The Towering Inferno 1974年 アメリカ作品
監督 ジョン・ギラーミン
出演 ポール・ニューマン スティーヴ・マックィーン フェイ・ダナウェイ ウイリム・ホールデン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ダンカン建設が設計建築した超高層ビル、その名も“グラス・タワー”。今日は最上階の138階で落成式が行なわれている。設計者のダグは、より安全で完璧な設計をしたはずだった。だが、ダンカン社長の娘婿が予算を削られた為に当初の設計とは違う材料で電気配線をした。その為に、熱を持った配管はショートし、81階の倉庫から火が上がる。初めは小火だと思われたが、その火はだんだんとビル全体を覆っていく。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
幼き頃これを見て「パニック映画」というジャンルが嫌いになった記憶がある。(笑)
今回は、大好きなマックィーンが出演していると知ったので頑張って見てみた。
すると・・・。
大人になったからか、いろんな映画を見慣れた為か、“怖い”という印象から“面白い”という印象に変わった。
怖いと思っていたのは、火だるまの人間や、高層ビルから木の葉のように落ちていく人間、あからさまに自分だけ助かろうと群がる人々だったと思う。今見てもその点は怖い。(^^ゞ
主役の設計者の役はニューマン。
火を消しに来る消防のチーフ役がマックィーン。
どちらがヒーロー?というと断然消防士!
マックィーン自身も脚本を読んだ時にそれに気がつき、こちらの役をすると言ったそうだ。
前半まったく姿を表さないのだが、火を消しに現われた時は、当時の観客から歓声が上がったとか。
自分も拍手を送ってしまった一人だ。(笑)
苦悩するマイク・オハラハン(マックィーンの役名)はいい感じだ。
宙吊りになったエレベーターをやっとの思いで下ろした彼が、けが人の列の中に紛れている姿がなんとも可愛らしい。
ラスト、大規模な消火活動をする事になり誰が行くかという話し合いで「俺が?」という表情も好き。
ちょっと中年太り気味な体系も彼なら許せる。
自分の頭の中で薄っすら残っている記憶をたどりながら見る映画も意外と楽しいものだ!
>ロバート・ヴォーン
>唯一健在です。
本当にお元気ですよね。豆かあ~。
>「パピヨン」
ホフマンが演技派なので、マックイーンの演技がくわれてしまってますね。(~_~;)
ラスト。海中で支えている人が映り込んでいるのが、有名だったりします。
「長生きの秘訣は?」「一日に豆一皿の粗食さ。」
ネット上で時々こう言うジョークを見ますね。「荒野の七人」のリーみたいに。
>マックイーンとは友達だったようですよ。
そうだったんですか知りませんでした。教えて下さってありがとうございまうs
>「地獄の黙示録」(だったような?)の出演依頼を断って
これも今ネットで調べて確認しました
出演しなくて良かったです。
>「パピヨン」
僕が好きな役者さんダスティン・ホフマンとの共演ですね。
「ブリット」でも共演している、ロバート・ヴォーンさん。
マックイーンとは友達だったようですよ。
実は、マックイーンは、再婚したばかりで、「地獄の黙示録」(だったような?)の出演依頼を断って、出演を決めたと思います。
この作品の前に、「パピヨン」でず~と海外ロケしてたから。(^◇^;)
記憶、間違ってたらすみません。
逆はあり得ないです。マックィーンが設計者、ニューマンが消防のチーフ役、合わないです。
>火を消しに現われた時は、当時の観客から歓声が上がったとか。
やっぱりそうでしょう!
>ダンカン社長の娘婿が予算を削られた為に当初の設計とは違う材料で電気配線をした。
「将軍 SHOGUN」のリチャード・チェンバレンが一人で悪役になってましたね・・・(^^;
自分一人だけ逃げようとする彼に対して「恥を知れ!」(矢島正明さんの声で)で叫んで一緒に墜落死してしまう上院議員役のロバート・ヴォーン(「荒野の七人」の一人)を思い出します。