような人情劇の雰囲気がありました。後半は大好きなベネディクトのお当番回!TV版でも出番が少なく、イベントでも内山君がさみしがっていたのを思い出し感無量でしたね~。良かった良かった。ベネディクトのブーツのフリルとハイヒールが何気に好きです♪

 ボクっ娘のイザベラ(エイミー)、「ねぇね」セリフがめっちゃ可愛いテイラーのゲストキャラも声優さんがぴったりだったので、さらに物語が感動的になりました(ダンナは隣で涙涙)。

 ヴァイオレット自身の話ではない為、彼女がちょっと完璧っぽく描かれていてそこは少し残念。外伝ですから仕方ないのかな。それは次回作の楽しみにとっておきます。

 映像はとにかくキレイでもうため息しか出ません。ドレスのフリルが揺れ動くところ、光と影のコントラスト等々、さすが京アニクオリティーでした。無事この作品が世に出てくれたことに感謝しつつ、来年公開予定の次回作が時間をかけても構わないのでより良いものとして映画館で観られることを願っています。
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