マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」

2017-10-05 07:51:50 | 2000~2010年代 映画

Parkland  2013年 アメリカ作品



監督 ピーター・ランデズマン
原作 ヴィンセント・ブリオシ
出演 ジェームズ・バッジ・デール ザック・エフロン ビリー・ボブ・ソーントン コリン・ハンクス ポール・ジアマッティ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1963年、11月22日。
第35代合衆国大統領ジョン・F・ケネディは、ジャクリーン夫人とジョンソン副大統領とテキサス州ダラスを訪ねた。ダラス到着後、1時間足らずで彼は暗殺された。
その日から4日間の事実である。
パークランド・メモリアル病院。いつもと変らない日々が始まる。
研修医のチャールズ・“ジム”・カリコは、本日の急患担当として呼び出された。
シークレットサービスのダラス支局長、フォレスト・ソレルズは、エアフォースワンの到着を待ち構えていた。空港は抜かりない警備体制だった。
ライク・レンガ会社では、ラジオから訪問のニュースが流れていた。
FBIダラス支局特別捜査官、ジェームズ・ホスティは、何かあったらシークレットサービスへ連絡をくれと指示し昼食へと出掛けた。
そして、ディリー・プラザ・ダル・テックスビルでは、エイブラハム・ザプルーダーが、8ミリカメラを構え大統領の乗るオープンカーを撮影していた。
そこへ、少し高い場所から3発の銃声が聞こえてくると同時に銃弾に倒れる大統領を撮影してしまった。
その頃、病院では、大統領が運ばれてくるとの連絡を受けるも状況を知らなかった為に気楽に待ち構えていたのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
自分が学生の頃はよく、テレビの特集番組で名場面集なるものが放送され、ドラマや映画の名シーンを見せてくれていたが、よくこの撃たれたシーンも出てきていた。
当時、生中継だったらしく、親と一緒にその番組をみるたびに、当時の心境などを語られ、日本人でさえ忘れられない瞬間なのだから、本国ではそうとうショックだったのではと思っていたのだ。
自分も、幼心にそのシーンは覚えている。

頭を打たれた大統領の側にいた夫人が、彼の飛び散った脳をかき集める・・・。

映画の中では、その後、それを抱えたままの夫人が病院へ到着するシーンがある。混乱しているとはいえ、差し出された医師もどうしたものかと思っただろうに・・・。

4日間の混乱が本当にリアルタイムで分かる演出になっている

シークレットサービスもFBIも副大統領も、そして噂されてる犯人リー・ハーヴェイ・オズワルドも。
ネタバレになってしまうが、彼の兄弟は認めるも母親は認めていない。そこがちょっと腹立つけども、真相は未だに闇なんだよなあ。

日本の3億円事件と同じく、もしかしたら~の展開が多いらしい。
初動捜査というかが手薄だったというか、結果論であいつだったんじゃないかって感じで。

そうそう、原題のパークランドとは、病院名。
実は、大統領と犯人が運ばれた病院。皮肉だね、運命のイタズラというべきか。

それでは、遅くなりましたが、
エフロン君はと言いますと。最初に大統領を治療する研修医のジムだった。
 
混乱ぶりも一生懸命がんばってる姿もよかったな。
だけど、気の毒というか運が悪くというか・・・。
あの状況では、当時の名医がその場に偶然いたとしても助からなかったと思う。今でいう脳死状態で運ばれてきたんじゃないかな。

さて、ここまで硬い映画が続くと飽きるが、その飽きる寸前に彼はコメディに出演してくれた。
それも、自身のイメージを上手くコメディにした感じで・・・。(^◇^;)

それは、明日に。

コメント
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