マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ワルキューレ」

2009-08-21 00:15:55 | 2000~2010年代 映画

Valkyrie (ワルキューレ) 2008年 アメリカ作品



監督 ブライアン・シンガー
出演 トム・クルーズ ビル・ナイ トム・ウィルキンソン クリスチャン・ベルケル トーマス・クレッチマン  クリスチャン・オリバー  マティアス・シュヴァイクホファー トム・ヴラシア ヴォータン・ヴェルケ・メーリング

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
第二次世界大戦下のドイツ。ドイツ軍第10装甲師団、北アフリカ、チェ二ジアの前線。シュタウフェンベルク大佐は、爆撃を受け、負傷する。片目と左手首から上を失った彼。彼は、純粋にドイツという国を愛していたのだった。現在のヒトラー独裁政治に以前から反感を抱いて彼は、ケガから復帰し、帰国後、同じ思いの同士達に会い、ヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」を立てる。
不自由な身でありながら、爆弾入りの鞄を持ち、ヒトラーとの会議に出席した、シュタウフェンベルク大佐。ヒトラーの近くにその鞄を置き、さり気なくその場を去るきっかけの、電話を待つのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
同じ題材で、ドイツが制作したドラマ「オペレーション・ワルキューレ」を観賞してあったので、物語の内容はそう変りもなく、ついつい眠気に襲われてしまった。
まあ、このドイツ作品を見たときにも襲われたから仕方ないのだが、今回エンターテイメント性の強い、アメリカ制作だったので、もうちょっと華々しくなるかと思いきや、そんな凝った演出もなく、その点はがっくりしたのだった。
何しろ、一番がっくりしたのは、ドイツなのにアメリカ人とイギリス人が演じていた事だ。
どう頑張ってもドイツ人に見えない、クルーズ。
ビル・ナイも、ウィルキンソンも名演技なのだが、抵抗を感じて仕方なかった。
それでも、何人かのドイツ人俳優がいた事は救いだった。
特に、クレッチマンとベルケルが、重要人物に近い役柄だったので、嬉しかったのだ。

クレッチマンは、ドイツ軍のレーマー大佐だった。泳ぎも披露してくれて、うひょ~と喜んだ、ich。
やっぱりいいよ、堅物な感じのクレッチマン。(笑)


ベルケルは、メンツ大佐でこれまたよい感じだった。


それでは、本来の目的、オリバー君はといいますと。
あらすじに書かれている電話を取り次ぐ軍人の役だった。

役名もあるようだが、あえて映画の中では言われなかったような気がする。
ということで、3シーンぐらいの出演だった。
トム・クルーズとは、本当に共演しているが、(「お電話が入ってます」と電話口まで案内するのだから)それだけの役なのかよ~と久しぶりにびっくりしてしまったのだ。(爆)
シュタウフェンベルク大佐が置いていった帽子を発見し、電話もろくに話をしないで出て行った事を知る軍人の役だから、この事件の犯人を知る証人という所だろうか。
鋭い観察力は「コブラ11」のヤンだけあるねえ~なんて、思ったのは、きっと自分だけだと思うけども。(爆)

それにしても、知っていて、探して見たから分かるのだけど、知らずに見たら、見逃してしまうくらい小さな役だった。
ジョージ・クルーニーと共演した「さらば、ベルリン」よりも出演シーンは少なかったのではないだろうか。
だけど、近年のオリバー君が見れて嬉しかったぞ。
相変わらず、好青年ぶりは健在でこれまた嬉しい気分になったのだが、せめてもう少し、何かあって欲しかったなあ。

そう考えるのは贅沢なのかな?(爆)


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2 コメント

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Unknown (Joachim Jochen Peiper)
2019-09-09 01:28:25
いっつも思うけどトムクルーズに売国奴の役をさせるのは可愛そうあとあいつらはちゃんと人民法廷で正しい裁きをして正しく罪を償って欲しかった
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トムさんは苦手で。 (Joachim Jochen Peiperさんへtakbout)
2019-09-10 20:58:56
Joachim Jochen Peiperさん
ご訪問ありがとうございます。
トムさんですが、この作品だけに言わせていただくと、ブログで感想を書いている通り、
アメリカ人がドイツ人を演じるのはどうもなぁ~なのです。
そして、トムさんは、苦手なのであまり作品を見る機会がなく、なんとも・・・。
この時代、きちんとは無理かもしれませんね。

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