Somebody up There Like me 1956年 アメリカ作品
監督 ロバート・ワイズ
主演 ポール・ニューマン ビア・アンジェリ アイリーン・ヘッカート スティーヴ・マックィーン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ロッキーは、何度となく教護員から逃げ出し仲間と盗みや喧嘩をくりかえすふだつきの悪だった。最終的には刑務所まで送られてしまう始末。しかし、どうにか出所するものの今度は軍に入隊する事になる。だが、規則ずくめの生活が嫌になりまたもや逃げ出すロッキー。最終的には上司を殴り懲戒処分になってしまう。それでも彼にはボクシングの素質があった。始めは金目当ての彼だったが、少しずつ実力を発揮しチャンピオンに挑戦するまでに成長するのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
マックィーンのスクリーンデビュー作品。
なので、脇も脇、ちょい役なのだ。
一応役名は、ファインデルというロッキーの不良仲間の一人。
セリフも少々あるが、あまり出演シーンがない。それに、まだ荒削りの演技。
「マックィーンの真髄」
というビデオの中に(DVD「ブリット」の中の特典映像)彼の登場シーンが入っていて見たことがあるから彼だとわかるが、そうでなければ見逃してしまうであろうぐらいの役。
でも、
よ~く見ると例のごとく細かな演技はしている。いい感じなのだ。マックィーン!!(笑)
ちなみにファインデルは最終的には殺されてしまったとの事。仲間の中で一番喧嘩っ早そうだったものねえ。(^_^;)
この物語も実話だそうです。
ロッキー・グラジアーノという方の自伝。
なので主役を演じたポール・ニューマンは、ボクシングのトレーニングをし、本人にもあって似せたとの事だった。
なんとなくマックィーンの方が雰囲気合うような気がしたが、当時の彼の演技では断然無理な話だろう。
(彼の最初の奥さんも言ってました。演技が下手でねえ~と)
そういえば、スターローンの「ロッキー」はこの人物の名前を使わせてもらったんだとか。
ロッキーが好んでいくソーダー屋の主人の話がジーンと来た。
「俺はずっとこの店の中でソーダーを売って来たが、外の世界も同じなんだと思う。俺は、客の注文を受けて品物を出す。そして代金をもらう。外の世界もこれと変わりないんじゃないのか?」と、ロッキーに説教したのだ。
いいよなあ、そうだよなあ、となんとなく納得してしまったichだったのだ。
サクセスストリーだが、パターンじゃないのが好感がもてる理由かも。
それとも監督さんが「砲艦サンパブロ」や「サウンド・オブ・ミュージック」という自分が好きな作品を撮っている人だったからかもしれない。
気がついてのは、見終わってからなんだけどね。(笑)