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マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「しあわせな孤独」

2021-12-22 09:10:17 | 他国 映画&ドラマ

Elsker dig for evigt  2002年 デンマーク作品

監督 スザンネ・ビア  
主演 ソニア・リヒター マッツ・ミケルセン ニコライ・リー・コス パプリカ・スティーン 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
コックのセシリは、恋人のヨアヒムから指輪を渡されプロポーズされた。彼は大学院生で、調査旅行の為にしばらくフランスの山岳地帯へ行くというのだ。
セシリは、TVで雪崩のニュースを見て心配するも、彼はプロと一緒だから大丈夫だと笑顔で答えるのだった。
そして、彼が出発する日。
セシリの車から降りた瞬間、ヨアヒムは後続車にひかれ路上で血を流し倒れてしまった。引いてしまったマリーは、呆然とする。
マリーの夫で医師のニルスは、妻から事故の事を聞かされ、入院先が自分の勤務する病院だったために、妻から容体を聞いて欲しいと頼まれる。ヨアヒムは、瀕死の状態で予断を許さなかった。
待合室で不安な様子で座っているセシリを見かけたニルスは、何かあったら力になると彼女に告げるのだった。
意識が戻ったものの全身不随になってしまったヨアヒムは、セシリを自分から遠ざけようとする。
その事で寂しさを感じた彼女は、ニルスに連絡を入れるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
何度となく共演している、マッツとの1本。
ニコライは、この作品でベルリン映画祭の新人賞に選ばれたのだそうだ!(*^^)v

マッツが「北欧の至宝」なら、ニコライは「北欧の秘宝」だよねえ~と個人的に思う、今日この頃。(隠しちゃだめでしょう~)
彼は納得の演技力でした。

最初は妻から、悪いので慰めてあげて~と頼またニルス、彼も最初は同情からだったはず。
だけど、
セシリの気持ちも分かるけど、悪く言えば彼はつけ込んだのだけど、結局は、彼もセシリに振り回されてしまった感じになっていた。
年上の男性が、若い女性の移り気に、とでも言うべきか。
そんな感じのニルス=マッツも魅力的でした。

それでは、目的のニコライはと言いますと、事故にあった恋人ヨアヒムでした。
終始ベッドの上。
演技と言っても見せるのは表情とセリフ。それがむちゃくちゃ上手いのだ。
なんたって、セリフが切ない。
「会いたい時に来てくれたらそれでいい。少しずつ、僕も現実を受け入れていくと思うから。」たんたんと決意(?)を言う感じが素敵だったのだ。
言えるまで、いろんな葛藤が彼の中にあったんだろうなあ~。(>_<)
と、思わせる雰囲気が。
まあ、彼の声も好きだからだけど。

マッツともそうですが、彼はこの監督さんの作品にも何度か出演します。
勝手知ってるって感じが好きなのかな?(~_~;)


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