マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「プロミスト・ランド」

2020-04-14 23:23:53 | 2000~2010年代 映画

Promised Land 2012年 アメリカ作品



監督 ガス・ヴァン・サント

製作 マット・デイモン
出演 マット・デイモン ジョン・クラシンスキー フランシス・マクドーマンド ローズマリー・デウィット ハル・ホルブルック

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
上司から呼び出されたスティーヴは会社の幹部候補に選ばれたと告げられ出世は間違いないと確信する。
そして、今度の仕事もいつも通り上手くいくはずだった。
相棒のスーと共にマッキンリーという田舎町へ来たステーヴ。現地の店で服を買い早速採掘権を得る為に1件の家を訪ねた。地元の有力者への脅しとも取れる根回しをして、町の説明会へ出席した彼だったが、そこで思わぬ反対を受ける。
地元の老教師がシェール・ガスを提供したことにより今の産業の農業があやしうくなってしまうのでは?というのだ。
不安を感じた住民達は採掘の可否を決める住民投票を開く事にした。
そんな時、環境活動家が現れ住民に採掘はどんなに恐ろしいものかと言い出すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、今年の1月に「フォードvsフェラーリ」が公開されたので、マット・デイモンの出演作を紹介していきます。

寂れた田舎町に新しい産業の話し。町が活性化されたらと考えるとやっぱり惹かれるものはある。
いい話ばかりきけば、自ずと心はそちら方面へ。
しかし、それが本当にいいのかと疑られ始めたら~。

最初、ステーヴの戦略がすごいというかそこまで考えて行動するんだ~と怖くなったのだ。
よそ者感を出さないように、仲間意識を持たせるように地元の服を購入して着る。そして、権力者に気に入られるような行動をする。さらに、いいことだけを強調する。
田舎にあるいいような悪いような団結力を利用することによって手間を省くつもりが・・・。

それでは、ステーヴを演じたマットはと言いますと、
自分も田舎の出身者。どこか後ろめたいものがあったのか、冷酷なセールスマンにはなれなかったところが、彼の役っぽいな~と。
いいように会社に利用された感じがして気の毒に思えたのだ。
大手企業の怖さ。

どっかでなんか似たような?と思ったらサイモン・ベイカーが出演したドラマ「「墜ちた弁護士~ニック・フォーリン~」でも同じようなことをやってたので、すっごく分かったのだ。

情報操作ともいうべきかな。
反対ばかりすのもどうかと思うから、冷静にいろんなことを分析すべきだなとは思ったのでした。



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