The League of Extraordinary Gentlemen (リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い) 2003年 アメリカ・ドイツ作品
監督 スティーブン・ノリソン
制作 ショーン・コネリー
出演 ショーン・コネリー シェーン・ウェスト スチュアート・タウンゼント ペーター・ウィルソン ジェイソン・フレミング リチャード・クロスバーグ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1899年。ヨーロッパの列強は戦争の危機を迎えていた。古い時代は終わり、新しい時代へ変貌しつつあった。
イングランド銀行が襲われ、ファントムと名乗る人物が、古い海上都市の設計図を盗んで行った。そして、ベルリンでは、トレバー博士を連れ去っていた。
アフリカのケニアに、英国政府の人間がある人物を訪ねに来る。
その人物とは、アラン・クォーターメン。だが、彼も襲われ、なんとかその場はしのげた。
イギリスに来たクォーターメンは「M」という人物から、ファントムの事を聞かされる。戦争を起こそうとしている奴を止められるのは、クォーターメンとその仲間しかいないと。
ネモ船長の潜水艦に乗り込み、ヴァンパイヤのミナ、透明人間のロドニー、不死身の男、ドリアン、そして、アメリカ情報部員のトムを迎え、クォーターメンにしか従わないあと一人の仲間を迎えに出港していくのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
この映画の存在は、日本公開当初から知っていた。だが、企画倒れの要素が大いにあると聞いていて、観賞するのをず~と遠ざかっていたのだ。
今回、シェーンを追いかけるのに、手っ取り早くこの田舎で見られるメジャーな作品はと思い借りて来た。(田舎の某レンタル店は、ハリウッドのメジャー作品しか置いてないので)
見終わって、まあ、噂どおりだと実感。
オチはビックリしたけど、キャラがすべて中途半端に思えてならなかった。
依頼主が「M」と出てきた時は、コネリーまんまボンドでよかったんじゃないの?とも思えてしまったしね。
個人的に、いまいちなじみの薄い印象があるそれぞれのヒーロー達。
クォーターメンは、スウェイジが演じた役柄だったので、なんとなく覚えてはいたが、船長と不死身の男はまったく分からなかった。
さらに、名前だけは知っている、トム・ソーヤ。彼ってヒーローか?
きっとそれぞれの本を読んでいれば楽しさは倍増だったのかなとも思えたが。
それでは、
目的のシェーンはと言いますと。トム・ソーヤが彼でした。
出てきた瞬間、「誰?」の目の疑り具合。(爆)
金髪・長髪・パーマネントかかった髪は、まったく想像も出来なかったので、いや~やけにステレオタイプのアメリカ人だなあ~と思ったのでした。
2丁拳銃も格好良かったし、ライフルの狙いを定める眼差しも、車の運転も良かったんですけども。
出番も多く、クォーターメンに息子の代わりみたいに可愛がられる感じも可愛いなあ~とも思えたが、以外とナンパ野郎で面白かったのだけども。
新たな彼の魅力を見られたのはいいが、如何にせん、もうちょっとなんとかしてくれと思ったのだ。
フレミングさんもリチャードさんもいいとこ取りで久々に良い感じだったんだけどなあ。
これで、映画界から遠ざかってしまったらしい、コネリー。
ラストは世代交代の意味を含めていたのかも?(-_-;)