The King's Speech 2010年 イギリス・オーストラリア作品
監督 トム・フーバー
出演 コリン・フォース ジェフリー・ラッシュ ヘレナ・ボナム=カーター ガイ・ピア-ズ マイケル・ガンボ デレク・ジャコビ ティモシー・スポール
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1925年。
世界人口の4分の1を統括するジョージ5世は、大英帝国博覧会の閉会スピーチを次男のヨーク公に依頼した。
1934年、ロンドン。
ヨーク公の妻エリザベスは、言語障害専門の人物、ライオネル・ローグを訪ねる。患者を見に来て欲しいと頼む彼女に対して、ライオネルは、本人がこちらに来なければ治療は出来ないとし、来るように促した。
そして、ヨーク公がやって来た。
彼は、敬意をはらい、ライオネルをドクターと呼ぶが、ライオネルは自分の事は名前で呼ぶようにと指示し、自分もヨーク公を名前で呼んでいいかと言い出す。それを聞いたヨーク公は激怒し、さらに、自分自身の声を録音すると耐えきれなくなり出て行ってしまう。
しかし、ふとした事で自分の声を聞いたヨーク公は、彼の治療を受ける事にした。
やがて、父親のジョージ5世が亡くなり、王位を受け継ぐことになったヨーク公は、群衆の前に話さなくてはならなくなる。
そんな時、ライオネルの本当の事がわかるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、時折見たくなる英国作品を見ていたら、なんだかんだと、見る機会が多かった、コリン・フォースの出演作品を紹介しようと思う。
いつもの毒舌で悪いが、基本的に、彼は苦手なので、妙な感想になったら、ご勘弁を。
さて、これは言わずと知れたヒット作品。
メジャーを観賞するのは、珍しいが、ご多分に漏れず、ある程度ミーハーな自分なので、観賞してみた。
ついでに、久々にイギリス英語を聞きたかったから。アメリカ英語にない、あの英国英語のリズムが大好きなのだ。
スタッカートが入ったというか、単調なリズムというか。
なんか好きなのだ。
ふと、この作品を見ながら、基本的な話は違うが、似ているなあ~と思ったのは、
ドイツ作品の「我が教え子ヒトラー」だった。
身分が上だろうが何だろうが、自分の教え方を貫くという点は同じだと思うよ。
我が国の歴史にもうといのに、ましてや、英国の皇室。
まったく彼の事は知らなかった。
さらに、同じ名前の何世なんて言われれば言われる度に、もっと分からなくなる始末。(^◇^;)
今のエリザベス女王のお父さんと言われても、へえ~程度。本当、申し訳ない。しかし、凄いな~とは思った。
それにしても、自由だなあ英国王室。
日本も美智子様をお迎えしてから、親しみやすくなったとはいえ、兄ちゃんは、いきなりアメリカ人でそれも離婚歴があるご婦人を妻に迎えちゃうんだもの!!
そりゃ~王位も剥奪されるけど、そんなにいい女だったか?(毒舌)
ついでに、どうしても兄ちゃんには見えなかったんだよねえ、久々のガイさんは。(^◇^;)
オチは、治療を始めた時にそうかもなあ~とは思った。
しかし、
本当に良い方に出会ってよかったよねえ。感動しちゃったもん。
苦手なヘレナ嬢もコリン氏もこの役柄は好きだ。上手いわ~。
そうそう、
ライオネルを演じた、ジェフリー・ラッシュ主演の「鑑定士と顔のない依頼人」が先日やっとDVDになったんだった~。
そろそろ借りて観賞しようかな。