原題「Navy NCIS: Naval Criminal Investigative Service」
2004年に放送された作品
第10話「逃亡者トニー」 (シーズン2 第9話)
Season2 Episode10「Chained(直訳=鎖でつながれます)」(2004.12.14放送)
*アメリカでの放送順と日本の放送順が違いますが、アメリカの放送順で掲載いたします。
出演
マーク・ハーモン(リロイ・ジェスロ・ギブス 特別捜査官 現場対応チーム主任)
マイケル・ウェザリー(アンソニー・ディノッゾ 特別捜査官 現場対応チーム上級捜査官)
ショーン・マーレイ(ティモシー・マクギー 特別捜査官 現場対応チーム下級捜査官)
サーシャ・アレクサンダー(ケイトリン・“ケイト”・トッド 特別捜査官)
デビッド・マッカラム(ドナルド・“ダッキー”・マラード 検視官主任)
ポリー・ペレット(アビゲイル・“アビー”・シュート 科学捜査分析官)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
囚人を護送する車の運転手が発作を起こした。急停車した瞬間、警備の警察官の首を絞め、逃走を図る二人の囚人。その一人は、NCIS特別捜査官、アンソニー・ディノッゾだった。
ギブスは、イラク基地から盗み出された貴重な美術品を売却されないうちに取り戻そうと潜入捜査に踏み切った。逮捕されたジェフリー・ホワイトをワザと逃がし、その場所を突き止めようとする作戦だ。
その為にディノッゾは囚人になりすまし、彼と一緒に行動するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ラストはちょっと切ない感じになっていた今回の物語。
いや~、ディノッゾファンには必見の1作品だったぞ。
邦題よろしく、主役のディノッゾ。
まさしく、最初の風貌はあの映画「逃亡者」そのものだった。
髪形までだもの。そこはまねして欲しくなかったけども。(^◇^;)
それでは、ギブス。
ケイトに「私は心配ですが、ボスは?」の質問に「任務が遂行されるか心配」と答えるクールさ。
それはいつもの事だが、ある死体を見た時の動揺は見逃さなかったぞ。
そして「部下は死なせた覚えはない」という一言がかっこよくもあり、後々を知っている自分としては切なくも感じたのだった。
それでは、むっちゃかっこよかったディノッゾはと言いますと。
くっそ~ディノッゾが話している映画をまだ見てなかった~と思い出した、ich。
(思い出す基準が違う?)
それを見ていればもっと彼の会話が楽しかったかも?
それにしても、人の気持ちを捕まえるのが上手い彼。
励ましながら、貶しながら、相手から信頼を得るなんて、友人の少ない自分からは尊敬ものだったぞ。
ウェザリーって、改めて見ると(犯人役の人が小柄という事もあるだろうが)背が高くてがっしりしてて、むっちゃ素敵だよなあ。
もうちょっと、アクションのキレがいいと最高にいいのだけど。(贅沢?)
あのお茶目な笑顔が最高に好きなのだが、お茶目なディノッゾはちょい封印だった。
あんな悲しげな感じの演技をするウェザリーって「ダーク・エンジェル」以来だなあなんて思ってしまったのだ。
ふと、酒を飲みながらゴミ箱にやつあたりするローガンを思い出しちゃったぜ。
(気になる方は、「ダーク・エンジェル シーズン2」第17話「ハローグッバイ」を鑑賞してみてくれ。)
ラスト、
きっと彼はディノッゾだったから、渡したのだと思う。
彼だったら悔いはないと思ったにちがいない。
うな垂れているディノッゾの姿がかっこよくもあり、切なくもありで、じ~んときちゃったよ。(>_<)