たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!FF7リメイク絶賛プレイ中♪

レコーダー録画鑑賞「Classroom☆Crisis」。

2015年10月02日 22時15分38秒 | TVアニメ鑑賞記録
 オリジナル作品だということと、放映前に秋葉原のステージイベントへ行ったことで更に期待が高まり視聴開始となりました。

 学園ものと企業ものがミックス、加えて居住可能になった火星を舞台にしたSFでもあるジャンルが決めにくい、なんとも不思議なアニメ。俺妹の方のキャラデザだから萌え要素もあるかと思いきや、殆どなく、ほぼシリアス一辺倒でした。

 最後まで観終わってみて、やはり主人公は瀬良カイトではなく、霧羽ナギサ(白崎イリス)だと確信。事情が事情だったから、番組当初はカイトを主人公として発表したんですね。ナギサ自身がこのアニメの大いなるネタバレだったという…。

 なので、謎が解き明かされナギサの危機にA-TECメンバーが大活躍する終盤は驚きの連続でした。ここで大人のカイトが見せ場を作るところも上手いと思いました。プレゼンと救出を同時に成功させ、その実績を持って会社から独立するラストも気持ち良いものでした。

 ただ、熱量が足りなかった。グッと心を鷲掴みにされるシーンが殆ど無くて、そこだけが心残りです。中盤以降、おもしろいんだけど、手堅過ぎるというか過剰な演出が見られなかったのも大きい。リアルに寄り過ぎてしまったのでしょうか?もっともっと感動したかったのに…勿体無いとしか言いようがないです。カイトの熱さが生徒達には影響与えなかったとか?(苦笑)

 ナギサ視点で1話から観直すとおそらくまた違う感想を持つかもしれません。1話からの伏線もあるはずなので。ナギサ役の雄馬君が熱演、カイト達と出会って徐々に変わっていくところを丁寧に演じてくれたことが今思うと一番の収穫でした。

 あと、ミズキとイリス以外のA-TECメンバーが最後まで空気だったのはさみしかったです。ひとりひとりにちゃんとお当番回あってもちゃんとおもしろい話が作れただろうに、1クールという尺が何とも恨めしい…。なので名前が覚えられずに終わってしまいました(それは単なる記憶力の問題)。知りたかったらノベルス読んでねという企画者の声が聞こえるようです…。

 新会社で再スタート、というエンディングは円盤の売れ行きによっては2期も作るよ的なアピール?潔くきっちり終わる形のほうがすっきり観終われたのに、そういうところも大人の事情がチラチラ伺えて複雑な心境です。
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レコーダー録画鑑賞「乱歩奇譚 Game of Laplace」。

2015年10月02日 11時24分26秒 | TVアニメ鑑賞記録
 岸&上江洲コンビの新作ということで、期待して観始めましたが、正直今回の作品は自分には合わなかったです(汗)

 江戸川乱歩作品は小中高時代に図書館で読んだことがあります。退廃的な世界、そこで起きる事件の猟奇的な残虐さは原作と殆ど変わりないと思えたのでアニメの内容自体には特に不満があった訳ではありません。

 一番気になったのがやはりコバヤシを男の娘に設定したことです。最も受け入れ難いものでした。逆に普通に男子に設定したとしたら面白味に欠ける、ただの殺戮話になるだろうと想像は出来ます。なので、ここはあくまで個人的な好みの問題(汗)

 コバヤシが動き、喋るたびにいちいち違和感感じていたのでは、観ていても集中出来ないですね。ハシバもコバヤシに相対すると必ず赤面していましたし。

 もう一つ、気持ちが暗くなったのは、怪人二十面相を生み出したナミコシの凄惨な過去。虐待といじめのシーンはリアルに過ぎて直視出来ない光景でした。現実は更に凄惨だと想像出来るだけに余計、後味が良くないです。

 そのせいか、追い詰めるだけ追い詰めて、最後はシンプルで純粋な、友を想う気持ちが前面に押し出されたラストは少々とってつけた感、出来過ぎ感があり、素直に納得はしませんでした。最終回だからハッピーにしたように思えます。でも、この終わり方は結城友奈も同じかも…(汗)

 鬱展開は基本嫌いではないし、唐突なハッピーエンドも条件によりますが否定しません。要するに、キャラクターが好きになれたかどうか(キャラデザ、キャストさん含め)、なのだなぁと。観ている側って本当にわがままですね(大汗)

 岸&上江洲コンビ作品は毎回チャレンジしてくるので、今後もやはり気になります。とりあえず暗殺教室1期のリピートを観て、アルペジオ劇場版を観る予定です!
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レコーダー録画鑑賞「食戟のソーマ」。

2015年10月02日 10時52分23秒 | TVアニメ鑑賞記録
 深夜アニメとしては珍しく、たっぷり2クール放映で大いに楽しめました。

 でも第1話の印象は良くなかったんですけれどね(汗)。美味に感動するシーンは料理アニメのキモですが、ソーマではエロ、官能的に描写するのが特徴みたいで(特に女子キャラ)。意味もなく脱ぐのはどうなのか?と紋々としたものです(爆)。

 そこを乗り越えて回を重ねていくうちに、王道ジャンプマンガのノリにハマり、主人公・創真の活躍に拍手喝采していました。美味しそうな料理の作画を目で楽しみ、調理法のうんちくを耳で楽しむ、まさにグルメアニメ、でした!

 ただ、登場キャラクターの人数が多く、例によって10人くらいしか名前を覚えられませんでした(おい)。極星寮の子達も顔すらちゃんとわからず仕舞い(おいおい)。これは一色先輩のインパクトがやたら強かったせいかと(爆)。裸エプロン(に見える)の変態Ver.な先輩は強烈過ぎ!(プラス櫻井君の怪演)

 料理の天才に見える創真が、実は父親との勝負では負け続きなこと。その負けから多くの経験を積み努力してきたことが、丁寧に描かれていて、ただのTUEEEなキャラではなかったことが好感度を上げた大きい要素だと思います。

 常にコンプレックスの塊、でも大器の素質を秘める恵の一歩一歩力をつけていく過程も並行して描かれていたのも良かった。恵ちゃんの成長には大いに期待してます!(声優さんにも)

 秋の選抜が予選で終わってしまったことだけが心残りですね。ここは尺と原作の関係上仕方ないかと。もし円盤が売れて原作も売れたら、ハイキューのように別局枠での2期もあり得ます。じっくり待ちますよー!
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レコーダー録画鑑賞「Charlotte」。

2015年10月02日 10時32分38秒 | TVアニメ鑑賞記録
 Angel Beats!が味わい深い作品だったこともあり、今回のKeyプレゼンツアニメには期待していましたが…。

 シナリオが、いやキャラクターの扱いが余りにも雑に感じられ、最後まで楽しめずに終わりました。残念です。

 13話で完結させるのなら前半の能力者探し部分は短くても良かった。歩未の死からの展開が急ぎ過ぎ、説明足りなさ過ぎ、生徒会メンバーの存在が中盤は空気、とあれもこれも一言(それ以上)言いたいところが多過ぎました。結果、主人公の有宇に感情移入しずらくなり、最終回の精神崩壊になんの反応も出来なかったです。彼自身、過酷な運命をたどってきたはずなのに、切なさを感じるかと思えばそうでもなかったのが今思うと悲しい…。

 やはり兄と名乗る人物が登場してからが違和感ありまくりで(汗)。そんなこと言われても状態が拭えなかったのが大きく。彼の一派が物事を動かしている感じがとても不愉快でした。その為に、自我を失うまで働かされた有宇…最終回の凄絶な旅は見ていられないくらい辛かったです(涙)。

 そしてタイムリープネタ…シュタゲが神だったせいでもう感動もない謎解き(爆)。

 有宇を支えるメインの3人はとても好きでした。友利のわかりにくい、でも純粋な思いや(佐倉綾音さんの演技が良かった)、高城の残念な生真面目さ、柚咲&美咲の不器用な姉妹愛などに尺をもっと充てて欲しかったです。

 ただ悔しいことにKey作品は後からじわじわくるジンクスが(苦笑)。今日書いた感想はまた変わるかもしれませんね。願わくば変わることを祈って。
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