
The Spy Who Loved Me 1977年 イギリス作品
監督 ルイス・ギルバート
主演 ロジャー・ムーアー バーバラ・バック リチャード・キール クルト・ユルゲンス
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
英国の原潜「レンジャー」とソ連の原潜「ポチョムキン」が行方不明になった。
ボンドは、オーストリアの任務を終え休暇を楽しんでいる所へMに呼び出される。原潜の行方を追うように依頼されたのだ。
ボンドは一路、エジプトのカイロへと向かった。
一方、恋人をボンドに殺されたソ連の女性スパイ、アニカも原潜を追ってカイロに来ていた。
ボンドはアニカと出会い、潜水艦を追跡できるシステムの設計図を写したマイクロフィルムを手に入れた。その際、そのフィルムを持ち出した男は、ある人物が送り込んだ殺し屋ジョーンズに殺されてしまった。
ボンドもアニカとともにジョーンズに狙われるが、その場をなんとか回避。二人は目的が同じことを知り、そのまま協力することに。
そして、疑わしき人物ストロングバーに近づくのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
オープニングの雪山での追跡シーンは、幼い時に見た覚えがあった。
名場面集だったのか、兄が見ていたTV放映の映画を一緒に見たのかそこまでは覚えていないが、崖からの大ジャンプは、すっごく印象に残っていた。
あれって、実際にその道のプロが行っていたとのこと。
素晴らしいよ。パラシュートの柄が英国国旗ってのも粋だよなあ。
以前からだったけども、
この時から確実にタラシ路線のボンド。
なんたって、あのオチですよ。
呆れたのは、言うまでもない。
ついでに、
ロジャー氏のアクションはキレがイマイチで・・・。(--;)
そうそう、
あの車が~のシーンも覚えていた。
あれは画期的だったなあ。未だに作られないけども、実際には無理な話だったかな?(というか、実生活にはそんな場面ないよね)
その車で海岸に上がる場面で、なんでこの人が~と思ったら、前回までの警官のオチと同様の役目だったらしい。
だから、細かいギャグはいらないって。( ̄。 ̄;)
殺し屋ジョーンズも、覚えていた。
というか、
あの悪役さん有名なのでは?
あの銀歯(?)は気持ち悪かったそうで、ニヤリと笑う場面が一番苦労したそうです。
演じている俳優さんもインタビューを見る限りすっごく温和そうな人。
1度だけではちょっともったいないキャラという印象だった。
あのストロングバーの海底基地は、むっちゃSFぽかった。
まあ、選ばれたうんぬんの理由は、時代がどんなに流れても出てくる人間の欲望だと実感。
いろんな人がいるから、世の中面白いのだが、その気持ちも分からない訳ではないんだよねえ。σ(^◇^;)
そうそう、さっきも言った、ロジャー氏のアクション。
長テーブルの場面で確信してしまったのだ。
必死というのは伝わってきたが、必死すぎてスマートじゃない。
ボンドたるもの、あの位は余裕でかっこよく避けないとね。(^_-)