47 Ronin 2013年 アメリカ作品
監督 カール・リンシュ
出演 キアヌ・リーヴス 真田広之 浅野忠信 柴咲コウ 菊池凛子 赤西仁
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
徳川綱吉が天下を治める戦国時代。
森の中を一人の少年が逃げていた。傷を負った彼を助けてくれたのは、赤穂藩主の浅野内匠頭だった。彼の娘ミカの献身的な看病もあり混血の異人カイは元気になっていく。
そして、大人になった彼は、領地の片隅で、そっとミカを見守る日々を送っていた。
そんな時、隣国の藩主、吉良上野介は、赤穂の地を狙い妖術使いのミツキと手を組み、赤穂のお家取り壊しにかかる。
見事に成功し、浅野内匠頭は切腹、忠臣の大石内蔵助も投獄、さらに、娘のミカは吉良に嫁ぐことを余儀なくされてしまう。
そして、1年後。
ようやく自由の身となった大石は、藩主の仇を討つために、まずは、行方知れずのカイを探しに行くのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
最近は見ないけど、自分が学生の時とかは、12月になると必ず何処かのTV局が赤穂浪士関連の時代劇を放送していた。
それだけ日本人にとってなじみのある物語。
だけど、歴史にうとい自分は、ぼんやりとしか把握していなかった。松の廊下、藩主の仇討ち、昼行灯とか・・・。(^◇^;)
とはいえ、着物とか日本の風景とか、もろもろ、どうしても・・・。(――;) 自国以外からみると、あんな感じに思えるのかな~。
まあ、ややこしいのが浅野君が吉良だったこと。役目覚えるのに、あれどっちだっけ?(^◇^;)
そして、女性陣。凛子さんは、やっぱ上手い。コウさんも綺麗だったけど、彼女の迫力には負けます。
それでは、注目のキアヌはと言いますと、混血の異人カイでした。
がんばって殺陣をしていた感じ。
彼だけ、普通に英語をしゃべっているので、なんの違和感もありませんでした。(当り前だ!)
ラストの句(?)「千年でも万年でもあなたを探します」は、良かったしね。
本当の目的は、そうです!真田さんです。ほぼ主人公の大石内蔵助。
やっぱり殺陣は俄然ちがいます!
地に足は着いてるし、身の熟しも、刀の扱いも、全て完璧!
格好いい!!
そして、カイと一線交えるシーンでは、きっと気を遣ったんだろうなあぁ~と思えてしまったのでした。
というのも、以前、ヒュー・ジャックマンと戦うシーンで、すっごく気を遣ったと。
主役を傷つける訳にはいかないし~とね。
字幕で鑑賞したからだけど、なじみの日本人が英語をしゃべりながら殺陣をしているのは、ちょっと戸惑う要素。
吹替えで、赤穂浪士と思わなければ素直に見られたのかもしれないなぁ。