マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「ドクター・フー」 第53話

2013-11-02 21:49:42 | イギリス映画&ドラマ

イギリス・BBC製作ドラマ 2008年にイギリスで放送された作品。

原題「Doctor Who」


第53話「運命の左折」 (Season 4-11) 原題「Turn Left(直訳:左へ曲がれ)」(2008年6月21日放送)


演出 Graeme Harper 脚本 Russell T. Davies

出演 デイビット・テナント(ドクター) キャサリン・テイト(ドナ) 
ゲスト ビリー・パイパー(ローズ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)

中国系の惑星シャン・シェンを訪れたドクターとドナ。ドナは占い師に誘われるまま中へ入る。
そして、背中に何かを感じたと思った瞬間、占い師から、あの時は、右へ曲がりなさいと言われるのだった。
場所は、ロンドンにあるドナの実家近く。
自分の車に母親を乗せ、右か左かの岐路にいる彼女は、派遣の仕事をしているが、母親がもっと給料のよい秘書という仕事があると持ちかけられていた。
そして、右へと曲がってしまう。
その年のクリスマスイブ。上空に蜘蛛の巣のような物体が現れ、軍の攻撃に見とれていると、ある人物の遺体が発見されたとの話が聞こえて来る。
その人物の名はドクター。
その直後、ドナはドクターと知り合いだったという金髪の若い女性に出会うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
前回まったくドナが出演してないと思ったら、この回が出ずっぱりだったからか~と納得。
という事で、
今回は、ドクターそっちのけで、ドナの世界が展開される。

懐かしい彼女とあの言葉も返ってくるのだ。それは後ほどじっくりと。

何だ?あの背中に付いてた巨大な虫は?クワガタ?カブトムシ?どっちにしろ気持ち悪い。
重たくなかったのかな?ドナ。( ̄。 ̄;) 
とはいえ、蜘蛛じゃなくってよかった~。(蜘蛛は大の苦手)

一つの選択肢を変えただけで人生が変わるというのは、タイムトラベルものには定番の物語で、揺るぎない仮説。
だけど、いつも思うがそれって誰が決めたのさ!
迷路の様に一つを変えたと思ってもまた同じ道に帰るってこともあり得るんじゃないの?
とひねくれた根性の自分は思ってしまうのだ。
それでいて、運命という言葉が出てきたりする。
運命だったら、決まっているんだから、道を少し外しても遠回りしてるだけで、行き着く所は同じじゃないのか?
と、どうしても、過去を変えたら~の展開に疑問がわいて仕様がないのだ。
まあ、飽きが来ているというのが本音だが。
誰か違う仮設作らないかな?

いや~懐かしいけどお変わりないような、大人になったような感じのローズ。
彼女の出演していたシリーズはすべて吹き替えで見てたから、こんな声の持ち主だったんだ~と新鮮だった。

そして、9代目の時にも登場した言葉「バット・ウルフ」。
9代目との別れのシーンが思い浮かぶのは、9代目のファンだけだろうなあ。

次回は、全員集合!!
あの方も、あの方も来るらしいよ。

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「ドクター・フー」 第52話

2013-11-02 19:00:28 | イギリス映画&ドラマ

イギリス・BBC製作ドラマ 2008年にイギリスで放送された作品。

原題「Doctor Who」


第52話「ミッドナイト」 (Season 4-10)原題「「Midnight(直訳:真夜中)」(2008年6月14日放送)


演出 Alice Troughton 脚本 Russell T. Davies

出演 デイビット・テナント(ドクター) キャサリン・テイト(ドナ) 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)

ドナは高級ホテルのプールでくつろいでいた。そこへ、電話が入る。ドクターからの誘いだ。
彼はこのダイヤの星ミッドナイトにあるサファイヤの滝を見に行こうというのだ。しかし、ドナはここから動く気はない。
ドクターは仕方なく、バスツアーへ一人で参加することに。
他の乗客も乗り込み、4時間の旅が始まった。すると、突然バスは止まり、外からノックのような音が聞こえてきた。
何故か乗客の女性一人がおびえ初め、機内の停電後、様子が一気におかしくなり、すべての人の言葉を真似だしたのだ。
彼女の中に何かが入ったのは明らかだった。
いったい何が入ったというのだろうか。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
もしここにドナが居たら状況は、すっごく変わっていたのかもしれない。
しかし、ドクターだけだと誤解が生じる。
というか、人類のいやらしい面が全面に出された回のように思えた。

やはり、イギリス。シュールだなあ~。( ̄。 ̄;)

その場の異物を発見し、自分達と違うと感じたものを排除しようとする、人々。
ドクターではないが、それは人類がどんな生物なのか、観察しているだけかも知れないのにだ。

そんな状況で、ドクターが宇宙人だと名乗ったら?
彼自身の身が危険になる。
なぜなら、恐怖が人を殺人者にするからだ。
自分の命が危ないと勝手に思い込んで。だが、果たして本当に自分の命が危険なのだろうか?

冷静さをなくすというのは、そら恐ろしいものだと、つくづく見ていて思い知らされた。
だから、パニックは恐ろしいのだと今までに以上に感じた。

恐怖や不安は、人を怪物に変えるのだと、ものすごく訴えているようだった。

気をつけようと肝に銘じた。


助かった時、「私はあなたが正しいと思っていた。」という乗客の一人が言った。
それも、人類の嫌な所。
集団の中にそれも中心的にいたのに、自分は正しかったのだと言い張り言い訳をする。

まだ、何も言わず、自分の罪を認め、意識している人の方が許せるよ。
言い訳する人って自分自身を守り通している人だと思う。
自分の罪意識を他人に押しつける事により、自分を守っている。

人は自分自身が一番かわいいと思っているのはわかりきっていることだけど、こういう人間はご勘弁願いたいものだ。
自分を守る代わりに、他人を傷つけているなんて、分からない人種なのだから。

あ~むかつく回だった。

次回は、再び彼女が登場するらしい。
このまま最後まで一気に行くぞ!

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