28Day Later... 2002年 イギリス作品
監督 ダニー・ボイル
出演 キリアン・マーフィ ナオミ・ハリス クリストファー・エクルストン ミーガン・バーンズ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
昏睡状態から目覚めたジム。
病院にも、ロンドンの街にも誰一人見当たらない。ふと立ち寄った教会で人間の死体の山を発見するジム。
出てきた牧師に話を聞こうとするとなんとなく様子が変だった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
公開は待っていたが、嫌いなホラーなので劇場までは行かなかった。
DVDになって意を決して見た!
見たら従来どおりのボイル作品で面白かった。
ゾンビより怖いのは普通の生きてる人間!といういつも通りの展開にご尤も!その通り!(例の駄作作品と似ているが)と思ってしまった。
独特のあのカメラワークも好きだし、主役のキリアン君もいい!
際立って上手かったのはエクルストン。
始めは彼だと分からなかったが。(タダの知識不足)
この映画でキリアン君にイチコロ。
始めはなさけない青年だったが、徐々にがんばっていく姿はかっこよく感じた。
細身の体型だったし。(笑)
ラスト近くに、彼女を助け出すのはいい感じだった。
この映画、ラストが2パターンある。
試写会の時に見せて、どっちにするか決めたらしいが、もし参加していたらどっちを選ぶだろうか?
ボイルらしいのは公開された方だが、もう一つの方も捨てがたい。
どっちとは言えないなあ。(^^ゞ
企画段階では、ボビー(ロバート・カーライル)も名が上がっていたらしい。
出演しなかった理由は分からないが、主役の役者とかに有名な俳優を使いたくなかったというのは聞いた事がある。
もしかしてボイル自身例の映画でかなりの傷を負ったのかもしれない。(笑)
それにしても、例の映画と内容が似ていた。脚本が同じ人だったと後で気がついたが。
しかし、復活!ボイル監督!という感じで好きだ。
でも、何回も見直せない。
やっぱ、ゾンビは怖いもん。(苦笑)
追記 2007.2.16
クリストファー・エクルストンは、軍隊のリーダー、ヘンリー少佐。
と知ったのは、見終わっての配役を確認して。(苦笑)
「シャロウ・グレイブ」を見た次にこの作品だったので、まったくの変貌に分からなかったのだ。
坊主に近い髪型だったし、男っぽい(前回はちょっと頼りなさげな雰囲気だったので)本当に“軍人さん”という感じだったから。
ボイル監督は、「シャロウ~」からお気に入りの俳優さんだったとか。
彼が画面に出るとなんとなく画面が引き締まるのだそうだ。
この映画の解説の中で「クリス」と言われてたけど、彼の愛称かな。
改めてみるとキリアン君とこんなに並んで写っているシーンが多かったなんて気がつかなかった。
ついでに彼の背の高さも。
ラスト、
あれは、感染じゃなくて殺されてたんだよなあ。
ということは、
今年公開予定?の続編には出て来れないって事だよなあ。(当たり前だ!)
ゾンビと化したエクルストンとボビーとの対立って見たかった気がしないでもないんですが。
そうなってたら、贅沢だったなあ。(笑)
何の知識もなく見たのですが、監督はボイルだったのですねぇ。
カーライルが出てる28週間後も機会があったらぜひ見てみたいです。
顔を覆った手の指のアイダからホラー映画をビビリながらもつい見てしまう私です。
コワいけど好きなんですよ~。
この映画はフツーのゾンビ映画となにか違いますね。
舞台がイギリスだというのもあるからでしょうか。
それにしても、人っ子一人いないロンドンの状況をつくって撮影するのは大変だったでしょうね。
主人公のマーフィ君もヨカッタです。
少年ぽい顔と体格でタフなところを見せてくれましたし。
さぞかし、怖かった事と思います。
エンディングに流れるあの曲を聴くとシーンが蘇ります。(自分のiPodに入っているので)
この時のキリアン君は無名でして、「誰?」なんて思いながら見ましたが、いや~かっこよくて惚れ込んでしまいました。
エクルストンもいつもながらに怪演していたと思います。
>人っ子一人いないロンドンの状況
早朝に道路を閉鎖して撮影したと聞きました。
ぜひぜひ、「28週後」も鑑賞してみて下さい。
ボビー(カーライル)のいろんな姿が見れますので。